純正ホイールに収まる超高性能キャリパーという選択肢
86/BRZレース指定の16インチにも対応するスペック
「純正ホイールのままビッグキャリパー化したい86&BRZ乗りは必見!」サイズによっては16インチもイケる
グレードにより、キャリパーのピストン径やローターサイズが異なる86/BRZの純正ブレーキ。ブレンボキャリパー搭載モデルが存在するとはいえ、大半のグレードは前後共に片持ちキャリパーと、スポーツカーとしては物足りなさがあるのは否めない。
そこで検討したいのが、ブレーキシステムのステップアップだ。プロジェクト・ミューでは、フロント用として4種類、リヤ用として2種類と計6タイプのキャリパーを用意。ユーザーが目的や予算に応じて最適なサイズを選べるように、盤石の態勢を整える。
デモカーがフロントに装備しているのは、17インチの純正ホイール(7Jオフセット+48)とのマッチングを前提に設計されたFS4Mキャリパーキット(25万8000円)。ホイールのインナーリム形状やアライメント次第では、社外の16インチでも収まるサイズ設計だ。
具体的には、純正17インチホイール仕様なら、前期型は15mm、後期型は20mmのスペーサーを入れるだけで対応可能。今回は16インチのTWS T66-F(7J×16+48)と組み合わせていたが、キャリパーとの干渉は無かった。
キャリパー本体は鍛造アルミを採用した対向4ピストンで、パッドへかかる力を全体へ均等に分散。標準で付属するパッドは同社のNS-Cだ。
ブレーキラインはリニアなペダルタッチを実現するテフロン製。その他、専用パッドや315mmローター、ブラケットなど必要なものを全て同梱し、20万円台というお手頃プライスを実現した。
なお、フロントに合わせてリヤも強化したいユーザーには対向2ピストンの通称“FS2A”鍛造キャリパーキット(23万9000円)が用意されている。こちらも後期純正ホイールに5mmスペーサーで干渉せずに装着可能だ。
「ビッグキャリパー化に着手するとなると、それが収まる大径ホイールまで用意しなければならないのが一般的。それゆえ導入費用もかさみがちでしたが、このキャリパーならコストを抑えられます。冬場はスタッドレスタイヤに履き替えなくてはならない積雪地帯のユーザーさんにもお勧めですよ」とは、プロジェクト・ミューの森さん。
サーキットで求められる制動力と安定したペダルタッチはもちろん、ホイールの隙間から覗く鮮やかなプロミューカラーの無骨なキャリパーはドレスアップ効果も抜群に高い。
様々な理由でキャリパー交換を目論む86&BRZユーザーにとって、このキャリパーキットは最適解と言えのかもしれない。
●取材協力:プロジェクト・ミュー フリーダイヤル:0120-443-688
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みんなのコメント
でもわざわざ純正ホイルのままビックキャリパー化するユーザーの要望が有るのかは謎ですそ^^