■ホンダ「シャトル」が2022年に生産終了? 悲しむユーザーが多数
2021年12月23日、ホンダがステーションワゴン「シャトル」を2022年内に生産終了すると読売新聞が報じました。
同時に「インサイト」「CR-V」の2車種も生産が終了されるようです。
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シャトルは、5ナンバーサイズの比較的コンパクトなステーションワゴンで、2015年に「では、美しい人生を。」というキャッチコピーのもと誕生。
もとは、「フィットシャトル」の後継ですが、「フィット」とは異なる独立した価値観を持たせるために、あえてシャトルと名付けられました。
前身であるフィットシャトルとほぼ同等となる、全長4440mm×全幅1695mm×全高1545mmというサイズ感で、センタータンクレイアウトが活用されたラゲッジスペースの広さが魅力のひとつです。
ラゲッジスペースは、後席を倒してフラットにすると奥行きが約1840mm、クラストップレベルとなる1141リッターもの容量を確保しています。
後席を倒さない場合でも、容量は570リッターもあり、ゴルフバッグが4つも収納可能です。
さらに、地面から荷室開口部までの高さは540mmほどとなっており、重量のある荷物でも積み込みやすいようになっています。
そんなシャトルは、2020年には登録車販売台数のなかで38位にランクインしており、全体を通して見ると決して売れていないモデルというわけではありません。
今回生産終了となった背景には、販売車種の見直し、および電気自動車などの「次世代車の開発」が関係していると報じられています。
ホンダは2040年までに、グローバル市場で販売するモデルをすべてEV、もしくは燃料電池車(FCV)にするとの方針を掲げており、現在、そうした未来を見据えてモデルの精査をおこなっているのだと考えられます。
では、シャトルの生産終了をうけて、ユーザーからはどのような反響が挙げられているのでしょうか。
SNSを見てみると「次はシャトルにしようと思ってたのに…」「廃盤にしないでほしかった」「いいクルマなのになあ」と生産終了を惜しむ声が見られます。
また、報道を見たユーザーの反響についてホンダ販売店は次のように話しています。
「問い合わせが殺到しているという状況ではなく、あくまでも『シャトル終わってしまうんですか?』という確認をされる程度です。
今のところはまだ受注枠があるので、受注数も落ち着いている状況で、激しい駆け込み受注がある様子は見られません」
その一方で、「時代の流れなのかな」「仕方ないことかもしれないね」といった意見もSNS上で見られ、EV化が目まぐるしく進む時代の流れとして柔軟に受け止めているユーザーも多いようです。
さらに、「後々、フィットと統合されるとか?」「シャトルに代わる新型モデルは出ないのかな?」といった予測もあり、前身であるフィットと関連した生まれ変わりや新型の登場を期待する声も見られます。
また、前出のホンダ販売店はシャトルの動向について次のように話しています。
「シャトルは、なかなか代わりになるようなクルマがいないモデルです。
ステーションワゴンで5ナンバーとなると、ホンダではシャトル以外にお客さまに勧めるのは難しいのが実情です。
モデルチェンジが予告されているわけではないので、シャトルを検討されている人は販売終了前に買い求めることをおすすめします」
※ ※ ※
シャトルをはじめとする3車種同時の生産終了報道を受けて、なかには「ホンダの方針がわからない」「何がしたいのかをはっきり示してほしい」といったホンダ自体に対する厳しい意見も見られました。
シャトル、インサイト、CR-Vの生産終了について、ホンダは「公式発表ではないため、回答は出来ません」とし、報道の真相は不明です。
しかし、今回の3車種の生産終了に関する反響は大きいようで、今後何かしらの公式アナウンスがあるかもしれません。
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みんなのコメント
カローラフィールダーもあるけど法人向けなので勿体ない。
需要は一定層あると思うのでせめて後継車を作ってほしいものです。