三菱自動車が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は2023年7月26日、タイ・バンコクで世界初披露された新型「トライトン」をベースに改造したラリーカーで、今年8月にタイ~ラオスで開催されるアジアクロスカントリーラリー(AXCR)に3台体制で参戦し、昨年に続き総合優勝を目指すと発表した。
フルモデルチェンジした新型「トライトン」は基本性能を大幅に向上させている。AXCRの車両規定にしたがって改造したラリーカーは、従来から定評のある耐久信頼性、軽快かつ安定したハンドリング性能、全域で力強くレスポンスのよい動力性能、泥濘路など極悪路での走破性など、昨年のラリーカーを上回るパフォーマンスを実現しているという。
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総監督の増岡浩と開発部門のエンジニアは現地のラリークルーとともに、SUVの走破性とMPVの居住性を兼ね備えたオールラウンドミニバン「デリカD:5」のサポートカーでラリーの全行程に帯同し、競技区間での戦況分析や戦略立案からサービス拠点での技術支援まで行なうことになっている。
新型ラリーカーはタイ仕様のダブルキャブをベースとし、国際自動車連盟のグループT1規定(改造クロスカントリー車両)に沿った改造を実施。今回のラリーカーでは湧き上がる溶岩のエネルギーをモチーフとしたレッドとブラックのカラーリングを採用。
車体は、ロールケージやアンダーガードなどのラリー装備を装着する一方で、カーボン製のボンネット、前後ドア、荷箱を採用するとともに内装部品を大幅に軽量化した結果、従来車よりも一回り大きくなったボディでありながら従来車と同等の車体重量を実現している。
ベース車でのトレッドの拡大に加え、ラリー専用の前後サスペンションや前後LSDを装着し、軽快で安定したドライバーの意のままのハンドリング性能を追求。また、軽量アルミホイールに昨年仕様よりもナロータイプのオフロードタイヤを採用することで、マッドなど悪路での走破性を向上させている。
悪路走行のために前後サスペンションにはツインダンパーを採用し、さらにバンプストッパーを追加したことで、路面からの強烈な衝撃を吸収するなど、堅牢性の高いシャシーをさらに強化している。
新開発の2.4Lディーゼルターボエンジンは、フリクションロスの低減と軽量化を中心としたチューニングを実施。新しいターボチャージャーを搭載したことによって全域で出力向上を実現している。なお、AXCRのスペシャルステージには川を渡るコースもあるため、各部のシーリングの強化やシュノーケル(吸気ダクト)の装着など、ぬかりなく水回りの対策も行なっている。
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