現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新たなステージに立つTEIN[テイン]の第5世代電動減衰力コントローラー『EDFC5』 で乗り味はどう変わるのか?【CarGoodsMagazine】

ここから本文です

新たなステージに立つTEIN[テイン]の第5世代電動減衰力コントローラー『EDFC5』 で乗り味はどう変わるのか?【CarGoodsMagazine】

掲載 1
新たなステージに立つTEIN[テイン]の第5世代電動減衰力コントローラー『EDFC5』 で乗り味はどう変わるのか?【CarGoodsMagazine】

純正サスペンションは、特殊な車種を除いて”無難”なセッティングとなっているのはご存じのとおり。愛車をよりスポーティに、または、より快適にしたいクルマ好きはサスペンションをチューンするわけだ。
“サスチューン”で悩ましいのはそのセッティング。旋回性能を重視すれば乗り心地は硬くなる傾向にあり、逆に快適性を重視すると走りを犠牲にする傾向になりがち。
減衰力調整式ショックアブソーバーは調整次第で、旋回性能と快適性を状況によって変えることができるが、その調整は基本的に手動で行うためにかなり面倒でもあった。

Gや車速に追加して採り入れられる「ジャーク制御」という新境地

バキュームもブローもこれ1台! クルマや庭の掃除など、タフな屋外作業こそケルヒャー製の本格ツール『KWD1』のパワーが物を言う!!【CarGoodsMagazine】

そんな悩みに答えを出してくれたのがTEIN(テイン)の電動減衰力コントローラー『EDFC』だ。
減衰力調整式ショックアブソーバーの段数設定を車内から調整できるようにした『EDFC』は2002年に登場し、気軽に減衰力調整ができる画期的なチューニングパーツとしてヒット。それ以来、時代とともに進化し、2014年に登場した第4世代の『EDFCアクティブプロ』は、加減速G、旋回G、車速感応の3つの減衰力自動調整機能を搭載したハイスペックモデルになる。
そして第4世代からさらに細部を煮詰め、さらに新たな制御を追加したのが新登場の第5世代となる『EDFC5』だ。
最大の特徴は、ジャーク(JERK=躍度)感応自動調整モードを追加した点にある。躍度とは、加減度の変化量のこと。躍度の変化量に応じて減衰力を制御することで、過渡期における旋回荷重のオーバーシュートを抑制し、収束を早めることで、旋回性能の向上と乗り心地の両立を実現している。

TEIN『EDFC5(価格:10万5050円/税込)』
EDFCシリーズの最新モデル。新たにジャーク感応自動調整モードを搭載。旋回性能の向上と乗り心地の両立を図り、ドライバーが求める挙動を自動で作り出す。また、モーターの駆動制御見直しにより作動音は低減し、コントローラー画面の視認性も向上している。走りの性能を高めつつ、快適な乗り心地をも高次元で両立!

学習機能=AIを搭載することで、ユーザーのドライビング状況を学習し最適な調整を自動で行うことができる点も特徴だ。
今までなかった画期的な製品が開発できたのは、テインが長年培ったモータースポーツでの膨大なデータと、芝浦工業大学システム理工学部の渡邊 大教授の研究との産学連携によるもの。
『EDFC5』は、各種の動作モードを好みで簡単に切り替えられる。実際に試乗してみたところ、ジャーク感応自動制御モードが優れた旋回性能と快適な乗り心地を高次元で両立させることができるのを実感した。
従来からの『EDFC』ファンはもちろん、サスチューンに興味を持っている人にもチェックしてもらいたい画期的なアイテムといえそうだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

[新型クラウンエステート]もうすぐ登場か!? 先代は[国産最上級ワゴン]! 新型に期待大のワケ
[新型クラウンエステート]もうすぐ登場か!? 先代は[国産最上級ワゴン]! 新型に期待大のワケ
ベストカーWeb
ニューウェイのマネージメントを務めるジョーダン、フェラーリF1との契約を否定「彼自身が何をしたいかまだ決めていない」
ニューウェイのマネージメントを務めるジョーダン、フェラーリF1との契約を否定「彼自身が何をしたいかまだ決めていない」
AUTOSPORT web
水素エンジン搭載『バーグマン』市販時期は、スズキ脱炭素に向けた“3台”のアプローチ…人とくるまのテクノロジー展 2024
水素エンジン搭載『バーグマン』市販時期は、スズキ脱炭素に向けた“3台”のアプローチ…人とくるまのテクノロジー展 2024
レスポンス
角田裕毅の来季はどうなる? 今のところRBに”満足”も「RBやレッドブルよりも良いオファーがあれば考えてみる」
角田裕毅の来季はどうなる? 今のところRBに”満足”も「RBやレッドブルよりも良いオファーがあれば考えてみる」
motorsport.com 日本版
「NEBURA」は見る角度で色が変化!【Kabuto】の最先端エアロフォルム「F-17」にグラフィックモデル追加!  
「NEBURA」は見る角度で色が変化!【Kabuto】の最先端エアロフォルム「F-17」にグラフィックモデル追加!  
モーサイ
トヨタ、シエンタを一部改良 メーカーオプションが設定グレードに標準化など
トヨタ、シエンタを一部改良 メーカーオプションが設定グレードに標準化など
月刊自家用車WEB
モーガンとピニンファリーナがタッグを組んだオープンスポーツの「ミッドサマー」が初公開
モーガンとピニンファリーナがタッグを組んだオープンスポーツの「ミッドサマー」が初公開
カー・アンド・ドライバー
マッチが水素エンジンで激走!! 久々のレーシングカーで最新技術体感 モリゾウさんとのタイム争いがガチだった
マッチが水素エンジンで激走!! 久々のレーシングカーで最新技術体感 モリゾウさんとのタイム争いがガチだった
ベストカーWeb
日産で一番売れてる「ノート」なぜ派生車がお買い得? 上級仕様でも「オーラ&オーラNISMO」が“割安”といえるワケ
日産で一番売れてる「ノート」なぜ派生車がお買い得? 上級仕様でも「オーラ&オーラNISMO」が“割安”といえるワケ
くるまのニュース
地方路線バスは崖っぷち! 修学旅行のために「高速バス運休」という異常事態、もはや公金投入しかないのか
地方路線バスは崖っぷち! 修学旅行のために「高速バス運休」という異常事態、もはや公金投入しかないのか
Merkmal
走行中でも純正ナビでテレビ視聴! データシステムのTV-KITにレクサス『LBX』の適合が追加
走行中でも純正ナビでテレビ視聴! データシステムのTV-KITにレクサス『LBX』の適合が追加
レスポンス
レクサスが「小さな高級車」実車展示! 究極の自分仕様も登場!? サイズのヒエラルキーを超えた「LBX」 世界観が体験出来る場所とは
レクサスが「小さな高級車」実車展示! 究極の自分仕様も登場!? サイズのヒエラルキーを超えた「LBX」 世界観が体験出来る場所とは
くるまのニュース
クルマに「鳥のフン」が落下! 放置すると「クルマが痛む」原因にも! 落とされやすい「ボディカラー」と手軽な“対処方法”とは
クルマに「鳥のフン」が落下! 放置すると「クルマが痛む」原因にも! 落とされやすい「ボディカラー」と手軽な“対処方法”とは
くるまのニュース
どんなバイクか説明できる? 古いバイクで度々目にする「レストア済み」の意味
どんなバイクか説明できる? 古いバイクで度々目にする「レストア済み」の意味
バイクのニュース
ハースF1を離れた元テクニカルディレクターのレスタ、ガーデニング休暇後はメルセデスに加入へ
ハースF1を離れた元テクニカルディレクターのレスタ、ガーデニング休暇後はメルセデスに加入へ
AUTOSPORT web
ホンダはエンジン開発を復活させるべきだ! 名エンジン3選
ホンダはエンジン開発を復活させるべきだ! 名エンジン3選
ベストカーWeb
OAM2024人気車両コンテストグランプリは「KUHL JAPAN」の「35R-2024EIDTION WIDE BODY」に決定! メイド・イン・大阪です
OAM2024人気車両コンテストグランプリは「KUHL JAPAN」の「35R-2024EIDTION WIDE BODY」に決定! メイド・イン・大阪です
Auto Messe Web
駐車時は「ハンドル真っ直ぐ」が基本じゃないの? 高速でパトカーや作業車両がハンドルを切ったまま路肩に停めるワケ
駐車時は「ハンドル真っ直ぐ」が基本じゃないの? 高速でパトカーや作業車両がハンドルを切ったまま路肩に停めるワケ
WEB CARTOP

みんなのコメント

1件
  • テインって昔は社名の由来を
    ヤバいクスリにハマるくらいにハマる脚
    って意味だって自称してたのに
    いつの間にか全然違う由来に変更してた
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村