ヘリテージを感じるデザイン
日産は、2022年4月25日、新型「フェアレディZ」全グレードの価格を発表した。
【画像】価格明らかに【新型フェアレディZを細部まで見る】 全133枚
「フェアレディZ」は、これまでに世界で180万台以上の販売を誇るスポーツカー。
洗練されたエクステリアは、伝統的な後輪駆動のスポーツカーデザインを踏襲し、ロングノーズ・ショートデッキなど、初代「フェアレディZ(S30型)」をはじめとする歴代「フェアレディZ」へのオマージュを込めたシルエットに仕上げられている。
LEDヘッドランプのデザインは、初代「フェアレディZ(S30型)」を彷彿とさせる2つの半円をイメージしており、新型「フェアレディZ」のアイデンティティと調和。
リアコンビネーションランプは、Z32型を連想させるデザインに最先端の技術を取り入れ、新たに3DシグネチャーLEDを採用し、「フェアレディZ」らしさを表現。
ボディカラーは、モノトーン3色と、新色のセイランブルーとイカズチイエローを含む2トーン6色(いずれもスーパーブラックルーフ)の、合計9色を設定。
インテリアでは、新型のセンタークラスターは、初代「フェアレディZ(S30型)」の3連サブメーターとエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインを現代的な技法で再構築した。
また、インストゥルメントパネル上の3連サブメーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)は、歴代「フェアレディZ」同様の電圧計と走行中ターボの状態を把握できる2つのメーターを配置。ヘリテージを感じさせるデザインとした。
アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)はドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードを用意。
フェアレディZ専用のスポーツモードはスーパーGT500ドライバーの松田次生選手からのアドバイスにより、タコメーターを中央に配置、シフトアップタイミングが分かるシフトアップインジケーターを設定。
レーシングカーと同様、インジケーターはエンジン回転数に応じ緑から黄色、赤と順に点灯。そして、エンジン最大回転数に達しタコメーターの針が1番上になると、シフトアップインジケーターが点滅し、ドライバーは最適なタイミングでシフトアップすることができる。
また、新設計のMTシフトノブは握りやすさと操作性を追求。深いスポークを採用したステアリングホイールは、伝統的な美しさを表現しながら、ドライバーが素早く操作できるようなデザインを施した。
シートは、ニスモの開発で培ったノウハウを活かし、ホールド性とフィット感を向上。
インテリアカラーは、ブラックとレッドの2色を用意した。
パワートレインは、新開発3リッターV6ツインターボエンジン。最高出力405ps、最大トルク48.4kg-mと、出力を大幅に向上させながら、シャープでスムーズなレスポンスを実現。
6速マニュアルは、大トルクのVR30DDTTエンジンに対応するため、クラッチディスクとギアトレインを強化。また、新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更により、ドライバーの意のままのスムーズなシフトチェンジを可能とする。
新開発の9速オートマティックは、幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現。
グレードごとの価格は?
6MTモデル
ノーマル:524万1500円
バージョンS:606万3200円
バージョンST:646万2500円
プロト・スペック:696万6300円
9MT-ATxモデル
ノーマル:524万1500円
バージョンT:568万7000円
バージョンST:646万2500円
プロト・スペック:696万6300円
新型「フェアレディZ」は、2022年1月に開催された東京オートサロン2022で発表された240台限定の特別仕様車「プロト・スペック」とあわせて本年夏に発売する予定という。
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