世界統一の名称「ヒョンデ」に変更された
日本でこれまで「ヒュンダイ」と表記されてきた、韓国の現代自動車。
【500ps超え】スーパーカー並のスペックを持つ超荒削りな中華SUVに乗った
2020年にワールドワイドで、韓国語の発音である「ヒョンデ」に統一されることになった。
これは自動車事業のみならず、多角的な経営を行うヒョンデグループ全体として、次世代事業に対する社内外に意思統一を図る狙いがあると思われる。
さて、日本でのヒョンデといえば、2001年から2010年にかけて全国に販売店を展開していた。2000年代といえば、BRICsと呼ばれるブラジル・ロシア・インド・中国など経済新興国が経済面で一気に成長した時期である。このトレンドに、ヒョンデはいち早く乗ることに成功し、各地で日系メーカーを脅かすような存在になった。
また、アメリカでもヒョンデは徐々にシェア拡大を狙う中で、2000年代後半以降には積極的なSUVシフトを行いながら、技術やデザインの部門で多方面からの新しい人材を導入し、量産車のクオリティが一気に上がっていった。
当時、筆者はヒョンデと、ヒョンデ傘下の起亜(キア)の量産化について、乗り心地、ハンドリング、動力性能がモデルチェンジ毎に大きく向上していく様をアメリカ各地で体感した。
そうした海外での技術的なフィードバックを日本市場にも盛り込もうとするも、日本における輸入車市場でヒョンデの立ち位置が確立しないまま、いわゆるリーマンショックに直面してしまい、結果的に日本市場からの撤退を余儀なくされた。
日本再上陸のカギは燃料電池車にあり!
2020年代後半になり、ヒョンデの日本再上陸が囁かれるようになった。
カギとなるのが、FCV(燃料電池車)の「NEXO(ネッソ)」だ。
筆者は、ヒョンデの燃料電池車の開発について韓国現地で詳しく取材したことがある。
場所は、韓国南部の光州市で、当時のパククネ政権は水素関連の事業開発を国家戦略として位置付け、政府予算による水素開発拠点を光州市の周辺に構えた。同市はKIAの主要生産工場がある韓国では中規模な都市だ。
市内にはヒョンデで韓国政府が連携して建設した次世代技術開発拠点があり、そこで燃料電池車の研究も行っていた。光州市は公用車としてヒョンデ製のFCVを導入していた。
その後、ヒョンデはCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリングなど新サービス・電動化)に対応するため、IONIQブランドを発表しており、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EV、そしてFCVと電動車フルラインアップ体制を敷く。
筆者はこれまで、ヒョンデの地元韓国ではソウルモーターショー、そのほか世界各地のモーターショーでIONIQを取材し、ヒョンデ開発者と意見交換してきたが、そのたびに彼らはFCVに対する自社技術力の高さを強調していた。
カーボンニュートラルに世界的な注目が集まる中、ヒョンデが今後、日本でどのような事業活動を行うのか、日系自動車メーカー各社が注目している。
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