■ホンダが中国で展開する「e:NS2」がカッコイイ!
2024年6月6日、ホンダと中国東風汽車の合弁会社「東風ホンダ」は4月に行われた「北京モーターショー」で初公開した新型のクロスオーバーEV「e:NS2(イーエヌエスツー)」の生産を開始したと発表しました。
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ホンダは中国で、EV専門のサブブランド「e:N」シリーズを展開しています。
第1弾は、コンパクトSUV「e:NS1(東風ホンダ)/e:NP1(広汽ホンダ)」で、2022年に登場しました。
そして第2弾として東風ホンダから発表されたのが新型e:NS2です。
ちなみにホンダのもうひとつの中国現地法人である広汽ホンダからは、兄弟車となる「e:NP2」が登場しています。
e:NS2は、SUVの機能とセダンの快適性を両立した「新ジャンルのEV」を目指し開発されました。
ボディサイズは全長4788mm×全幅1838mm×全高1570mm、ホイールベースが2735mmで、トヨタのクーペSUV「ハリアー」と同じくらいのサイズ感です。
パワートレインは、e:Nシリーズ専用の「e:N Architecture F(イーエヌ アーキテクチャー エフ)」をベースに開発。大容量バッテリーを採用し性能向上を図り、航続距離は545km(中国CLTCモード)を実現しています。
スタイリングは、SUVのユーティリティとセダンの流麗さを両立させたという未来感あるもの。
内装は水平基調のスッキリしたデザインで、12.8インチの大型センターディスプレイが先進的です。
また、スマートフォンのアプリから好みの香りを選択し、その香りを車内へと拡散させるアロマシステムをホンダ車として初めて採用したといいます。
※ ※ ※
東風ホンダの工場で6月5日に行われたオフライン記念式典では、同社関係者や工場スタッフなどが一堂に会し、生産開始を祝いました。
式典で東風ホンダの酒井 副本部長は、量産化に向け尽力した関係者に向け感謝を述べるとともに、次のように話します。
「東風ホンダの電動化戦略にとって、e:NS2は重要なモデルです。
今後もお客様に満足いただける、より高品質でコストパフォーマンスの高い製品作りに全員で努力していきます」
なおホンダでは今後、中国において2027年までに10車種のホンダブランドEVの発売を予定しているといい、その後2035年までにEVの販売比率100%達成を目指すとしています。
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