エレガントでモダンなインテリア
ルノーの新型SUV「オーストラル(Austral)」が、3月8日に発表される。そのインテリアの画像が一部公開された。
【画像】次期ルノー・オーストラル【試作車をライバルSUVと写真で比較】 全97枚
オーストラルのプロトタイプはすでに公開されているが、インテリアが公開されたのは今回が初めて。ルノーが「エレガントでモダンな繭」と表現する、上質な素材を特徴としている。
画像の1つは、マットでソフトな仕上げのダッシュボードが映し出されている。ルノーによると、クロームメッキのトリムに加え、随所にウッドが使用されているとのことだ。
別の1枚では、フロントとリアのドアパネルにクロームパーツが施されているのが確認できる。3枚目の画像では、前後にスライドさせることができる「スマート・ハンドレスト」が紹介されている。
ルノーのカラー&トリム担当のフランソワ・ファリオンは、「新型ルノー・オーストラルの品質レベルを達成するため、上級モデルに見られるウッド仕上げのように、素材の選択と仕上がりに関して一切の妥協を許しませんでした」と述べている。
人気SUVの後継 新デザイン言語採用
オーストラルは、現行のCセグメント車であるカジャーの後継モデルとなるSUVだ。2015年から販売され、2019年にフェイスリフトを受けたカジャーは、依然として欧州市場におけるベストセラーSUVの1つとなっている。
ルノーによると、後継モデルの車名に「南から来る」という意味を持つオーストラルを選んだのは、「南国の活気と熱気、自然の静けさと喜び、そして広大な空間が無限の可能性を感じさせる」ためだという。
これまでに確認されているオーストラルのプロトタイプやティーザー画像からは、「エレガントで筋肉質」なスタイリングが垣間見える。わかりやすいのは、スリムなLEDヘッドライト、コンケーブ状のグリルデザイン、新形状のエアインテークなど。
ルノーによると、テールライトはブランドエンブレムと一体化しており、ボディには新型メガーヌEテック・エレクトリックに初めて採用されたマイクロオプティック・プレキシガラス技術が使われ、点灯時の模様が特徴的だという。
オーストラルは、現行SUVに共通するスタイリングを改めた、ルノーの新たなブランドデザインを象徴するモデルだ。ルノーのデザイン責任者であるジル・ヴィダルは、次のように語っている。
「オーストラルは、ダイナミックな力強さとエレガントを兼ね備えたデザインに仕上がっています。一目見ただけでそのクオリティがわかります。ボディ表面のギャップを減らし、洗練させることで、上質な感覚を得られるようにしました」
外観だけでなく、インテリアの質感向上、最新技術の搭載、選択肢豊富なパワートレイン設定などが期待される。
今回一部が公開されたインテリアは、ルノー内部における「インテリア革命」に沿って全面的に刷新されたものだ。斬新な配置のタッチスクリーン(最上級モデルでは大型で縦長)を中心に、クラストップの素材品質とクリーンなデザインを追求しているという。アンビエントライトや上質なトリムなど、高級感を演出するための装備も期待できる。
PHEVも設定? 電動化に余念なし
オーストラルに採用されるプラットフォームは、日産キャシュカイにも採用されているCMF-Cプラットフォームの最新版だ。通常のエンジン車に加え、プラグイン・ハイブリッド仕様やマイルド・ハイブリッド仕様も用意されるだろう。
キャシュカイに搭載される「eパワー」は、日産車に限定されるようだ。オーストラルでは、キャプチャーと同じEテック・システムが採用され、1.6Lガソリンエンジンに電気モーターと9.8kWhバッテリーを組み合わせる見込み。最高出力は約160ps、燃費は80km/lとされている。
詳細は3月8日に公開される予定だが、価格は現行のカジャーよりも上昇することが予想される。
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