現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 660ccのダイハツ「小さな高級車」は「軽のセルシオ」!? 全グレードに「ターボエンジン」搭載で超パワフル! めちゃ快適な「超豪華シート」で長時間ドライブも疲れない! 革新的モデル「ソニカ」が凄かった!

ここから本文です

660ccのダイハツ「小さな高級車」は「軽のセルシオ」!? 全グレードに「ターボエンジン」搭載で超パワフル! めちゃ快適な「超豪華シート」で長時間ドライブも疲れない! 革新的モデル「ソニカ」が凄かった!

掲載 31
660ccのダイハツ「小さな高級車」は「軽のセルシオ」!? 全グレードに「ターボエンジン」搭載で超パワフル! めちゃ快適な「超豪華シート」で長時間ドライブも疲れない! 革新的モデル「ソニカ」が凄かった!

■660ccのダイハツ「小さな高級車」は「軽のセルシオ」!?

 かつてダイハツが展開していた軽自動車「ソニカ」。

【画像】超カッコイイ! これがダイハツ「軽のセルシオ !?」です!(13枚)

 同車は、そのユニークなコンセプトと高い質感で、現在でも根強い支持を集める異色のモデルです。

 2006年に発売したソニカは、単なる日常の足としてではなく、「少し遠くまでのドライブを気持ちよく楽しめるクルマ」として開発されました。

 その特徴は、軽自動車でありながら、爽快な走りと上質な快適性を徹底的に追求した点にあります。

 当時のダイハツ車としては珍しく、2輪駆動モデルにも車体前後にスタビライザーを装備し、横揺れを大幅に低減。

 さらにミラー形状の工夫などで風切り音やロードノイズを大幅に抑え、ドライブ中にも静かで快適な車内環境を実現しました。

 また、すべてのグレードに、電子キーを近づけるだけでボタン操作なしに施錠・解錠ができる「キーフリーシステム」を搭載していた点も、発売当時としては画期的な要素です。

 そんなソニカのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1470mmで、ホイールベースは2440mm。

 エクステリアは、左右に8枚の窓ガラスを備える「8ライトウインドウ」デザインによって、伸びやかで美しいフォルムを演出。

 横長のリアコンビランプと相まって、低く長いユニークなボディ形状を強調していました。

 インテリアは、ロングホイールベースの採用とコンパクトなエンジンルームにより、1915mmという長く広い室内長を確保。

 カップルをターゲットに開発された大きなベンチシートは、かつてトヨタが展開していた高級セダン「セルシオ」のシートを参考に開発されたと言われており、ホールド性が高く座り心地の良いシートでした。

 そんな上質さを追求した姿勢も相まって、ソニカは根強いファンから「軽のセルシオ」と語られることもあります。

 パワーユニットには、全グレードで658ccの水冷直列3気筒インタークーラー付きターボエンジンを搭載。

 最高出力64馬力・最大トルク103Nmを発揮し、軽快で余裕のある走りを実現していました。

 このような要素からユーザーの満足度が高かったソニカですが、それにもかかわらず販売面では苦戦しました。

 その理由としては、当時は全高の高い「タント」などのスーパーハイトワゴン型が軽自動車市場の主流となっていた時代背景があります。

 ソニカはダイハツの想定していた販売台数に届かず、残念ながら発売からわずか約3年後の2009年に販売を終了しました。

 しかし販売終了から時を経た現在でも、ソニカのシートの座り心地の良さや走行性能の高さは多くのユーザーの間で語り継がれており、根強い支持が見受けられます。

 高性能なターボエンジンを全グレードに採用し、静粛性や快適性を徹底的に追求したソニカは、口コミで良さが広がるのが遅すぎた、惜しまれる一台だったと言えるでしょう。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

欧州の若手注目株がいよいよ登場! スレイターの素質をトムスも評価……2m級の巨人ウゴチュクはシートポジションに妥協強いられる
欧州の若手注目株がいよいよ登場! スレイターの素質をトムスも評価……2m級の巨人ウゴチュクはシートポジションに妥協強いられる
motorsport.com 日本版
ジョウンド×ニューバランス「990v4 “Mushroom”」は12月12日に先行予約開始──GQ新着スニーカー
ジョウンド×ニューバランス「990v4 “Mushroom”」は12月12日に先行予約開始──GQ新着スニーカー
GQ JAPAN
旧車っぽいレトロ感と最新技術の融合が魅力だよね! ミドルクラスの「ネオレトロ」丸目ネイキッドバイク3選
旧車っぽいレトロ感と最新技術の融合が魅力だよね! ミドルクラスの「ネオレトロ」丸目ネイキッドバイク3選
VAGUE
トヨタ新型「コンパクトSUV」発表! 斬新“ハチの巣”グリル×新たな「実用的インテリア」採用! 初のスポーティグレードもある「最新カローラクロス」ドイツ仕様とは!
トヨタ新型「コンパクトSUV」発表! 斬新“ハチの巣”グリル×新たな「実用的インテリア」採用! 初のスポーティグレードもある「最新カローラクロス」ドイツ仕様とは!
くるまのニュース
オーダー式カーマットのKARO、再生PET100%のフロアマット「グランシリーズ」を発売
オーダー式カーマットのKARO、再生PET100%のフロアマット「グランシリーズ」を発売
レスポンス
ウイリアムズ育成のブラウニングがスーパーフォーミュラ&鈴鹿を初体験「適応力は僕の強み。本当に楽しかった」
ウイリアムズ育成のブラウニングがスーパーフォーミュラ&鈴鹿を初体験「適応力は僕の強み。本当に楽しかった」
AUTOSPORT web
タイタニックの悲劇が現代にも影響! 超厳重に立ち入りが禁止される港湾エリア「SOLAS」とは
タイタニックの悲劇が現代にも影響! 超厳重に立ち入りが禁止される港湾エリア「SOLAS」とは
WEB CARTOP
この組み合わせ、強すぎ! 「#デリカミニ女子」×「#オプカン女子」 最強タッグでコラボ開催!!
この組み合わせ、強すぎ! 「#デリカミニ女子」×「#オプカン女子」 最強タッグでコラボ開催!!
ベストカーWeb
【トーヨータイヤ】ダカールラリーでハイラックス&ランドクルーザー300に「オープンカントリー」を供給
【トーヨータイヤ】ダカールラリーでハイラックス&ランドクルーザー300に「オープンカントリー」を供給
Auto Prove
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア 分解バラバラのフレーム各所の痛みは溶接修理
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア 分解バラバラのフレーム各所の痛みは溶接修理
バイクのニュース
カワサキ新型「Z900RS」3グレードの個性とは? 進化した“人気ナンバーワン・ネイキッド”はスタンダードモデルも魅力的! それぞれ好相性のライダーは?
カワサキ新型「Z900RS」3グレードの個性とは? 進化した“人気ナンバーワン・ネイキッド”はスタンダードモデルも魅力的! それぞれ好相性のライダーは?
VAGUE
福住、ヤマケン、オサリバン、来季は飛躍の1年に? スーパーフォーミュラ合同テストを新天地で走行のドライバーたちが好タイム連発
福住、ヤマケン、オサリバン、来季は飛躍の1年に? スーパーフォーミュラ合同テストを新天地で走行のドライバーたちが好タイム連発
motorsport.com 日本版
青森県地震に対応、EV充電器の利用実績情報を緊急公開…ENECHANGE
青森県地震に対応、EV充電器の利用実績情報を緊急公開…ENECHANGE
レスポンス
新型GR GTは、なぜV8の過給エンジンを採用したのか?
新型GR GTは、なぜV8の過給エンジンを採用したのか?
GQ JAPAN
DELiGHTWORKSがスーパーフォーミュラ初走行完了。大きなトラブルなく終えるも、現状は「かなり厳しい」と松下信治
DELiGHTWORKSがスーパーフォーミュラ初走行完了。大きなトラブルなく終えるも、現状は「かなり厳しい」と松下信治
AUTOSPORT web
RZ34『フェアレディZ』の制動能力とコントロール性をさらに追及、ブリッツから「ビッグキャリパーキットII」が発売
RZ34『フェアレディZ』の制動能力とコントロール性をさらに追及、ブリッツから「ビッグキャリパーキットII」が発売
レスポンス
ルイ・ヴィトンから“日本限定”新作メンズウォレットとカードケースが登場! 普段使いを想定した実用性と上質感を両立したアイテムの数々とは
ルイ・ヴィトンから“日本限定”新作メンズウォレットとカードケースが登場! 普段使いを想定した実用性と上質感を両立したアイテムの数々とは
VAGUE
ホンダ「“4人乗り”軽トラ」に反響殺到!「遊び心がサイコー!」「絶対にヒットする」「ある意味で最強のクルマ」の声も!“公道走行”も可能な「屋根なし×ドアなし」バモスホンダとは!
ホンダ「“4人乗り”軽トラ」に反響殺到!「遊び心がサイコー!」「絶対にヒットする」「ある意味で最強のクルマ」の声も!“公道走行”も可能な「屋根なし×ドアなし」バモスホンダとは!
くるまのニュース

みんなのコメント

31件
  • しびじ
    もう買えない車のニュースなんて発信する意味がない。
    それとありもしない幅2m超えの軽自動車スポーツカーCG
    すぐにでも発表されるというタイトル、
    記事を書くのはAIとしても目も通さないのか。
  • ねこにごはん
    セルシオ開発者が怒り出すぞ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

120 . 8万円 155 . 9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4 . 9万円 89 . 8万円

中古車を検索
ダイハツ ソニカの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

120 . 8万円 155 . 9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4 . 9万円 89 . 8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村