現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 東京都がフォーミュラE開催に向け調査開始へ。他自治体の計画も進行中か?

ここから本文です

東京都がフォーミュラE開催に向け調査開始へ。他自治体の計画も進行中か?

掲載 更新
東京都がフォーミュラE開催に向け調査開始へ。他自治体の計画も進行中か?

 すでに複数の媒体で報じられたように、東京都がフォーミュラEの誘致を検討し始めたようだが、それ以外にもフォーミュラE招致の検討を進めている自治体が複数あるようだ。

 2014年に始まり、現在はシーズン5真っ只中にあるフォーミュラE。今シーズンからは日産が日本のメーカーとして初めて参戦している。

■フォーミュラE、シーズン6韓国・ソウル開催が決定「日本からの誘客を期待できる」

 日本での開催については、常に国内外から待望論があったが、これまで具体化したことはなかった。しかし今回、東京都はフォーミュラE誘致の調査費として、1000万円を2019年度予算案として計上したようだ。

 この動きは東京都環境局が中心になっているようで、小池百合子東京都知事も後押ししていると言われている。

 しかしこれはまだ、東京都がフォーミュラE開催に関する”調査”をこれから始めるということに他ならない。

 motorsport.comの取材によれば、東京以外にも、いくつかの自治体がフォーミュラE開催に向けて既に動いており、中には東京よりも計画が進んでいる自治体もあるとみられる。

 フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは、以前より日本でのレース開催を熱望しており、東京や横浜などと話をしていると語っていたことがある。

「我々は東京や横浜など、いくつかの場所と話をしている。日本でレースを開催するというのは、我々にとっての最優先事項のひとつだ」

 昨年5月のインタビューで、アガグはそう語っていた。

「しかし、日本でレースを行うのは非常に難しいことだ。日本の当局はとても厳しい。しかも、市街地でレースを行うことには慣れていない。市街地コースというのは、フォーミュラEのDNAの一部である」

「日産は横浜に本社を構えている。それによって、開催のチャンスが増えることを期待している。周辺の道路は広い。だからおそらく、それ(横浜での開催)は可能性のひとつだろう」

 残念ながら、現時点でどの自治体がフォーミュラE開催を目指しているのか、その確証は得られなかった。しかし近い将来、日本でもフォーミュラEのレースが開催される日が来るのを、願わずにはいられない。

関連タグ

こんな記事も読まれています

ホンダが“赤い”新型「2ドアクーペ」公開!? “22年ぶり復活”の「プレリュード」なぜ“真紅”に!? 2024年にも登場期待の「デートカー」米に登場
ホンダが“赤い”新型「2ドアクーペ」公開!? “22年ぶり復活”の「プレリュード」なぜ“真紅”に!? 2024年にも登場期待の「デートカー」米に登場
くるまのニュース
レースの楽しさを思い出させてくれた1戦!イギリス選手権のスーパースポーツクラスにスポット参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート
レースの楽しさを思い出させてくれた1戦!イギリス選手権のスーパースポーツクラスにスポット参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート
バイクのニュース
BYD、欧州初のPHEV発表…SUV『シール U』に設定
BYD、欧州初のPHEV発表…SUV『シール U』に設定
レスポンス
信号待ちで運転手が交替するのはNG! ダメと書いてないのに怒られる「うっかり交通違反」に注意せよ!
信号待ちで運転手が交替するのはNG! ダメと書いてないのに怒られる「うっかり交通違反」に注意せよ!
ベストカーWeb
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #07【番外編】|NDロードスター&マツダ デミオ
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #07【番外編】|NDロードスター&マツダ デミオ
くるくら
ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
レスポンス
「新車100万円以下で買える!」 維持費も安くて最高! “運転初心者”にもオススメ「お手頃な国産車」3選
「新車100万円以下で買える!」 維持費も安くて最高! “運転初心者”にもオススメ「お手頃な国産車」3選
くるまのニュース
さよならV10&ハローV8ツインターボ!ランボルギーニ ウラカン後継車は高回転型800馬力V8ツインターボ搭載の野獣!
さよならV10&ハローV8ツインターボ!ランボルギーニ ウラカン後継車は高回転型800馬力V8ツインターボ搭載の野獣!
AutoBild Japan
ポルシェ、963 LMDhの改良版ツインターボV8投入計画を破棄か。マシン耐久性向上により“低振動”エンジンが不要に
ポルシェ、963 LMDhの改良版ツインターボV8投入計画を破棄か。マシン耐久性向上により“低振動”エンジンが不要に
motorsport.com 日本版
大型トラックの100km/hでの衝突を想定したものも! それならガードレールの内側は安全なのか考えてみた
大型トラックの100km/hでの衝突を想定したものも! それならガードレールの内側は安全なのか考えてみた
WEB CARTOP
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】
『フェラーリ550GTSマラネロ(2004年)』国産3大ワークスに果敢に挑んだFRの跳ね馬【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
来季F1復帰もあるか? WEC参戦ミック・シューマッハーをアルピーヌが称賛「チームのために尽くしてくれている」
来季F1復帰もあるか? WEC参戦ミック・シューマッハーをアルピーヌが称賛「チームのために尽くしてくれている」
motorsport.com 日本版
〈人テク展2024横浜〉塗装に代わる3次元加飾フィルム、アイカ工業が自動車の外装向けに提案本格化
〈人テク展2024横浜〉塗装に代わる3次元加飾フィルム、アイカ工業が自動車の外装向けに提案本格化
日刊自動車新聞
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
くるまのニュース
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
モーガンとピニンファリーナのコラボモデル「ミッドサマー」は、2024年夏のグッドウッドで初公開!
Webモーターマガジン
FIA F2、FIA F3が2025年開催カレンダーを発表。開幕は共にメルボルンに
FIA F2、FIA F3が2025年開催カレンダーを発表。開幕は共にメルボルンに
motorsport.com 日本版
陶芸家・福村龍太の個展「人工物の自然美」が東京・蔵前のギャラリー「隙間」で開催。【新着ドライブスポット】
陶芸家・福村龍太の個展「人工物の自然美」が東京・蔵前のギャラリー「隙間」で開催。【新着ドライブスポット】
くるくら
建設中の「上尾道路」を“迂回路”に 東京ー群馬の大幹線“最後の区間”に近接「もう一つの高架橋」計画始動へ
建設中の「上尾道路」を“迂回路”に 東京ー群馬の大幹線“最後の区間”に近接「もう一つの高架橋」計画始動へ
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村