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改良で商品力がアップした「RAV4」。買うなら「G“Zパッケージ”」をオススメしたい理由

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改良で商品力がアップした「RAV4」。買うなら「G“Zパッケージ”」をオススメしたい理由

車両価格は15~25万円アップ
トヨタのミッドサイズSUV「RAV4」が10月4日、一部改良を受けた。トヨタの売れ線SUVでは兄弟車「ハリアー」も先月末に一部改良を受けており、RAV4もほぼ同じタイミングで魅力アップを図った格好だ。そこで今回は改良型RAV4を掘り下げ、ライバルとの比較や おすすめグレードの検証を行なってみた。

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改良でさらに商品力向上! 大人気の中型SUV「RAV4」の推しグレードとは!?

まずは誰もが気になる価格から。改良後のRAV4(特別仕様車は除く)は純ガソリン車が293.8万円~383.6万円、ハイブリッドが353.8万円~430.4万円、そして改良を機に「Z」グレードに整理され独立車種ではなくなったプラグインハイブリッド(PHV)が563.3万円となっている。参考まで従来型は純ガソリンからPHVまで合わせ277.4万円~539.0万円という価格帯だったので、単純計算で今回の改良により15~25万円程の値上げとなった。

値上がりしたぶん装備も充実
もちろん、値上げのぶん、機能も向上しており、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車、および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能を追加するなど「トヨタ セーフティ センス」の機能を拡大。また、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオを採用したほか、デジタルインナーミラーに録画機能も付与されている。

さらに、エントリーグレードを除きメーターがデジタルパネルになったことも大きなニュースだ。とはいえ、これらの改良点だけでなく、原材料費および運送費等の上昇分も値上げ幅には含まれていると見るべきだろう。

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ハリアーよりお買い得感あり
では、RAV4が割高かというとまったくそんなことはない。例えば、兄弟車のハリアーは一部改良によって純ガソリン車312.8万円~453.8万円、ハイブリッド:371.8万円~514.8万円、PHVに至っては620万円という値付けになっており、インフォテイメントシステムのディスプレイがRAV4より大型になるなど装備の充実があるとはいえ、より購入のハードルが高いことは否めない。よって、都会派のルックスのハリアーの方をどうしても手に入れたいのでなければ、RAV4の方がお勧めだ。

アウトランダーPHEVとの違い
また、プラグインハイブリッドのライバル「三菱 アウトランダーPHEV」(トップグレード「P」で約532万円)と比べると、RAV4の方が価格は高いが、燃費(WLTC)は20.5km/L vs 16.2km/L、EV走行レンジ(WLTC)は93km/L vs 83km/LといずれもRAV4が優位であり、シートベンチレーション機能などRAV4にしかない装備もあるから、互角の勝負と言える。なので、後はアウトランダーの特徴である7人乗りの要否やデザインの好みで選べばいい。

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価格重視で考えると純ガソリン車の方がお得
では、改良型RAV4ではどのグレードを買うべきだろう。まず、PHVは「Z」(563.3万円)のモノグレードに変わったので、どうしてもPHVがほしければこれ一択。ただ、HVの最上級車種「G」(430.4万円)より130万円以上高価なため、自宅に充電設備を付けられたとしても積極的にはお勧めしにくい。

また、ハイブリッドと純ガソリン車では60万円超の価格差があり、これを燃費の違い(20.6km/L vs 15.2km/L)で取り返そうとすると、年間1万km走行、レギュラーガソリン150円/Lと仮定して20年以上はかかるから、LEDヘッドライトの機能など若干の装備差もあるが、価格を重視するならば、ここは純ガソリン車を選ぶべき。

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装備の充実度と価格差を考慮するとイチ押しは「G“Zパッケージ”」
次に、装備面ではセリングポイントのデジタルメーターを備える中間グレード「G」(366.6万円)以上がおすすめなので、エントリーグレードしか選べない2WDモデルは候補から外したい。

さらに、「G」の装備に加えパワーリアゲートやデジタルインナーミラー、左右の駆動トルクも制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」まで付いてくる「G“Zパッケージ”」(383.6万円)を選ぶかどうかだが、価格差が17万円にとどまるので、ここは「G“Zパッケージ”」を推したい。なお、ワイルドなルックスの「アドベンチャー」(368.4万円)は装備がややダウングレードされてしまうが、外見に惹かれればそちらもアリだ。

ということで、純ガソリン車の「G“Zパッケージ”」(383.6万円)がイチ押しと相成った。ぜひ購入検討の参考にしてほしい。

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