現地3月14日に行われた2020年WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコの競技3日目。戦いを終えた各ドライバーのコメントは次のとおりだ。
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合16位
WRC:オジエが短縮開催の第3戦メキシコで2020年初優勝。トヨタはシリーズ復帰後メキシコ初制覇
「全体的に、ヒュンダイ・モータースポーツにとって難しい週末だった。残念ながら、本格的な走行初日(競技2日目)に技術的問題が起きたせいで、足を取られてしまい、僕たちは順位を落としてしまった。受け入れるのは難しいが、これもモータースポーツというゲームの一部だ」
「ポジティブな要素は、僕たちが勝利を争えるだけのスピードを発揮していたことだ。昨日のトラブルの後で、戦いに戻りたかった。そして全体的に土曜日(競技3日目)の結果を力強いものにできた」
「チームと協力して、今週末に発生したような問題を避けるために作業することになる。そしてこれまでにないほどに強くなって戻ってくるよ」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合2位
「ヒュンダイ・モータースポーツのために、また総合2位という結果を手にできたことがうれしい。今週末は僕がヒュンダイi20クーペWRCで挑む最初のグラベル(未舗装路)イベントのシリーズ戦だったから、できる限りハードにプッシュしていた」
「今週末は優勝できるだけのパフォーマンスがあった。金曜日に起こしたアクシデントは僕のミスだ。責任はすべて僕にある。そして徐々にタイムと順位を埋め合わせていったんだ」
「いろいろな意味で高いレベルのものを要求されるイベントだった。メンタル面でもとてもタフだったが、さらなる表彰台の記録を残せたのはうれしいことだったね」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2リタイア
ソルドは競技2日目に発生したマシントラブルの影響で競技3日目には出走せず。コメントも発表されていない。
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合1位
「いい週末になった。スタート直後からいいフィーリングが感じられ、金曜日の朝はトップに立つ好機が訪れた。今日はスタート順がよかったから最初から攻めて差を拡げることに成功し、そして、最後までその差をコントロールできた」
「このような状況では、何ともいえない奇妙な勝利だから心から喜ぶ気持ちにはならない。それでも、この週末に素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝している」
「クルマは週末をとおして問題なく、とても信頼性が高く、速かったと思う。それは選手権を戦う上で大きなアドバンテージだといえるよ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/総合4位
「簡単にはいかない週末だったが、いいドライビングができたと思う。今朝は自分の力をフルに発揮して走ったが、出走順の影響もあって奏功しなかった。午後はいくつか小さなミスをし、少し問題も生じたから、順位争いに挑めず少し残念だ」
「それでも、ラリー・メキシコで金曜日の出走順が1番だったにも関わらず、総合4位に入れたのは悪くない結果だと言えるよ。ヤリスWRC全3台が完走したことで、チーム力の高さとクルマの強さが証明されたと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合5位
「全体的に、とても満足しているが、最高の週末とはいえない。いくつかアンラッキーな出来事があったが、攻めた時のペースがよかったのはポジティブな材料だ。初めてWRカーでこのラリーに挑むドライバーにとって、速く走るのは簡単なことではないから、喜ぶべきだろうね」
「今日は、ほぼ1日中路面を掃除しながら走った。順位を守り、路面を掃除しながら走る術を学ぶために堅実な走りに徹したんだ。大きなミスをすることなくラリーを戦い、時々安定して速いペースを示すことができたから、自分にとって、本当にいいシーズン序盤戦になった」
■Mスポーツ・フォードWRT
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2リタイア
ラッピは競技2日目にマシンが全焼するアクシデントがありリタイア。競技3日目には参加しておらず、コメントも発表されていない。
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/総合3位
「今週ここで達成できたことを本当にうれしく思う。この素晴らしい結果をチームに持ち帰ることができたことを誇りに思っている。前戦スウェーデンを終え、旗色が悪く感じられたから、チームボスからペースを上げるよう言われてきた」
「だから、僕はスイッチを切り替えることができ、強いドライバーになることができた。速いペースを取り戻し、上位を争える場所に戻ったんだ」
「今週末はいい走りができたと思うし、安定した走りができたことは重要だった。もちろん総合2位を手にできればよかったけれど、オット(タナク)は速かったし、僕たちはブレーキにトラブルを抱えていたから、走り切るので精一杯だった」
「いずれにせよ、今回はポテンシャルを示すことができたと思う。今後のラリーでどういった結果を手にできるか、楽しみだよ」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/総合9位
「望んでいたような週末ではなかった。ラリーに挑む前は自信があったけれど、実際に走ってみてフィーリングを掴むことができず、ミスを犯しすぎた。ステージのある1kmではいい感触を得られても、次の1kmでは感触が悪くなるという状況で、どんどんとタイムが遅くなっていった」
「でも状況はよくなっていき、今日の午後(競技3日目の午後)は楽しみながら走ることができたよ。今も学ぶべきことが多くあるが、僕たちは上位に上がれるようになるだろう。そのために努力を続けるんだ」
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