■愛車の査定額でがっかりしないためにはどうすべき?
愛車の乗り換えを考えている人は、ついつい新しいクルマの方に意識がいきがちですが、その前に気になるのは現在の愛車がどの程度の価格で売れるかです。
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クルマの購入代金がディーラーマンとの事前交渉で変化するように、下取り(買い取り)査定も、ちょっとした努力でアップする可能性があるといいます。
少しでも愛車の査定額をあげるためには、どういったことをすればよいのでしょうか。
クルマを売却するルートは、主に3つのパターンがありますが、それぞれメリットとデメリットが存在します。
まずは、次に買う予定のディーラー(またはショップ)の下取りに出すパターンです。メリットは、手続きが楽なことが挙げられますが、デメリットとして、愛車の価値を年式、走行距離だけで判断されがちという面があります。
次に、大手買い取り専門店への売却があります。即日売却が可能なことも多く、すぐに現金化ができることは魅力で、手続きもお店任せの場合が多いです。しかし、流行や人気に関係なく査定されることもあり、査定額もそれほど期待できません。
最後に挙げるネットオークションなどの個人売却は、本人の希望額で売却できる可能性があるものの、落札者が現れるまで時間がかかるほか、手続きも自分でする必要があり面倒です。売却後に車両の状態について購入者とモメる可能性もあります。
※ ※ ※
いくつかのカーショップ関係者に話を聞いたところ、一般的に中古車は流行や人気によって値付けが変化しています。つまり需要(欲しがるユーザー)が多いほど値段は高くなり、需要が少ない(人気がない)クルマは値段も低めになりがちです。
そんな数多くの買い取りや販売をしていくなかで、ある特定のジャンルや車種に特化したお店もあるといいます。
例えば、国産スポーツカーの中古車ばかりを販売しているお店には、スポーツカーが欲しい次のオーナー候補の人が買いに来るわけです。
つまり自然とマーケティングができていて、そういったお店では年式や走行距離以上に程度や装備、現在の人気などで値付けされるので、数多くの新車を抱えるディーラーや、業者向けオークションに流すことを前提にした買い取り専門店よりも(車種が合致すれば)高額査定してもらえる可能性が高いといいます。
最近はSUVが人気なのはご存知の通りですが、こと中古車市場ではスポーツカーもいまだに花形選手並みの高待遇で迎えられるケースもあり、MINIやポルシェなどの輸入車や、トヨタ「ランドクルーザー」シリーズ、トヨタ「プリウス」をメインに扱う専門店もあります。
■お金をかけずに査定額をアップさせる方法とは?
売却先を吟味すること以外にも、「お金は使わずにできる範囲で少しでも査定額がアップするコツ」は多いといいます。
あるカーショップの店員に話を聞いたところ、次のように説明します。
「まず、現状を把握しやすいように、きちんと洗車した方がよいです。汚れたクルマはそれだけで見た目の印象も悪くなりますし、内装も余計な装飾品を外し掃除機はかけておくとよいでしょう。ただし、ボディコーティングまでは必要ありません。
次に、社外品のパーツを外して、できる限り純正に戻しましょう。たいていのお店は、カスタムでかかった費用分をプラス査定にしてはくれません。
ですので、取り外してあった純正部品に戻せるものは戻し、いらないパーツはネットオークションなどで販売したほうがお得です。ただし、その車種の専門店の場合は、カスタムパーツもプラス査定になるケースもあります。
ただ、社外品のナビは別として、純正ナビはつけた状態で査定してもらう方がいいでしょう。また、ETCも装着したまま売却するほうが査定はいいです。また、大きな傷は、直しても査定額が上がるわけではないので、直さなくてOKです。
そして、ペットを載せていたり、喫煙していたクルマは内装のクリーニングをおすすめします。内装の査定項目で大きなウエイトを占めるのが「喫煙の有無」と「ペットを載せたかどうか」です。
ペットを載せていた場合は、動物の毛など痕跡を残さないように(JAAI:日本査定協会でも減点対象)きちんと掃除をすることはもちろん、エアコンににおいがついていないかもチェックしておいてください。
最後に、スムーズに売却するためにも、車検証や自賠責保険、ローン完済証明書(ローンが終了している場合)など、必要な書類は揃えておきましょう。また、記録簿は車両の履歴書みたいなものですので、あったほうがいいといわれています」
※ ※ ※
査定時は、愛車の売却先選びをしっかりおこないつつ、少しでもきれいにして好印象を抱いてもらうことが大切です。それが、査定額に反映されることが多いので、いつも以上に念入りに洗車、清掃をした方がよいでしょう。
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