第7戦ローマE-Prixで優勝を飾ったパナソニック ジャガー レーシングが注目を集めている。鳴り物入りで参戦を開始して3シーズンめ、ついにチームの熟成が進んできたようだ。
連続入賞を果たしながら大きくレベルアップ
シーズン3:2016-2017から参戦を開始したジャガーのワークスチーム。フォーミュラEに参加することによって自動車メーカーとして将来の電気自動車のビジョンを示すとともに、技術力に磨きをかける狙いがある。チーム運営でF1のウイリアムズチームのバックアップを受け、パナソニックのスポンサードと技術協力を得て参戦している。着実にパフォーマンスを上げてきており、第7戦ローマE-Prixで悲願の初優勝を飾った。
1970年代のスーパーカー図鑑その10「ロータス ヨーロッパ」
Panasonic Jaguar Racing
優勝1回/表彰台2回
パワーユニット:ジャガー
本拠地: イギリス
パナソニック ジャガー レーシング ドライバーラインナップ
ミッチ エバンス
2010年、2011年にニュージーランドのトヨタレーシングシリーズでタイトルを獲得、その後、GP3からGP2にステップアップ、GP2で4年間戰い、2013年シリーズ14位、2014年4位、2015年5位、2016年12位という成績を残す。フォーミュラEへのチャレンジはジャガーのワークス参戦がきっかけで、シーズン3:2016-2017はシリーズ14位、シーズン4:2017-2018は7位に終わったが、今シーズンは初優勝を記録してランキング4位につけている。マーク・ウェーバーの教え子として知られる。
アレックス リン
レッドブル・ジュニアチームの一員として、F3、GP2に参戦。フォーミュラEにはシーズン3:2016-2017にDSヴァージンレーシングからスポット参戦している。その走りが認められてシーズン4:2017-2018は同じくDSヴァージンレーシングからフル参戦、今シーズンは第7戦ローマよりネルソン・ピケJr.にかわってパナソニック・ジャガー・レーシングに加入した。
(データは2018-2019シーズン第7戦ローマE-Prix終了時点)
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