精力的に電動化を推し進めているホンダ。2024年には軽BEV発表の計画がある一方、ソニーと共に開発中であるBEVのアフィーラも控えている。さらに2025年にはHEVとしてあのプレリュードが復活するという情報も!?
※本稿は2024年1月のものです
文/ベストカー編集部、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年2月10日号
マジでプレリュードが登場するゾ!! シビックベースの2Lハイブリッド搭載か!? 完全電動化を目指すホンダが進む道
■2025年の注目はJMSでお披露目されたスペシャルティの登場
低くワイドなプロポーションは大空を飛ぶグライダーをイメージしたという
2040年までにエンジン車を全廃する目標を掲げたホンダは、電動化を積極的に推し進めている。2024年には商用車と乗用車の軽BEVを発表する計画で、翌2025年にはソニーと開発を進めているBEVのアフィーラを先行受注する予定だ。
また、2025年には新しいHEVを搭載して復活するプレリュードのデビューも予想される。
2023年のジャパンモビリティショーで、ホンダの三部敏宏社長が「ホンダに期待しているのはスポーツモデルでしょう。そのひとつ、スペシャリティスポーツをお見せします」とアンベールして発表された「プレリュードコンセプト」。
このプレリュードコンセプトは「プレリュード」のモデル名で2025年に復活する予定だ。
プレリュードのベースは現行シビックだと推測される。パワーユニットは2L、e:HEVになる可能性が高く、よりスポーティなフィールに改良される見込み
ホンダは2022年4月に発表した「四輪電動ビジネスの取り組み」において、2つのスポーツモデルをグローバルで投入することを明らかにしていた。
この時に「スペシャリティ」として予告された一台がプレリュードで、その計画中の新型車がコンセプトカーとして披露されたことになる。
プレリュードコンセプトはすぐに街中を走りだしてもおかしくないほど完成されたデザインで、市販化に向けて開発は順調であることが窺える。なお、その低くワイドに構えたプロポーションはグライダーをイメージしたという。
パワーユニットでわかっているのはe:HEVであるということ。詳細情報はまだないが、開発をリードする山下智行チーフエンジニアはシビックの開発リーダーなので、プラットフォームやパワートレーンはシビックベースであることが推測される。
デートカーというジャンルを開拓したスペシャルティスポーツの復活に注目だ。
●新型プレリュード予想スペック
・全長:4300mm
・全幅:1790mm
・全高:1300mm
・ホイールベース:2575mm
・パワーユニット:直4、2L・HEV
・エンジン最高出力/最大トルク:155ps/19.0kgm
・モーター最高出力:210ps
・駆動方式:FF
・トランスミッション:電気式無段変速機
・予想価格:450万~480万円
■「ソニー+ホンダ共同開発」アフィーラは2025年より予約開始
2023年10月に日本で初公開されたアフィーラ。2025年に先行受注が開始され、発売は2026年になるとみられる
ホンダとソニーがタッグを組んで作り出す次世代自動車、ソニー・ホンダモビリティのアフィーラは2025年に先行受注を開始する予定。
今後、自動運転が普及して車内での娯楽が重視される時代に向けたBEVだ。車内外に45個のカメラとセンサーを搭載し、それを秒間800兆回の演算能力で処理する能力を持つ。
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みんなのコメント
エントリー価格500万円~
ってのが最近のホンダのイメージ