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居住性と荷室空間に優れたBセグ最強SUV!「プジョー2008」【最新SUV 車種別解説】

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居住性と荷室空間に優れたBセグ最強SUV!「プジョー2008」【最新SUV 車種別解説】

1.5lディーゼルを新設定 猫足らしい足まわりも美点

2008はコンパクトハッチの208をベースにつくられたSUV。内外装の雰囲気は両車よく似ているが、現行型からボディは別物となり、2008の方がホイールベースが70mm長く、リヤのオーバーハングも伸ばされたため、全長は208よりも210mm長い。

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エクステリア

電気自動車であってもバッテリーの分散搭載により最低地上高205mmを確保しているのはうれしい。リヤバンパーのクロームエキゾーストエ ンドがガソリン車およびディーゼル車の識別ポイントとなる。最小回転半径は5.4m。その恩恵により2008の後席は足元に余裕があり、荷室も機械式駐車場に入るコンパクトSUVの中では広々としている。

インストルメントパネル

直感的にわかりやすい立体表示をするメーターを小径ステアリングの上から覗き込むスタイルの最新世代「3D i-Cockpit」を採用する。2022年3月の小変更で、シフト操作系がトグルタイプに変わっている(写真は変更前)。小径ステアリングの上からメーターを見るレイアウトは、最初は戸惑うが、慣れてしまえば見やすくなる。最近になってシフトレバーも先進的なトグルスイッチ式に変更された。

居住性

後席前席「GT 」のシート地はアルカンターラ&テップレザーで上質感があり、シートタイプはダイナミックとなる。前席の形状は良好なもので、乗降性の良さと抜群のホールド性が両立されている。パワートレーンは3気筒の1.2l直噴ターボとEVの設定だったが、先頃1.5lディーゼルも追加された。PSAの1.2l直噴ターボは3気筒特有の振動や安っぽい音がないのが美点。低回転域から豊かなトルクを発生させ、ATも8速となるので加速が滑らかだ。1.5lディーゼルなら最大トルクが300Nmに増すので、さらに余裕のある走りをもたらしてくれるに違いない。

うれしい装備

約90mmの深さと十分な容量をもつラゲッジアンダースペースを用意。可動式フロアボードは開けた状態でキープできるストッパー付き。ガソリン車の「GT 」に備わるアドバンスドグリップコントロール。スノー、マッド、サンドといったSUVらしいモードを用意する。インパネ中央のリッドを開けるとQi 規格の非接触充電が確認できる(全グレードに標準装備)。スマートフォンの定位置はここだ。月間登録台数   NO DATA現行型発表    20年9月(22年3月「GT BlueHDi」追加)WLTCモード燃費  20.8km/l※「GT BlueHDi」

ラゲッジルーム

通常時後列格納時通常時でも奥行きに余裕があり、荷室容量434lとBセグメントとしては余裕のあるスペースだ。壁面の形状もフラットに近く、使いやすいラゲッジルームとなっている。分割可倒式の後席を全格納すると1467lまで拡大できる。EVとガソリン車の価格差は小さくはないが、EVは補助金や減税で100万円近いメリットがあるから、上級グレードを選ぶ感覚で買うことができる。EVの一充電走行距離は380kmなので、遠出に使わなければ実用に問題はないだろう。乗り心地は市街地では多少引き締まっているように感じるが、速度の高いワインディングではしなやかさが増し、プジョーらしい柔軟なフットワークを味わうことができる。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。

http://motorfan-newmodel.com/integration/141

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みんなのコメント

6件
  • 1.2だが難点は出足のとろさ
    味付けなんだろうけどもう少し機敏に動いて欲しい
    実際スポーツモードでマニュアル操作するとタイヤが鳴くほどの鋭い出出しをしてくれる
    あと停止直前のブレーキコントロールや微速でのブレーキがカックンとなる点
    これを改善してくれればBセグとは思えない上質な車になる
    と思う
  • サイズ的にはヤリスクロスとヴェゼルの中間。
    ちょうどいいかもね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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