現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダ新型ハイブリッドに秘策あり!! ロータリーは伏兵だ……スカイアクティブXの燃焼技術が生きるかも?

ここから本文です

マツダ新型ハイブリッドに秘策あり!! ロータリーは伏兵だ……スカイアクティブXの燃焼技術が生きるかも?

掲載 33
マツダ新型ハイブリッドに秘策あり!! ロータリーは伏兵だ……スカイアクティブXの燃焼技術が生きるかも?

 マツダの新型ハイブリッドといえば2ローターハイブリッドが話題になっているが、どう考えてもメインストリームとなる技術ではない。そうなると気になるのが超絶技術で話題になったあのエンジンなのだが……。

文:ベストカーWeb編集部/写真:中里慎一郎、編集部

マツダ新型ハイブリッドに秘策あり!! ロータリーは伏兵だ……スカイアクティブXの燃焼技術が生きるかも?

■ロータリーハイブリッドはあくまで「象徴」

2ローターのハイブリッドを発表したマツダ。エンジンの直結モードも用意されるだろう

 マツダがトヨタ、スバルと合同で開催された「ワークショップ」で2ローターのハイブリッドのコンセプトを発表した。内容的な説明はやや歯切れが悪かったが、マツダの意図を汲むと「マツダの象徴のロータリーを次世代にも存続させる」というメッセージになる。

 現場に置かれた写真を見るにホイールの間にロータリーエンジンが置かれる。しかしシャフトがなく、結局のところはエンジンの駆動を直結させるかなどは不明。まさに「匂わせ」という感じだが、マツダとしては発電だけなんてことはなく、しっかりエンジンとしての存在感も出したいとこだろう。

 ただ、ロータリーエンジンはあくまでマツダの「看板」としての役割も強い。スバルの水平対向エンジンのような主要エンジンではないし、ロータリーは特別な存在なのだ。

すでにMX-30にはロータリーEVが存在するが、やはりロータリーで駆動したいのがマツダファンが求めるところ



記事リンク















前の記事





型式指定申請不正の衝撃と疑問 日産の次世代車両がヤバい 人気記事ランキングベスト20[2024.6.2-6.8]















次の記事





マツダ[ルーチェ]の怪! 広島ベンツは本家を超えたのか 当時の評価はいかに?















■主要ハイブリッドはスカイアクティブX直系技術?

スカイアクティブXエンジンはコストもかかるし、一般ユーザーにはそのメリットが非常にわかりにくいという欠点があった

 そうなるとマツダの主要なハイブリッドシステムはどうなるのか……。ベストカーWebの独自取材によればスカイアクティブXの技術を用いたハイブリッドが控えているという。

 スカイアクティブXといえば希薄燃焼が大きな特徴のエンジン。きれいな燃焼状況を作ることで燃焼効率、レスポンス、パワー感なども理想的な燃焼に近づけたエンジンだ。

 ただ実際に乗ってみるとややパンチに欠けることもあり、割高なエンジンという印象は拭えなかった。しかしマツダとてスカイアクティブXを「頑張ったけど報われなかったエンジン」で終わっていいわけがない。

アイコニックSPにはどんなパワートレインが載るのか……これは楽しみだ(そもそも登場するの?)

 ロータリーハイブリッドはメーカーの象徴として開発しつつ、マツダらしい新たなハイブリッドとしてスカイアクティブXの希薄燃焼技術を活用したハイブリッドが生まれる日はそう遠くないはず。

 イマイチはっきりと見えてこないマツダのパワートレインの今後だが、ロータリーという大看板を全面に押し出しつつ、多くの人が享受できる新たなハイブリッドも楽しみにしたい。

【画像ギャラリー】やっぱりロータリーがないとね!! でも一般層に響く新型ハイブリッドはこれだ(7枚)

投稿 マツダ新型ハイブリッドに秘策あり!! ロータリーは伏兵だ……スカイアクティブXの燃焼技術が生きるかも? は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
カー・アンド・ドライバー
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
ベストカーWeb
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
ベストカーWeb
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
Merkmal
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
ベストカーWeb
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ベストカーWeb
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ベストカーWeb
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
ベストカーWeb
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ベストカーWeb
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
ベストカーWeb
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
ベストカーWeb
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
Auto Messe Web
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
AUTOSPORT web
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
AUTOSPORT web
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
AUTOCAR JAPAN
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
乗りものニュース

みんなのコメント

33件
  • cha*****
    ロータリーの今後がイマイチはっきりしないから
    妄想を記事にした訳なんだね
  • typ********
    スカイアクティブX中途半端で高いだけ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.6340.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

163.0265.7万円

中古車を検索
MX-30の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.6340.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

163.0265.7万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村