フレンチコンパクトであるルノー・トゥインゴに、5速MT専用グレード「S」が追加された。
新グレードの特徴は、MT専用となる新パワートレインの搭載だ。昨年の夏にマイナーチェンジでは、MT搭載モデルが廃止となってしまったが、今回、待望のMT仕様が復活を果たした。
【新型ハスラーからも消滅!!】自動ブレーキ義務化でMT車消滅の危機!?
新グレード「S」の特徴とATのみとなる標準車との違いについて紹介する。
文:大音安弘、写真:ルノー・ジャポン
【画像ギャラリー】マニュアルシフトのフレンチミニ!ルノー・トゥインゴS
新グレードは今どき珍しいマニュアル専用車
ルノー・ジャポンは、2020年2月3日、フレンチコンパクト「ルノー・トゥインゴ」に、MT仕様の新グレード「S」を追加し、同日より発売を開始した。価格は、179万円となる。
新発売されたMT専用車「ルノー・トゥインゴS」は新たなエントリーグレードでもある
2019年夏、ルノー・トゥインゴは、マイナーチェンジを実施。内外装デザインのリフレッシュに加え、装備内容の充実化を図るなどの改良が行われた。この際に、グレード構成も改め、モノグレード化された。
しかしながら、2019年11月には、オープンエアが楽しめるキャンバストップ仕様を復活。限定車が設定されるなどモデルラインアップの拡充が図られてきた。今回の新グレード「S」は、マイナーチェンジで消滅したMT仕様の復活となる。
刷新されたパワートレイン!
パワートレインは、AT仕様が0.9L直列3気筒DOHCターボエンジンとDCT(デュアルクラッチトランスミッション)である6速EDCであるのに対して、「S」には、MT専用の1.0L3気筒DOHCエンジンと5速MTの組み合わせを採用する。スペックこそ従来型MT仕様となる「ゼンMT」と同様だが、実はパワートレインが変更されている。
エンジンは、ボア×ストロークが異なるB4D型へと変更。結果、最高出力は、+2psとなる73ps/6250rpmに。最大トルクは、+4Nmとなる95Nm/4000rpmへと向上された。
トランスミッションは、5速仕様である点は同様だが、一部ギア比を変更するなどの改良を受けている。また車両重量は、-10kgとなる950kgと軽量化も図られた。
特徴である5速MT。シフトノブのデザインも改められた
時代に求められる最新機能も積極的に
装備内容は、一部異なる点もあるものの、基本的には標準車に準ずる。先進の安全機能である車線逸脱警報「LDW」や駐車時などに活躍する「バックソナー」などの安全機能を始め、スマートフォンを接続可能な7インチタッチスクリーンを備える「EASY LINK」やオートエアコンなどの快適装備が備わる点は同様だ。
スマートフォンのMAPなどが利用できる7インチタッチスクリーンを標準装備
一方、異なる装備を挙げると、タイヤが鉄性ホイールとホイールキャップの組み合わせとなること、助手席のリクライニング機能がダイヤル式となる程度に留められる。
タイヤサイズに変更はないが、樹脂製カバー付の鉄製ホイールとなる
フレンチコンパクトの魅力あふれる逸材
トゥインゴSの最大の魅力は、MTで限られたエンジンパワーを引き出して得られる軽快な走りだ。スポーツカーのように刺激的ではないものの、パワーが限られる分、自身の運転技量により、その走りは大きく変化する。まさに都会の街中で、運転を楽しむのに最適な一台なのだ。この新しいMTモデルは、わずかだが、軽量化と性能向上が図られている。きっと走りの魅力も高められていることだろう。
限られたパワーを引き出して走るのも運転のたのしみのひとつ
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