全面進化した快適ツアラー
ホンダ・ヨーロッパは、大型モデル「NT1100」の2025年モデルを発表しました。
【画像】さらにアグレッシブに! ホンダ「NT1100」2025年モデルを画像で見る(29枚)
日本においては2022年より導入されているNT1100は、CRF1100Lアフリカツインをベースに、快適で軽快な走りを楽しめるモデルとして登場した大型スポーツツアラーです。
すでに12,000台以上が販売され、2023年には欧州で最も人気のあるスポーツツアラーとなっているNT1100の最新モデルでは
クラッチ付きのモデルのほか、DCTモデルも用意されているNT1100の最新モデルでは、エンジン内部の改良や吸気ダクト、ECUセッティングを変更することで低中速域でのトルクアップを実現(最高出力75kW/7500rpm、最大トルク105Nm/6250rpm→112Nm/5500rpm)。
6軸IMU(慣性計測装置)も採用され、コーナリングABSやリアリフトコントロール、クルーズコントロール、3つのデフォルト・ライディングモードとカスタマイズ可能な2つのユーザーモードなどライダーエイド機能の充実も図られています。
また、欧州においては66%のユーザーがDCTモデルを選択しているといいますが、最新モデルでは、DCTをIMUと連動させることで、よりスムーズな低速レスポンスとフィーリングを実現。
最上位グレードとして登場したNT1100DCT ES(Electronic Suspension)ではサスペンションのストロークスピードに応じた最適な減衰力を自動的に発生させるショーワ電子式ライドアジャストメント(Showa-EERA™)サスペンションを搭載。
ライダーが移動中にリアのスプリングプリロードを24段階で微調整できる機能も備えられています。
そのほか、スマートフォンとの連携や快適性を高めたシート、より鮮明でアグレッシブなフェアリング、片手で操作可能な新型5段階調整式スクリーン、より長いマッドガードなどを備えることで耐候性を向上したNT1100。日本への導入時期が気になるところです。
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