現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「GRスープラは2.0Lモデル(SZ-R)も面白い!」ライトチューンで早くも筑波サーキット1分4秒台をマーク!

ここから本文です

「GRスープラは2.0Lモデル(SZ-R)も面白い!」ライトチューンで早くも筑波サーキット1分4秒台をマーク!

掲載 更新 8
「GRスープラは2.0Lモデル(SZ-R)も面白い!」ライトチューンで早くも筑波サーキット1分4秒台をマーク!

ハイグリップタイヤを生かす剛性アップメニューでノーマルから約2秒アップ!

GRスープラの特性を見極めたクスコのボディ補強術!

「GRスープラは2.0Lモデル(SZ-R)も面白い!」ライトチューンで早くも筑波サーキット1分4秒台をマーク!


新型車の開発に積極的に取り組み、いち早くパーツリリースをすることで知られるクスコ。GRスープラも例外ではなく、得意のボディ補強パーツから速攻リリースを開始。開発車両でもあるデモカーのSZ-Rにはフルラッピングのカラーリングも施され、スポーツイメージ溢れるファインチューニングスペックに仕上げられている。




まず注目したいのは、ボディ剛性を高め、ねじれに対するボディの歪みを抑制するクスコ独自のパワーブレース。GRスープラには、ボディの上部と下部に装着する3種類が用意されている。



アッパーマウントとアッパーコアサポートを高強度スチールシャフト、さらに左右をアルミオーバルシャルとで連結することで、フロント全体の剛性をアップするのが『パワーブレース エンジンルーム』。エンジンルームのドレスアップにも貢献するアイテムだ。




純正装着のアルミパネルと交換する『パワーブレース リヤ』。高強度アルミプレートとスチールオーバルシャフト、ステーによりリヤの複数箇所を連結することで、剛性アップと挙動の安定化を実現する。



そして、純正装着のアルミバーを高強度スチールパイプに交換することで、開口部の大きいリヤゲートの変形を抑制する『パワーブレース トランクバープラス』。リヤの剛性をアップさせつつ、4点式シートベルト取り付け用のボルトホールも装備しているため、サーキットユースには最適だ。


サスペンションは今回、試作タイプのダウンスプリングを装着。車高調整式を望む声も多いが、まずはSZ-R以上が装備する電子制御サスの機能を生かしつつのローダウン化が狙い。なお、車高ダウン量は10mmの設定となる。


乗り心地を変えることなく、コーナリング時のロールの抑制、直進安定性の向上が図れる強化スタビライザーも開発。フロント用は中空28φ(SZ-R純正比194%)、リヤ用は中空22φ(SZ-R純正比178%)というスペックだ。


ホイール&タイヤは、19インチのプロドライブGC-0100とポテンザRE-12D(F245/40-19 R275/35-19)の組み合わせ。ブレーキはフロントにウィンマックスのパッドを装着する。



カーボンテールのマフラーはフジツボの試作品で、北米向けのVVV(ブイダブリュ)。触媒以降を交換するタイプだ。エクステリアはフルラッピングのみで、エアロパーツなどは装着されていない。




純正の牽引フック取り付け部にボルトオンで装着できるレーシングタイプの牽引フック。フック部は溶接のない一体成型で高強度を確保。ジョイント部にはチェックボール内蔵で、フックの角度がワンタッチで変えられる。




インテリアは運転席、助手席ともブリッドのストラディア2に変更して、ホールド性と快適性を両立。4点式シートベルトはクスコ製。ステアリングやペダル類の変更はない。



これらのチューニングにより、タイム計測では1分4秒193を記録。セクタータイムも全コーナーでノーマルのSZ-Rを超えることに成功した。テスターの佐々木雅弘選手も「セッティングを煮詰めていけば、さらに上を狙えそう」と、手応えを感じていたようだった。



3.0Lモデルにばかりに注目が集まっているGRスープラだが、エンジンノーマルのライトチューンで筑波1分4秒台というSZ-Rの戦闘力は相当なものだ。チューニングシーンでは、2.0Lモデルも盛り上がっていくかもしれない。そんな可能性すら感じた筑波アタックだ。

●取材協力:キャロッセ TEL:027-352-3578

こんな記事も読まれています

ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表
ダイハツの合弁「プロドゥア」、初のEVプロトタイプ発表
レスポンス
世界初! 1日の「ソーラー充電」だけで“30キロ”走行可能!? めちゃ凄い新型「3人乗りトライク」初公開!
世界初! 1日の「ソーラー充電」だけで“30キロ”走行可能!? めちゃ凄い新型「3人乗りトライク」初公開!
くるまのニュース
車中泊にもバッチリ対応! アウトドアにぴったりハマる三菱 デリカミニがベースの軽キャンパー
車中泊にもバッチリ対応! アウトドアにぴったりハマる三菱 デリカミニがベースの軽キャンパー
月刊自家用車WEB
「ディフェンダー」の2025年モデル受注開始! ロングボディの「130」にも“最強”5リッターV8エンジン搭載車を用意
「ディフェンダー」の2025年モデル受注開始! ロングボディの「130」にも“最強”5リッターV8エンジン搭載車を用意
VAGUE
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
ベストカーWeb
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
昭和のサーキットを華やかに駆け抜けた名レーサー 都平健二氏との思い出
昭和のサーキットを華やかに駆け抜けた名レーサー 都平健二氏との思い出
バイクのニュース
トヨタ、プリウスの後席ドアハンドルのリコール対応 6/14めどに開始 生産再開は6/17から
トヨタ、プリウスの後席ドアハンドルのリコール対応 6/14めどに開始 生産再開は6/17から
日刊自動車新聞
ポップアップエキジビション「LBX LOUNGE」を期間限定でオープン!次世代LEXUSの「Premium Casualな世界」が全開だ
ポップアップエキジビション「LBX LOUNGE」を期間限定でオープン!次世代LEXUSの「Premium Casualな世界」が全開だ
Webモーターマガジン
日本ではその性能のすべてを発揮できない! 出力270kWの充電が可能なアウディQ6 e-tron登場
日本ではその性能のすべてを発揮できない! 出力270kWの充電が可能なアウディQ6 e-tron登場
THE EV TIMES
ワイルドなメルセデス190といえばこれ!「ブラバス 190E 3.6S」はベビーベンツをモンスターへと変身させた!
ワイルドなメルセデス190といえばこれ!「ブラバス 190E 3.6S」はベビーベンツをモンスターへと変身させた!
AutoBild Japan
AKEEYO のディスプレイオーディオ「AIO-5 Play」のクラウドファンディング応援購入金額が4,300万円・購入者1300人を突破!
AKEEYO のディスプレイオーディオ「AIO-5 Play」のクラウドファンディング応援購入金額が4,300万円・購入者1300人を突破!
バイクブロス
"三浦半島の先端"に悲願のバイパス道路!? 「地獄の渋滞」解消へ三崎口~油壷を直結「西海岸線」計画が進行中!
"三浦半島の先端"に悲願のバイパス道路!? 「地獄の渋滞」解消へ三崎口~油壷を直結「西海岸線」計画が進行中!
くるまのニュース
上位勢のギャップが消えつつあることは「F1にとって良いニュース」とフェラーリF1代表
上位勢のギャップが消えつつあることは「F1にとって良いニュース」とフェラーリF1代表
AUTOSPORT web
佐藤琢磨が3度目の制覇に挑むインディ500をNHK BSで完全放送。琢磨優勝の2020年大会を振り返る特集も
佐藤琢磨が3度目の制覇に挑むインディ500をNHK BSで完全放送。琢磨優勝の2020年大会を振り返る特集も
AUTOSPORT web
【カワサキ】Ninja ZX-25R オーナーのためのレーシングスクール「Ninja Team Green Trial in SPA直入」のレポートを公開
【カワサキ】Ninja ZX-25R オーナーのためのレーシングスクール「Ninja Team Green Trial in SPA直入」のレポートを公開
バイクブロス
2回のテストを行ったアントネッリの適応能力をメルセデスが高く評価「長い間F1に乗っていたかのような走りを見せた」
2回のテストを行ったアントネッリの適応能力をメルセデスが高く評価「長い間F1に乗っていたかのような走りを見せた」
AUTOSPORT web
苦戦続くBMW Mハイブリッド V8が2戦目で得た自信。三味線は「一目瞭然でバレる」とレネ・ラスト
苦戦続くBMW Mハイブリッド V8が2戦目で得た自信。三味線は「一目瞭然でバレる」とレネ・ラスト
AUTOSPORT web

みんなのコメント

8件
  • タイヤがサーキット用スポーツラジアルタイヤを使用しています。
    タイヤは同じにしないと比較にならない。
    Sタイヤに交換するだけでも早くなるから。
  • タイヤがRE-12Dだからノーマルより2秒短縮は納得。それでも1分4秒そこそこは、かなり速いね。トレッドの広さが効いたかな。鈴鹿や富士ではどうかな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

167.3234.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.7238.0万円

中古車を検索
アップ!の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

167.3234.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.7238.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村