ハイグリップタイヤを生かす剛性アップメニューでノーマルから約2秒アップ!
GRスープラの特性を見極めたクスコのボディ補強術!
「GRスープラは2.0Lモデル(SZ-R)も面白い!」ライトチューンで早くも筑波サーキット1分4秒台をマーク!
新型車の開発に積極的に取り組み、いち早くパーツリリースをすることで知られるクスコ。GRスープラも例外ではなく、得意のボディ補強パーツから速攻リリースを開始。開発車両でもあるデモカーのSZ-Rにはフルラッピングのカラーリングも施され、スポーツイメージ溢れるファインチューニングスペックに仕上げられている。
まず注目したいのは、ボディ剛性を高め、ねじれに対するボディの歪みを抑制するクスコ独自のパワーブレース。GRスープラには、ボディの上部と下部に装着する3種類が用意されている。
アッパーマウントとアッパーコアサポートを高強度スチールシャフト、さらに左右をアルミオーバルシャルとで連結することで、フロント全体の剛性をアップするのが『パワーブレース エンジンルーム』。エンジンルームのドレスアップにも貢献するアイテムだ。
純正装着のアルミパネルと交換する『パワーブレース リヤ』。高強度アルミプレートとスチールオーバルシャフト、ステーによりリヤの複数箇所を連結することで、剛性アップと挙動の安定化を実現する。
そして、純正装着のアルミバーを高強度スチールパイプに交換することで、開口部の大きいリヤゲートの変形を抑制する『パワーブレース トランクバープラス』。リヤの剛性をアップさせつつ、4点式シートベルト取り付け用のボルトホールも装備しているため、サーキットユースには最適だ。
サスペンションは今回、試作タイプのダウンスプリングを装着。車高調整式を望む声も多いが、まずはSZ-R以上が装備する電子制御サスの機能を生かしつつのローダウン化が狙い。なお、車高ダウン量は10mmの設定となる。
乗り心地を変えることなく、コーナリング時のロールの抑制、直進安定性の向上が図れる強化スタビライザーも開発。フロント用は中空28φ(SZ-R純正比194%)、リヤ用は中空22φ(SZ-R純正比178%)というスペックだ。
ホイール&タイヤは、19インチのプロドライブGC-0100とポテンザRE-12D(F245/40-19 R275/35-19)の組み合わせ。ブレーキはフロントにウィンマックスのパッドを装着する。
カーボンテールのマフラーはフジツボの試作品で、北米向けのVVV(ブイダブリュ)。触媒以降を交換するタイプだ。エクステリアはフルラッピングのみで、エアロパーツなどは装着されていない。
純正の牽引フック取り付け部にボルトオンで装着できるレーシングタイプの牽引フック。フック部は溶接のない一体成型で高強度を確保。ジョイント部にはチェックボール内蔵で、フックの角度がワンタッチで変えられる。
インテリアは運転席、助手席ともブリッドのストラディア2に変更して、ホールド性と快適性を両立。4点式シートベルトはクスコ製。ステアリングやペダル類の変更はない。
これらのチューニングにより、タイム計測では1分4秒193を記録。セクタータイムも全コーナーでノーマルのSZ-Rを超えることに成功した。テスターの佐々木雅弘選手も「セッティングを煮詰めていけば、さらに上を狙えそう」と、手応えを感じていたようだった。
3.0Lモデルにばかりに注目が集まっているGRスープラだが、エンジンノーマルのライトチューンで筑波1分4秒台というSZ-Rの戦闘力は相当なものだ。チューニングシーンでは、2.0Lモデルも盛り上がっていくかもしれない。そんな可能性すら感じた筑波アタックだ。
●取材協力:キャロッセ TEL:027-352-3578
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みんなのコメント
タイヤは同じにしないと比較にならない。
Sタイヤに交換するだけでも早くなるから。