デザインや走行性能ともにプレミアム感の高いモデルだ
世界的なブームとも言える3列シートSUVカテゴリーを見ても、高級路線に振った国産車は多くない。そんななかでレクサスが満を持して登場させた、レクサスのSUVを代表するモデルがRXだ。レクサスブランドではミニバンを持っていないため、デザイン、走行性能ともにプレミアム感の高いモデルとして人気が高い。
最近続々登場の3列シートSUVはミニバン代わりに使えるのか?
レクサスRXが愛される秘密
レクサスRXが愛される秘密(1)インテリア
RXの内装シートはグレードごとにファブリック、本革、セミアニリン本革、F SPORT専用本革の4種類と豊富で、落ち着いたカラーデザインを中心に数多く用意する。着座位置も低めに設定されているため、セダンのような乗り心地の良さと開放感を味わえる。ラゲッジルームはゴルフバック4つを横置きできるほど広大なスペースを確保。後席はパワーシートのため、格納や引き起こしも楽にできるのが魅力だ。
運転席周りはインパネ上部が低く配置されたデザインと横長のディスプレイを組み合わせ、視界を広げて開放的な空間を実現。インパネ周辺はデジタルとアナログを組み合わせることで、シンプルで見やすさを重視した。
また、センターコンソールの幅を広げたことで操作系のゆとりのある機能的なレイアウトで構成する。走行に関するスイッチ類はシフトレバー周辺に集約し、操作性に優れている。
また、オーナメントパネルは6種類を用意。グレードによってそれぞれ標準装備されており、グレードによって違った個性を感じることができる。
ほかにもスマートフォンホルダーやステアリングヒーター、セカンドシート用のヒーター、パノラミックビューモニター、後席ディスプレイなども装備し、利便性を高めた。
レクサスRXが愛される秘密(2)操縦安定性
SUVなど背高ボディのデメリットとしてあげられるのが操縦安定性。RXではボディの補強範囲を拡大し、コーナリング時のボディ変形を抑えて素直で安定したハンドリングが味わえるのが特徴だ。RX300ではダイナミックトルクコントロールAWDを採用し、走行に合わせて前後100:0~50:50までトルク配分を自動でコントロールする機能が付いている。
RX 450hとRX450hLには電気式AWDシステム「E-FOUR」を採用。リヤに独立したモーターを搭載し、後輪を駆動させることで滑りやすい路面での発進性や走行安定性をアシストする。
レクサスRXが愛される秘密(3)予防安全システム
安全機能としては、ブレードスキャンアダプティブハイビームシステムを設定し、LEDの光を適切なタイミングで点灯、消灯することで配光を細かく制御しハイビームの照射範囲を広げた。これにより、対向車や先行車を眩惑することなく歩行者や標識を早く見つけることができる。
また、最新の改良モデルには駐車時に役立つパーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)やブラインドスポットモニターを標準で装備する。
レクサスRXの基本情報
RXは450hLと450h、300でサイズが微妙に異なる。一番大きい450hLが5000mm×1895mm×1725mm、450hと300が4890mm×1895mm×1710mmとなっている。
ボディカラーは450hLと450hや300のF SPORT以外の2グレードでソニッククォーツ、ソニックチタニウム、ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、レッドマイカクリスタルシャイン、アンバークリスタルシャイン、アイスエクリュマイカメタリック、テレーンカーキマイカメタリック、ディープブルーマイカの9色、F SPORTではソニックチタニウム、ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、レッドマイカクリスタルシャイン、ディープブルーマイカの5色とホワイトノーヴァガラスフレーク、オプション設定されているヒートブルーコントラストレイヤリングの7種類を用意する。
こだわりのインテリアもグレードによって種類が豊富だ。450hL、450hと300の“versionL”にはセミアニリン本革のシート、内装色はノーブルブラウン、リッチクリーム、ブラック、アイボリー、オーカーの5種類を用意。450h”F SPORT”と300”F SPORT”ではF SPORT専用の本革に、内装色もF SPORT専用のブラック、ブラック&アクセントホワイト、フレアレッドの3色を設定、450hと300には本革シートにブラック、アイボリー、オーカの内装色と、ファブリックにブラックとアイボリーの2パターンを設定する。
また、内装のオーナメントパネルにもレーザーカット本杢(ダークグレー)と縞杢(マットフィニッシュ/ダークブラウン)、ウォールナット(オープンフィニッシュ/ダークブラウン)の本木目3パターンをはじめ、バンブー(マットフィニッシュ/ナチュラルブラウン)、F SPORT専用本アルミ(ミディアムシルバー)、3Dフィルム(ブラック)をグレードごとに設定する。
レクサスRXの基本スペック
グレード体系と基本スペックは以下の通り(価格はすべて税込み)。 ・RX450hL(AWD)
サイズ:5000mm×1895mm×1725mm
エンジン:V6
最高出力:262馬力/6000rpm
最大トルク:34.2kgf・m/4600rpm
WLTCモード燃費:14.7km/L
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:E-Four(電気式4輪駆動方式)
車両本体価格:796万円
・RX450h(2WD)
サイズ:4890mm×1895mm×1710mm
エンジン:V6
最高出力:262馬力/6000rpm
最大トルク:34.2kgf・m/4600rpm
WLTCモード燃費:14.9~15.6km/L
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:638万円
・RX450h”versionL”(2WD)
車両本体価格:729万円
・RX450h”F SPORT”(2WD)
車両本体価格:757万円
・RX450h(AWD)
駆動方式:E-Four(電気式4輪駆動方式)
車両本体価格:665万円
・RX450h”versionL”(AWD)
車両本体価格:756万円
・RX450h”F SPORT”(AWD)
車両本体価格:783万円
・RX300(2WD)
サイズ:4890mm×1895mm×1710mm
エンジン:直4インタークーラー付きターボ
最高出力:238馬力/4800~5600rpm
最大トルク:35.7kgf・m/1650~4000rpm
WLTCモード燃費:10.4~10.9km/L
トランスミッション:スーパーインテリジェント6速オートマチック
駆動方式:前輪駆動
車両本体価格:524万円
・RX300”F SPORT”(2WD)
車両本体価格:612万円
・RX300”versionL”(2WD)
車両本体価格:615万円
・RX300(AWD)
駆動方式:4輪駆動
車両本体価格:551万円
・RX300”F SPORT”(AWD)
車両本体価格:639万円
・RX300”versionL”(AWD)
車両本体価格:642万円
先代モデルとの違い
先代モデルに比べて現行モデルのホイールベースは50mm延長され、全長は120mm、全幅が10mm、全高は20mmそれぞれ拡大。全長は4.9mとランクル同等ながらも、流麗なクーペスタイルと塊感のあるデザインが見事に融合している。デザインとしてはレクサス車の特徴であるスピンドルグリルの存在感がさらに増し、迫力のあるフォルムとなった。インテリアデザインはRXのキャラクターがより鮮明となり、ラグジュアリー感あふれる空間となった。
その他にも以下の進化を遂げている。
先代レクサスRXとの違い(1)操縦安定性の向上
コーナリング中にアクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシストの採用や、電動パワーステアリングなどを徹底的に改良し、直線的なステアリングフィールと思い描いたラインを正確にトレースできる、高い操縦安定性を実現した。フロアの振動も低減されており、上質な走りを手に入れている。
先代レクサスRXとの違い(2)ブレードスキャン搭載
夜間ドライブの安全性を高めるため、ブレードスキャンアダプティブハイビームシステムを搭載している。ハイビームの遮光エリアをより細かく制御できるもので、高速回転するブレードミラーにLEDの光を反射させ、残像効果によって前方を照らすユニークな構造だ。ブレードミラーの回転に合わせてLEDの点灯、消灯を制御することで遮光エリアを狭められ、照射範囲の拡大を実現した。これによって対向車や先行車を眩惑することなく歩行者や標識、路肩をより鮮明に照らすことができる。
先代レクサスとの違い(3)ボディ剛性
乗り心地をさらに良質なものにするためにスポット溶接の打点を増やし、構造用接着剤の接着範囲を拡大して高剛性化を図っている。サスペンションはハブベアリングの剛性を向上させ、車両の応答性も高めた。
レクサスRXとF SPORTのデザイン
F SPORTには専用のスピンドルグリル(メッシュタイプ/漆黒メッキモール)と専用サイドグリル(メッシュタイプ)、専用フロントロアバンパー(金属調塗装+漆黒メッキモール)、リヤにも専用リヤロアバンパー(漆黒メッキモール)、専用ラゲージドアガーニッシュ(漆黒メッキ)が用意され、よりスポーティさを演出している。さらに専用のグラック塗装ドアミラーと235/55R20タイヤと専用アルミホイール(ダークプレミアムメタリック塗装)、専用エンブレムを備える。
また、走行性能を高めるため、車両の前後に「パフォーマンスダンパー」を装着。走行中にボディに生じるしなりや微振動を速やかに吸収し、ハンドリングの特性をシャープにするとともに、乗り心地と静粛性を向上。さらにシームレスな連続可変制御を可能にしたNAVI・AI-AVSによってショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りを両立する。また、電動による瞬時のレスポンスでロールを抑制するアクティブスタビライザーも採用。コーナリングや高速走行時のレーンチェンジなどにおけるロール抑制に加え、路面入力によるロール方向の動きも抑え、フラットな車両姿勢を維持することで、快適なドライビングを楽しめる。
室内では表皮一体発泡工法を採用した専用本革スポーツシート(運転席ポジションメモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付き)によってフィット性とホールド性を両立し、快適な乗り心地を提供しつつ、スポーツ走行時にはしっかりとフィットする。専用オーナメントパネル(本アルミ/ミディアムシルバー)と専用8インチTFT液晶メーター(TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付)、専用ディンプル本革シフトノブ、専用スカットプレート(LEXUSブラックロゴ)、専用アルミ製スポーツペダル&フットレストを用意した。
レクサスブランドのSUVとしては長い歴史を持っているRX。4代目となり、さらにアグレッシブさとエレガンスさを高めたラグジュアリーなミドルクラスSUVとして、一層磨きをかけた。グレードによって分けられる豊富な内装デザインもお気に入りの一台を見つけるのにピッタリだ。
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