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えーハイパーアーバン出るの! モビリティショーの日産コンセプトカーは次期ジュークやリーフであることが判明!

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えーハイパーアーバン出るの! モビリティショーの日産コンセプトカーは次期ジュークやリーフであることが判明!

 ジャパンモビリティショーでは未来のEVコンセプトカーを勢ぞろいさせた日産だが、ぶっとびすぎててリアリティに欠ける印象もあった。しかしそいつは誤解だった。あれらは次期型ジュークやリーフのデザインプロトだったのだ!

文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車、ベストカーWeb編集部

えーハイパーアーバン出るの! モビリティショーの日産コンセプトカーは次期ジュークやリーフであることが判明!

■日産がイギリスで発表した驚きの内容とは?

日産がジャパンモビリティショーで発表したEVコンセプトたち

 初の試みながら大盛況のうちに幕を閉じたジャパンモビリティショー。その中で日産は、ハイパーフォースに代表される未来のEVコンセプトを勢ぞろいさせてみせた。

 とはいえ完全自動運転や全固体電池と聞くと、「だいぶ未来の話だなあ」と感じた人も多かったはず。

 ところが事実は違っていたようだ。

 実は日産は11月24日、イギリスで欧州の電動化に関する発表を行った。イギリス・サンダーランド工場を拠点としてヨーロッパでのEV生産を大幅に拡大するという内容なのだが、そこには注目すべき内容が含まれていたのだ。

 明らかになったのは、日産が今後、欧州に3台のEVを投入すること。その3台とは「キャシュカイ」「ジューク」、そして「新型リーフ」なのだが、こいつがそれぞれ過去に発表されたコンセプトカー「ハイパーアーバン」「ハイパーパンク」「チルアウト」からインスピレーションを得たものになるというのだ。

■ハイパーアーバンは次期キャシュカイに!

 順番に説明していこう。まずは次期キャシュカイ。キャシュカイは初代モデルが「デュアリス」として日本でも販売されたコンパクトSUVだが、英国ではベストセラーモデルとしてヒットを続けており、現在は3代目が市販されている。

 このキャシュカイの次期モデルが電動化されるわけだが、そのデザインがハイパーアーバンベースになるという。

 ハイパーアーバンは、ジャパンモビリティショーで登場したEVコンセプトだが、実車展示はなくデジタルモデルだけが公開された。

 ボディサイズは明らかではないが、ウインドウエリアの小さいクーペSUV的ないでたちで、フロントグリルのないシンプルな顔立ちが特長。そのフロントマスクからはブラックのキャラクターラインがCピラー付け根へとまっすぐ伸びており、おそらくこのラインが次期キャシュカイに活かされると予想する。

[articlelink]

■ハイパーパンクは次期ジュークに!

次期ジュークとみられるハイパーパンク。言われてみれば初代ジュークに似てる!

 続いて次期ジューク。累計販売台数100万台を記録したヒット作だが、日本ではタイで生産するキックスが後継車となった。こちらもイギリスでは継続生産されており、次期モデルはEVになるようだ。

 そのデザインの原型となるのが「ハイパーパンク」。モビリティショーでは、コンテンツクリエイターやアーティストのための「移動するスタジオ」といったイメージだったが、次期ジュークといわれてみれば、確かに初代ジュークとも共通する「凝縮された塊感」を持っていることが分かる。

 いっぽうハイパーパンク独自の魅力は、多角形を組み合わせたようなボディ。デジタルの世界から飛び出てきたようなこの「カクカク感」が市販車にも反映されれば、次期ジュークはかなり個性的な1台となるはずだ。

■チルアウトは次期リーフに!

 最後に次期リーフ。いうまでもない世界初の量産EVだが、こいつの3代目は、チルアウトというコンセプトカーがベースになるという。

 チルアウトについては説明が必要だろう。このクルマはジャパンモビリティショーではなく、2021年11月に日産が発表した経営計画「Nissan Ambition 2030」の中で公開されたクロスオーバーEVだ。

 2021年時点ですでに2025年の量産化がアナウンスされていたのだが、今回、それが次期リーフであることが明らかになったわけだ。

 その外観は、前に紹介した2台と比べるとかなり現実的だ。外板は無駄なそぎ落としたスリークなもので、フロントグリルにはしっかりVモーショングリルに準じたLEDライトが見て取れる。

 プラットフォームについても、チルアウトはアリアと同じCMF-EVプラットフォームを使用されることが明かされている。おそらく日産はアリアとリーフのつながりを明確にし、アリアの弟分的なデザインで次期リーフを仕上げてくるものと思われる。

 というわけで、いっけん夢物語のようでもあった日産のコンセプトカーががぜん現実味を帯びてきた。日本にも導入されるかどうかは不明だが、発売を楽しみに待とうじゃないか!

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