4人目の日本一エッセ遣いが決定
年間にサーキットタイムトライアルやジムカーナ、林道アタックやヒルクライムといったさまざまなカテゴリーでの競技全5戦でシリーズを構成する「BRIG Driving Challenge Series(ドライビング・チャレンジ・シリーズ)」の2023年シーズンが終了した。
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モータースポーツを手軽に楽しむのにも最適な1台
ダイハツ「エッセ」といえば、2005年から2011年まで販売されたダイハツの軽5ドアハッチモデル。最高出力58ps/最大トルク6.6kgmを発揮するKF-VE型エンジンに、車重700kg台の軽量なボディを採用し、6代目ミラをベースにしたシンプルな実用車として軽快に走る1台として登場した。すでに販売は終了しているものの、現在でも比較的リーズナブルに中古車が入手できるうえに、維持費も安く、モータースポーツを手軽に楽しむのにも最適な1台となる。
そのダイハツ エッセを使用したワンメイク・シリーズ「ALL JAPAN ESSE CUP(AJEC)」がスタートしたのは2020年のこと。AJECはその後2022年から「BRIGドライビング・チャレンジ・シリーズ」という名称に変わって、エッセ以外の車種も対象にした車種統一異種格闘技戦的なシリーズとして展開中である。その2023年シーズン最終戦となる1戦は、スパ西浦モーターパークで行われたサーキットトライアルとなり、2023年12月16日(土)に開催された。
今シーズンのクラス分けとしては、エッセを中心とした新規格軽自動車2WDモデルの「エッセ」カップ、新規格軽自動車のLSD非装着車による「くるま相談室」カップ、さらには日産マーチのワンメイクとなる「マーチ」カップ、1.5Lクラスのコンパクトカー(1.6Lのスズキ「スイフト」も参加可能)で争う「コンパクト」カップ、BMW MINIワンメイクとなる「MINI」カップ、「GRヤリス」ワンメイクの「YARIS」カップなどとなる。この最終戦には、エッセだけで10台(ダブルエントリーを含む)がエントリー。他にもコンパクトカーを中心に21台のエントリーを受け付けることとなった。
パイロンジムカーナ、ヒルクライム、ダウンヒルなどを行ってきた今シーズン、競技カテゴリーとしては、サーキットでのタイムアタックとなるこの最終戦は、カテゴリーで2グループに分け、10分間のタイムアタックを2本行ってその中のベストタイムを競うものとなる。今回使用するのは、愛知県にあるスパ西浦モーターパーク。そのコースを逆走(反時計周り)という形で使用する(コース長1561m)。1台の車両をシェアするダブルエントリーも可能となることから車両のシェアも多い。
残念ながら明け方まで残っていた雨の影響もあって路面はウエット。競技中には陽が射してくるタイミングもあったものの路面状況の劇的な改善はなく、ちょい濡れという難しいコンディションでのタイムアタックとなった。非常に短い時間だったが、各選手が集中してタイムアタックを行い、無事に事故なく最終戦は終了。ここまでもつれ込んでいた各クラスでの勝者が決まり、2023シーズンのチャンピオンが確定した。
同ポイントになるも勝利数でタイトルを獲得
僅差での戦いとなった「エッセ」クラスは、ポイントで3番手につけていた鈴木博司選手(ゼッケン7 MAC TOOLS MOTULエッセ/1分9秒045)がこの最終戦をしっかり走って優勝。シリーズポイントでは、2位に入った行徳 聡選手(ゼッケン6 Purple Esse/1分11秒518)と同ポイントと並んだが、勝利数で鈴木選手がタイトルを獲得した。
「前戦のヒルクライムが全然ふるわなくて、それでランキング3位になってしまったので、それでもいいと思ったんですが、タイトルをいただけて、素直にうれしいですね。今シーズンを振り返るといい時と悪い時があって、もう少し悪い時のリカバーができたらいいですね」
と鈴木選手。
LSD非装着のノーマルエッセを対象とした「くるま相談室」クラスでは、伊藤瑠衣選手(ゼッケン10 ウエストファームエッセ61號車/1分19秒222)が初優勝で見事タイトルを決めた。レースデビューが今年6月のこのシリーズ第2戦というデビューイヤーでチャンピオン獲得となった。
「今日は初めてのコースでライン取りもわからず自己流でしたし、タイヤがすべるし、という状況でしたが、だからうれしい結果となりました。クルマに不満も出てきたので2024年は少しイジって出たいです」
この日4台がエントリーした日産マーチのクラスでは、和田光司選手(ゼッケン11 BRIG Power+ WATER RACINGマーチ/1分10秒256)が2022年に続いての2連覇となった。だが、和田選手はこの日ダブルエントリーをしており、同じクルマで走った長島章夫選手(1分8秒392)に負けて最終戦は2位となった。
「今日はこのマーチがまだまだ速く走ることが再確認できました。じつはBRIG HILLCLIMBシリーズもこのマーチでタイトルを獲得しており、2冠を達成できました、本当にうれしい」
とコメントしてくれた。
ちなみにこの日のオールオーバーのベストタイムは1分5秒454の大野靖春選手(ゼッケン21 KRT BRIG MINI)となった。2024年シーズンは、2023年シーズン同様に開催の方向で調整中である。
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