カーライフ [2024.05.18 UP]
自宅でのEV充電ってどうしてる?教えて!みんなの充電器事情 #1
世界中で注目を浴びているEVだけど、購入後の事情を知るにはまだまだ情報が少くて、EVと過ごす生活のことを考えてみると意外と分からないことだらけ。
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そこで、ここではEVオーナーが最初に直面するであろう「自宅の充電設備どうする問題」について、EV充電設備の販売も行うPanasonic(パナソニック)の協力のもと、リアルなEVオーナーの自宅充電器事情を伺いました!
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愛車はアウトランダーPHEV!「静かで楽しい走りに惹かれました」
Owner:田中さん(36)
愛車:三菱アウトランダーPHEV(2022年式)
居住地:京都府
家族構成:4人
田中さんは、家族の要望で7人乗りのSUVを探す中で、最も運転が楽しそうだったことからアウトランダーPHEVの購入を決めたそうで、「ランクルがよかったが、京都の町にはあの大きさは不向きだったので断念。アウトランダーの静かに加速していく感じが気に入りました」とのこと。
アウトランダーの充電電力使用時走行距離は約85km(※WLTCモード換算)。田中さんは、電力の消費が早い高速道路での走行時にはガソリンに切り替えて乗っているそうだが、普段は電気をメイン動力として使用しており、特に街乗り時はEVの一択だという。
走行に関しては「EVでの走行は退屈なイメージがありましたが、実際に走ってみると電気の方が案外キビキビ走る感じ楽しくて気に入っています」と語った。
PHEVには必要十分! 手頃な200V用コンセント充電器
そんな愛車アウトランダーを自宅で充電するべく田中さんが選んだのは、出力3kWの壁面取付けタイプ「カバー付屋外コンセント(200V用)」。ケーブルをコンセントに差し込むだけで充電でき、カバーと簡易鍵が付いているのでいたずら防止効果があるモデルだ。
Panasonic「カバー付屋外コンセント(200V用)」
こちらのモデルを選んだ理由としては、「アウトランダーPHEVはバッテリー容量が約20kWhなので、3kw出力の充電器で十分だった」ことや「コンセントの設置は、そこまで大きな工事を必要とせず工賃も安かったため」だという。
田中さんの場合、分電盤にEV充電用のものを増設し、そこから電線を引いて壁に穴をあけて充電器を設置。「たまたま分電盤と駐車場が近い位置関係にあったため特に取り付けに際して、困った点もなかった」という。かかった費用は、ブレーカの増設やコンセントの取り付け、配線などの工事費含めて約7万とのこと。
充電器の取り付けは依頼先に悩むことが多いが、田中さんの場合は、家の建築を依頼した工務店が電気工事も請け負っているため、そちらに依頼。
通常、電気工事業者に見積依頼をすると、分電盤の位置や充電器の設置可能場所などを確認するための現地調査が入るのだが、田中さんの場合は家の作りを知る工務店への依頼ということでこの工程が省略されるため、取り付けにかかる日数はわずか1日!それも2~3時間であっさり終わったとのこと。
充実したEVライフを送っている田中さんだが、唯一「充電した時にいちいちCCIDケーブルを収納するのが面倒くさい」とコンセントタイプの欠点を指摘していた。
●取材協力:パナソニック https://www2.panasonic.biz/jp/energy/elseev/
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