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意外!? トムスがショーファーなレクサスLMで新たなカスタムを提案|東京オートサロン2024|

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意外!? トムスがショーファーなレクサスLMで新たなカスタムを提案|東京オートサロン2024|

トムスは1973年に創業したチューニングブランド。モータースポーツ活動を通じて培ってきた技術やノウハウは市販車のカスタムパーツ開発などにも取り入れられ、確かな実績に裏付けられた製品づくりで多くの人に支持されてきた。2023年に50周年を迎えた同社は、東京オートサロン2024(会期:2024年1月12~14日・幕張メッセ)の出展において、この先の50年を見据えた新たな取り組みを発表した。そのひとつがこのレクサスLMをカスタマイズしたコンセプトカーに凝縮されている。


12日のプレスカンファレンスで谷本 勲代表取締役社長はこれまでのスポーツカーを軸としたチューニングやカスタマイズに加えて、「これまでのイメージにないミニバンのカスタマイズといった新たな領域にもチャレンジしてまいります」と宣言。「ミニバンもご存じのとおりファミリー使いもあればビジネスで使われることもあります。そのシーンに応じた楽しいクルマを作りたいという思いがあります」と語った。

そのビジネス向けミニバンカスタマイズの挑戦が、レクサスLMのコンプリートカーだ。
「不易流行」をコンセプトに、これからの時代のショーファードリブンのスタイルを提案する“ショーファースタディ”モデル。

技術力を生かし日本的ラグシュアリーを提案

目を引くのが内装のしつらえだ。開発担当者に話を聞くと、「レクサスLMはオーナーカーとしてはもちろんショーファーカーとして企業が所有することも多い車両だと考えています。ビジネスユースですと海外からのお客様を送迎する機会もあると思うんですけれども、日本の伝統工芸や技術を取り入れることで、日本らしさを感じていただけるようしつらえました」という。

“スポーツカーはスポーツカーらしく、ラグジュアリーカーはよりラグジュアリーに”を基本にノーマルのよい部分をさらに向上させることを大命題としてコンプリートカーを開発するトムス。ラグジュアリーカーのLMではラグジュアリーさを際立たせながらトムスらしさを加えている。

具体的にはオフホワイトがベースインテリア各部にあしらわれるアクセントカラーをあえてインテリアと同色のカラーに塗装。ブラックのアクセスグリップもオフホワイト基調として全体の統一感を図っている。その上で、アームレストパッドやアシストグリップの一部をレッドの本革に張り替えている。また、ルーフ照明には組子細工を用いたパネルを設置。これにトムスの持つ部品加工技術を用いて集成材を切削加工したパネルを組み合わせている。日本古来から伝わる伝統工芸の技術を取り入れながら現代の高い製造技術との融合を図る。

シートにも注目だ。組子照明の隙間からもれる光があたかも投影されたかのような組子柄のデザインが施されている。組子柄にマスキングしたシート表皮に反射塗料をスプレー塗装するといった手の込みよう。見る角度により組子柄が浮かび上がり室内を風情豊かに演出する。

足元には鮮やかな赤色のカーペットが敷かれる。これは高級じゅうたんメーカー山形緞通に依頼して仕立てた特別なもの。レッドからオレンジへとグラデーションする毛足の長い高密度のカーペットはいかにも踏み心地がよさそう。

LMに施された特別な仕立ては単なるコンセプトではなく、製品化も視野に入れているのだそう。

「弊社の持つ技術力を新たな形態で活用できる場として提案させていただいたものですが、今回提案した形だけでなく、お客様のさまざまな要望に応えられるようにできたらと考えています。例えば企業のコーポレートカラーなどを取り入れた好みのカラーコーディネートで仕立てることも可能だと思います。」

具体的な販売方法などは検討の段階であるとしながら、オーナーの要望を取り入れ好みの仕様に仕立てられる、例えばレクサスのカスタムオーダープランである「ビスポーク」のような形で提供されるかもしれない。

”トムス2トーン”でミニバンにトムス仕様に

ミニバンユーザーに向けた製品開発の新たなチャレンジとしての提案はほかにもある。

今回レクサスLMとともに出品したトヨタ アルファードは、ともに2トーンのボディカラーに仕立てられている。

LMではソニックアゲートと呼ばれるバーガンディは純正色ながらキャビンをゴールドカラーに塗装した品格のあるオリジナルの2トーンカラーに仕立てられている。アルファードはプラチナホワイトパールマイカをベースにキャビンをシルバーカラーとした。

2トーンカラーは一般的にショルダーラインやキャラクターラインなど切り返したところで塗り分けられることが多いが、トムスでは一番美しく見えるところを吟味し、絶妙な位置のラインで塗り分けている。今後、カスタムプランとしてこの2トーン塗装を取り入れることを視野に入れているという。

車種ごとに異なる位置で塗り分けられるが、塗り分けラインのイメージを統一することで「いずれトムス2トーンとして認知されればいいなと考えています」と、新たな取り組みに意欲を見せた。

〈文と写真=ドライバーWeb編集部〉

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