約10%の燃費改善
BMWが5シリーズのアップデートを発表した。11月より販売されるモデルでは、48Vマイルドハイブリッド付きのディーゼル・エンジンが選べるようになる。
この燃費改善システムは、直列4気筒ディーゼル・エンジンを搭載する販売主力の520dセダンおよびツーリングに標準装備される。どちらのモデルも後輪駆動のほか、四輪駆動の「xドライブ」も用意される。
このシステムでは、48Vの2次バッテリーに接続されたスターター/ジェネレーターが、エンジンを後押しするパワーを発揮することで、エンジンの負担を減らし燃費を向上させる。また、一般的な12Vのスターターに比べ、エンジンの停止/再始動がより円滑かつ素早く可能になるため、アクセルペダルを閉じて惰性走行する際には、エンジンを駆動系から切り離すだけでなく完全に停止させ、さらなる燃料を節約できる。2次バッテリーの電気は、減速時にエネルギーを回生して蓄える。さらにBMWによれば、全開加速の際には電気の力によるオーバーブースト機能を使用でき、「通常時より大きな力を発揮」することが可能だという。
このマイルドハイブリッドハイブリッドを採用することで、全体的な燃費は10%近く改善されたとBMWは主張する。その結果、520dセダンの燃費は24.4km/L、CO2排出量は108g/kmとなった。BMWによれば、モデルによっては100km走行あたり燃料消費を最大で0.3Lほど減らすことができたという。オーバーブーストによって0-100km/h加速タイムがどれほど短縮されたかという数値は、明らかにされていない。
他のモデルも各種新オプションを設定
また、BMWはプラグインハイブリッドの3シリーズと5シリーズ用の新オプションとして、トレーラー・カップリングを用意すると発表した。最大けん引重量は750kgとなっている。
1シリーズの高性能モデルであるM135i xドライブには、Mパフォーマンス・パッケージが新たに設定された。このパッケージを選ぶと、18インチ軽量Mアロイホイールの装着と、物入れの削除によって、車両重量が10kg軽量化されるという。0-100km/h加速は0.1秒短縮され、4.7秒となる。さらにブラックで塗装されたミラーキャップや、エグゾーストテールパイプ、メッシュ・デザインのキドニー・グリルが装着されることで、外観も精悍さが増す。
それ以外のモデルでは、8シリーズ・グランクーペにカーボン・ルーフが装備可能になったほか、X5/X6/X7には新しいカスタマイズ・オプションが設定された。
これらの変更が施されたモデルは、欧州では年内に販売が始まる見込みだ。
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