キャンプとラジコンの相性はバッチリ!
ここ数年、空前のアウトドアブームが続いている。コロナ禍において、その人気はさらに加速。「密を避けて楽しめる」ことにメリットを感じて、最近キャンプを始めたという人も多いのではないだろうか。
京商よりスペシャルチューンド車ベースのRCカー「ジムニーシエラAPIO」が発売
キャンプやデイキャンプ、バーベキューなどアウトドアの楽しみ方はさまざまだが、そうした「ソトアソビ」のお供としてオススメなのが、オフロード仕様のラジコンカーだ。自然のなかで手軽に遊べて、アウトドアをより楽しくしてくれる「オフロード・ラジコン」。今回は、その選び方や楽しみ方について解説しよう。
アウトドアに適したラジコンカー選び
自然豊かなフィールドで楽しむキャンプやバーベキューなら、ラジコンカーを走らせる場所には事欠かない。アウトドアギアと一緒にお気に入りのラジコンをカーゴに積み込み、キャンプやバーベキューの合間に自然のなかを走らせる。ラジコンがあれば、ソトアソビの楽しみは今まで以上に大きく広がるはずだ。
アウトドアのお供にするなら、オフロード仕様のラジコンであることが大前提。車高が低いオンロードカーでは舗装された駐車場くらいしか走らせることはできないが、オフロードカーなら舗装・未舗装を問わず様々な場所で走行できる。
オフロード・ラジコンとひと口に言っても、その種類は多種多様。キャンプやバーベキューの合間に走らせるなら、どんなクルマを選べばいいのだろうか?
「RCバギー」はキャンプのお供には不向き
オフロード・ラジコンというと、まず「バギー」を頭に思い浮かべる人が多いだろう。レーシーなフォルムに大径のスパイクタイヤを組み合わせた「RCバギー」は、見た目もカッコよく、いかにも「オフロードが得意です」といったイメージが漂う。価格も比較的安価で、手軽にラジコンを始めたい初心者にもピッタリだ。
しかし、実はバギータイプのラジコンカーは、キャンプやバーベキューなどのアウトドアレジャーとの親和性はさほど高くない。
RCバギーは、もともと「フラットダート」(平坦な未舗装路)を速く走るためのモデル。パッと見は「いかにも走りそう」なフォルムだが、車高が低いことがネックとなって、障害物が多い悪路は不得意だ。コントロール性に優れスピードもあるので、芝生の広場や土のグラウンドなら軽快に走行できるが、石がゴロゴロしている河原や、木の根っこやデコボコが多い林間サイトには向いていない。
オススメは4WDの「ビッグタイヤ」モデル
では、キャンプやバーベキューのお供に適しているのはどんなラジコンカーなのか。オススメは、「ビッグタイヤ」と呼ばれるカテゴリー。もちろん、駆動方式は走破性の高い4WD一択だ。
ビッグタイヤ・ラジコンカーは、その名の通り大きなタイヤを装着しているのが特徴だ。悪路をダイナミックに走行することを前提としたモデルなので、タイヤが大きくて車高が高く、ちょっとした段差や石、木の根っこくらいならラクラク乗り越えられる。
バギーほどスピードは出ないが、キャンプ場やバーベキュー場で安全に走らせるにはこれくらいがちょうどいい。作りが頑丈で、ラフに走らせても壊れにくいのもメリットだ。コミカルな見た目と走りで、周囲のキャンパーからのウケも抜群! アウトドアで手軽に楽しみたいなら、「ビッグタイヤ」RCを選んでおけば間違いない。
「クローラー」はアウトドア・ラジコンの究極形
アウトドアでさらに本格的にラジコン走行を楽しみたいなら、「RCロッククローラー」もオススメだ。「クローラー」は、もともと岩場や急斜面を走行するために設計されたラジコンカー。ストロークの大きなリンクサスとグリップの高いブロックタイヤで、大きな障害物や急斜面の岩場もラクラク乗り越える。
悪路走破性は、オフロード・ラジコンのなかでも圧倒的ナンバーワン! 完全防水仕様のモデルも多く、河原、岩場、障害物の多い林間サイト、川のなかまで、あらゆる場所で楽しめる。
悪路走破性に特化したモデルなので、ほかのオフロード・ラジコンと比べるとスピードは遅い。だが、周囲のキャンパーにぶつかってケガをさせるリスクも少ないので、キャンプ場やバーベキュー場で走らせる際も安心。RCロッククローラーは、まさにアウトドア・ラジコンの究極形だ!
オフロード・ラジコンを持参すれば、キャンプやバーベキューがもっと楽しくなる。走らせる際は周囲の迷惑にならないように注意して、安全にラジコン遊びを楽しもう。
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