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日産車が面白い! オーテックのSPORTS SPEC、現行「エクストレイル」「セレナ」に登場なるか

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日産車が面白い! オーテックのSPORTS SPEC、現行「エクストレイル」「セレナ」に登場なるか

クルマ好きが欲しくなるクラフトマンシップ

東京オートサロン2024が1月12日~14日までの会期で開催された。会場は、これまでと同じように幕張メッセだ。

【画像】「SPORTS SPEC」再び!? エクストレイル&セレナのAUTECH【細部まで見る】 全33枚

日産のブースではプレミアムスポーティブランドである「AUTECH」の2台(参考出品)が展示され、数多くのクルマ好きが足を止めて、その高級感や特別感をじっくり確認していた。

東京エキサイティングカーショーとしてスタートした当初はチューニング/ドレスアップショップの出展がメインだったが、’90年代後半から自動車メーカーも大々的にブースを展開。今回も、創立90周年を迎えた日産をはじめとする国内外の自動車メーカーがワクワクできるクルマを披露したのであった。

AUTECHは、日産直系のカロッツェリアとして“特装”という手段を通じ、デザイン、走行性能、機能といったさまざまな領域で日産車に商品付加価値を加えている。

日産の基準車では満たせないユーザーの個性化ニーズに応えたデザインや性能を有するAUTECHブランドのカスタムカーをはじめ、福祉車両、多様なビジネスシーンで活躍する各種特装車などをリリースしているのだ。

AUTECHのこだわりの証 TUNED BY NMC

株式会社オーテックジャパン(オーテック社)とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ社)が統合され、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(NMC)となった2022年4月以降は、2社の創業の精神とDNAを融合させたシナジー効果によってモータースポーツとカスタマイズの2領域を通じ、ユーザーにこれまで以上のワクワクと感動と付加価値を届けている。

今回の東京オートサロン2024では、そのシナジー効果の象徴的存在であるといえるクルマたちが日産ブースに並んだ。

AUTECHは、上質かつスポーティで高級感漂うスタイリングを伸長させたブランドで、「X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」「SERENA AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」という「SPORTS SPEC」のモデルを参考出展し注目を集めていた。

専用エンブレム(TUNED BY NMC)を持つ上記の2台は、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたNMC伝統のクラフトマンシップを見事に継承。街乗りからロングドライブまで、シーンに応じてリニアで楽しいスポーティさと、安定感を感じる余裕の走りを実現している。

ボディもコンピューターも専用チューン!

2台とも内外装の仕上げのよさに加え「走りの質」まで追求したのがAUTECHらしい。

本格SUVのエクストレイルをベースとした「X-TRAIL AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」のスペックは、専用ホワイトレザーシート、専用本革巻きステアリングホイール(ブラック/ホワイトコンビ)、専用チューニングサスペンション、専用20インチ・アルミホイール、専用ボディチューニング、専用チューニングコンピューターとなる。

セレナをベースとした「SERENA AUTECH SPORTS SPEC CONCEPT」は、マルチベッドシステム、専用チューニングサスペンション、専用18インチアルミホイール(タイヤ:225/50ZR18 MICHELIN PILOT)、専用ボディチューニング、専用チューニングコンピューターというスペックだ。

いずれも足回り、ボディ、そしてコンピューターのチューンまで手を加えたコンセプトモデルで、リアエンドに「SPORTS SPEC」専用エンブレムが与えられている。メーカー直系のカロッツェリアが作り込んだ証なのだ。

NISMOのEVの頂点 今春発表へ

日産のブースでは、今春の発表を予定している「日産アリア NISMO」が先行公開され、こちらも話題となった。

日産アリアは、力強い加速、なめらかな走り、EVならではの静粛性、心地よい室内空間を備えた、スタイリッシュで革新的なクロスオーバーEVだ。

EV NISMOのフラッグシップモデルである「日産アリア NISMO」は、日産アリア e-4ORCEをベースとし、風格と高い空力性能を併せ持つ新世代EV NISMOのデザインを採用。NISMO専用チューニングが生み出す高次元のハンドリング性能と爽快な旋回性、そして、伸びのある加速などを味わうことができる。

エクステリアは空力性能を向上させるためにレースカーの知見を数多く取り入れ、EVとして特に重要な空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を高い次元で両立。風格のあるプレゼンスとEV NISMOならではのパフォーマンスを、Formula Eマシンの高揚感を彷彿とさせるEVサウンドとともに感じられる点もポイントだ。

インテリアでは、NISMO専用シートや高い質感と高揚感を誘うデザインを採用している。

NISMOブランドのほうで「日産アリア NISMO」のようなモータースポーツ直系モデルを発表し、クラフトマンシップを感じることができるプレミアムスポーティブランドのAUTECHのほうでスポーティさ、上質さ、走りのよさ、高級感、特別感を楽しめるコンセプトモデルを提案できるのは日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社だからこそできることだ。

両車を造り分けられるのがNMCの強みだといえるだろう。

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みんなのコメント

1件
  • kin********
    「日産車が面白い!」…でも辛うじてノートとセレナ以外、ぱったり売れませんね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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