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愛車の履歴書──Vol17. 中山美穂さん(後編)

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愛車の履歴書──Vol17. 中山美穂さん(後編)

愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第17回の後編。世界各国でのドライブ経験などを語る!

ルート66を何度も走った数々の大ヒット曲をもち、今年でデビュー38周年を迎える中山美穂さん。

愛車の履歴書──Vol17. 中山美穂さん(前編)

愛車の履歴書──Vol17. 中山美穂さん(前編)愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第17回の前編。デビュー38周年を迎えた中山美穂さんが思い出の愛車を語る!じつはかなりのドライブ好きなのはあまり知られていない。これまでほとんど語ったことがなかった自身の愛車やカーライフについて、今回話を訊いた。

アイドルとして超多忙だった10代に自動車免許を取得したエピソードや、愛車の赤いアウディを選んだ理由については前編で触れたが、後編では、日本国内以上にドライブ経験が豊富だという、海外でのカーライフなどについて伺った。

「運転が好きなんです。海外に行くと、よくレンタカーでドライブしていました。アメリカのルート66は何回も走りましたね。カリフォルニアのロサンゼルスから、ニューメキシコのサンタフェまで延々と直線なんですけど、途中で雰囲気のいいダイナーに立ち寄ったりして、ニューメキシコに到着すると“着いた~”って感動があるんです」

ルート66は1926年に完成したアメリカ大陸を横断する全長4000kmの国道だ。イリノイ州・シカゴからカリフォルニア州・サンタモニカまでの主要都市を結ぶ、好景気に沸いた時代のアメリカを象徴する道路であり「マザーロード(母なる道)」とも呼ばれた。

1950年代から始まった州間高速道路の建設とともに役割を終えたが、現在は古き良き時代の風景を残す観光道路として、世界のドライバーの憧れの道となっている。そこを中山さんが何回も走っていたとは驚きだ。

中山さんは2000年代以降、長らくフランス・パリでの生活を送っていた。もちろん彼の地でもクルマを走らせていただろう。

「パリでクルマを運転したとき、最初に凱旋門のラウンドアバウトに行きました。凱旋門のまわりをクルマが何重にもなって回っているんですけど、あそこを走って出られたらこの街での運転は大丈夫だ、と、思って(笑)。長距離のドライブもしましたね。スペインの南のほうをグルっとまわったり、イタリアもかなり南まで走りました。地図を見ながら“あの町に行ってみよう”って、行きあたりばったりで走るのが好きでした」

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「あたらしいアウディもカッコいいですね。どちらかというとクラシックなものが好きなんですが、やっぱり最新のモデルを目の前にすると。思わず気分が上がります」

電気自動車に乗ったことはありますか? と、尋ねると、いかにもクルマ好きらしい答えが帰ってきた。

「乗ったことがないんです。わたし、アクセルを踏み込んだときにエンジンがブローン!って唸るのが好きなんですけれども、電気自動車は音がしないんですよね? それがちょっと気になります(笑)。運転していると、クルマとおなじ気持ちになっちゃうんです。坂道を上るときは自分も力が入って、ヨイショ~、がんばれ~って、一緒に踏ん張っちゃう。電気自動車はさすがに、そういう感じではないですよね……」

残念ながらこの日は、じっさいにe-tron GTを運転してもらう時間はなかったが、クルマ好きの中山さんが最新EVをどう感じるのか? ぜひいちど試してもらいたいと思った。

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「ライブが好きで、ずっとやりたいと思っていました。ファンの方からの“ライブをやってほしい”という声もずっと聞いていたので、恩返しじゃないですが、ぜひやりたいと思って。いまライブのためのリハーサルをやっているのですが、30年前の楽曲でも全然古びないとうか、あらためて良さを発見したり、とても不思議な感じなんです」

このインタビューの数日前から、筆者は中山さんの歴代シングルをあらためて聴いていた。『色・ホワイトブレンド』、『JINGI・愛してもらいます』、『ツイてるねノッてるね』、「WAKU WAKUさせて」、『You’re My Only Shinin’Star』、『世界中の誰よりきっと』……、聴くほどにそのヒット曲の多さに驚かされ、楽曲の素晴らしさに感心する。

その作家陣を見ても、竹内まりや、財津和夫、小室哲哉、角松敏生、飛鳥了、織田哲郎……と、じつに豪華で、あらためて“歌手・中山美穂”の存在の大きさを感じた。

「今回のライブのセットリストは、来てくれるみなさんが期待している曲は必ず入っていると思います。6月のライブをおこなう河口湖ステラシアターは自然豊かな場所にある会場ですし、ドライブかたがた来てもらうのもいいですよね。お客さんと直接触れ合うライブは、これからも続けていきたいと思っています」

【プロフィール】中山美穂(なかやまみほ)1985年にシングル『C』で歌手デビュー。音楽活動だけでなく、女優活動など様々なジャンルで活躍。現在、全国ツアー「Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-」を開催中。チケット好評発売中!!

https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=453237

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文・河西啓介 写真・安井宏充(Weekend.) メイク・SADA ITO for NARS Cosmetics (SENSE OF HUMOUR)  ヘア・SHOTARO スタイリスト・青木千加子 編集・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

3件
  • 編集・稲垣邦康(GQ)です。
    最近は記事を書かない、いや書けないみたいですね。
    イナガキ。
    まぁ、イナガキの記事読んだらイラッとするからな。
  • 過去の記事引用ばかりで頭が混乱しますよ。
    こんな記事で良くOKが出るのか不思議です。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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