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405馬力に「オラワクワクすっぞ!」日産新型「フェアレディZ」価格&詳細発表! 新「Z」は何がスゴいのか

掲載 更新 18
405馬力に「オラワクワクすっぞ!」日産新型「フェアレディZ」価格&詳細発表! 新「Z」は何がスゴいのか

■新型「フェアレディZ」の詳細&全グレード価格を発表! 何が進化したのか?

 2022年4月25日、日産は新型「フェアレディZ」の全グレード価格や詳細を発表しました。
 
 7代目となる新型フェアレディZには、7代目となる新型フェアレディZはどのような進化を遂げているのでしょうか。

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 日産を代表するスポーツカーのフェアレディZは、これまでに世界で180万台以上販売されてきたモデルです。

 今回、新たに登場した7代目となる新型フェアレディZは、歴代モデルのオマージュを感じさせるデザインを採用。ボディサイズは、全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm×ホイールベース2550mmとなっています。

 それでいながら、先進技術を盛り込んだフェアレディZならではのダイナミック・パフォーマンスを実現しています。

 エクステリアデザインは、伝統と最新技術の融合で生まれたデザインの美しさを表現。

 伝統的な後輪駆動のスポーツカーデザインを踏襲し、ロングノーズ・ショートデッキなど初代「フェアレディZ(S30型)」をはじめとする歴代「フェアレディZ」へのオマージュを込めたシルエットに仕上げています。

 初代「フェアレディZ(S30型)」を彷彿とさせるふたつの半円をイメージLEDヘッドランプのデザインを採用。

 また、リアコンビネーションランプには4代目フェアレディZ(Z32型)を連想させるデザインに最先端の技術を取り入れて3DシグネチャーLEDを採用することで「フェアレディZ」らしさを表現しています。

 インテリアは、初代「フェアレディZ(S30型)」の3連サブメーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)とエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインを現代的な技法で再構築。

 その一方で最新の「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」では、ドライバーの好みに合わせて変更できる3つの表示モードを用意しています。

 フェアレディZ専用のスポーツモードはタコメーターを中央に配置、シフトアップタイミングが分かるシフトアップインジケーターを設定しました。

 さらにレーシングカーと同様に、インジケーターはエンジン回転数に応じ緑から黄色、赤と順に点灯。

 そして、エンジン最大回転数に達しタコメーターの針が一番上になるとシフトアップインジケーターが点滅するので、ドライバーは最適なタイミングでシフトアップすることが可能なほか、新設計のMTシフトノブは握りやすさと操作性を追求しています。

 シートは、NISMOの開発で培ったノウハウを活かし、ホールド性とフィット感を向上。シートバックにスエードを採用することで、身体の横ブレを抑えて快適なドライブを実現するとともに、コーナリング時の身体の動きも抑制します。

 また、車体・ホイール剛性の向上や吸遮音材追加に加え、音の侵入経路を遮断することでロードノイズを低減し、静粛性を向上。さらに、バックドアとその周辺の剛性を高めることで振動音を低減し、走行時の快適性を向上しました。

 さらに、走行時には、リアルタイムにアクセルの踏み込み量・エンジン回転数・ギヤポジションなどの走行情報を読み取り、加速意図とクルマの挙動にシンクロさせた力強く伸びのあるスポーツサウンドを実現するなど細部まで作り込まれています。

 新型フェアレディZのパワートレインは、新開発の3リッターV6ツインターボエンジンに6速MTまたは9速ATを用意。

 このエンジンは、最高出力298kW(405PS)、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)と、出力を大幅に向上させています。

 6速MTは、大トルクに対応するためクラッチディスクとギヤトレインを強化。また、新設計シンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更により、ドライバーの意のままのスムーズなシフトチェンジが可能です。

 一方の新開発の9速オートマチックは、幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現。

 また走行モード(ドライブ/スタンダード/スポーツ)では、それぞれの状況に適したセッティングとなり、スポーツモードでは前述のメーター表示変更やエンジン、トランスミッションのレスポンスを高め、ステアリング反力やVDC制御を最適化。

 さらに、日産の後輪駆動車として初めて、停止状態から加速性能のポテンシャルを最大限発揮する自動制御技術ローンチコントロールを搭載し、加速タイムを向上しました。

 足回りでは、フロントボディ周辺とリヤクロスメンバーを重点的に強化し十分なねじり剛性を確保することでシャープな回頭性を実現。

 さらに、直進性を高め、修正舵を低減するフロントハイキャスターサスペンションと、路面との接地性が向上する高応答モノチューブダンパー、また新開発のタイヤも採用しています。

※ ※ ※

 このようにさまざまな面で進化している新型フェアレディZの価格(税込み)は、「フェアレディZ(6速MT/9速AT)」の524万1500円から「フェアレディZ プロトスペック(6速MT/9速AT)」の696万6300円です。

 なお、発売時期に関して日本仕様が初公開された「東京オートサロン2022]時点では、6月下旬の発売をアナウンスしていました。

 しかし、日産によれば「昨今の部品供給の影響を鑑み、2022年夏に変更させていただきました。なお、部品供給の事情等により、発売予定が前後する可能性がございます」と説明しています。

 そのため、240台限定の特別仕様車「Proto Spec」と通常仕様は2022年夏以降に発売される予定です。

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みんなのコメント

18件
  • このオートサロンのが純正デザインだったら期待大だろうが、
    純正は見た目サッパリしすぎて高そうに見えないからどうだろうね。
  • で、モデルチェンジはまだですか?
    Z35ずっと待ってます!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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