現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 元英国サッカー代表デイビッド・ベッカム、電動ヒストリックカーを手がける「ルナズ」の株式を10%取得 【動画】

ここから本文です

元英国サッカー代表デイビッド・ベッカム、電動ヒストリックカーを手がける「ルナズ」の株式を10%取得 【動画】

掲載 更新 1
元英国サッカー代表デイビッド・ベッカム、電動ヒストリックカーを手がける「ルナズ」の株式を10%取得 【動画】

成長を続けるEVコンバージョンへの大規模な出資

元サッカー英国代表のデイビッド・ベッカムが、急成長を遂げている電動クラシックカーのトップ企業「ルナズ(LUNAZ)」への大規模な出資を発表した。現在、英国を拠点とするルナズは様々な車両に独自の電動パワートレインを搭載し、世界中で販売。ベッカムを含む投資家グループからの大規模な支援が決まり、さらなる成長段階へと進むことになる。

ブガッティ初のスマートウォッチが登場! ハイパーカー用に独自かつ多彩な機能を満載 【動画】

今回、ベッカムはルナズの公開株式の10%を取得。彼に加えて、ルーベン・ファミリー、バークレイ・ファミリー、アレキサンダー・デラルが、ルナズへの出資を決定した。ベッカムは自身が運営する投資部門を通じて、eスポーツやスポーツリカバリー分野など様々な新興成長企業を発掘。資金的な支援を続けており、多くの投資が成功を収めている。

「ルナズは、テクノロジーとデザインの両方において、英国らしさを追求しています。私は機能向上と電動化によって最も美しいヒストリックカーを復元する彼らの仕事を通し、彼らに強く惹かれました。創業者のデイビッド・ロレンツとルナズの技術陣は、ここにしかない特別なクルマを作っています。彼らの成長の一端を担えることが楽しみです」と、ベッカムは今回のルナズへの出資理由を語っている。

2019年の製造開始以来、急成長を遂げるルナズ

ルナズは、歴史的に貴重なヒストリックカーに搭載されている内燃機関を電動パワートレインに変更し、さらに機能を現代に通用するようアップグレードさせた最初の車両を2019年に製造して以来、まったく新しい価値観を創設してきた。さらに新たな世代にも時代が求めるゼロエミッションカーとして、ヒストリックカーを使用できる環境をもたらしている。

急激な成長を遂げている理由としては、都心における排ガス規制への対応として、ルナズ製ヒストリックカーに焦点が当たったことが大きいという。これまで世界初となるフルEV化されたレンジローバー、ベントレー、ロールスロイス、ジャガーをマーケットへとデリバリー。その結果、世界中のカスタマーから高い評価を得ることになった。

さらに、ルナズがコンバージョンを担当した1961年製ベントレー コンチネンタル フライングスパーは、BBCの人気テレビ番組『トップギア (Top Gear)』が選出する「エレクトリック・ビークル・アワード」を受賞している。

ヒストリックカー以外の分野への進出も計画

ルナズは、英国の先進的な自動車技術の中心地であるシルバーストンに本社を置く。工業団地である「シルバーストン・テクノロジー・クラスター」で活動する新興企業のなかでも最も急速に成長しており、製造スペースと従業員数が最大を誇っている。

ルナズを立ち上げてCEOを務めるデイビッド・ロレンツは、ヒストリックカー以外に既存車両への電動化も進めている。

「私たちはクラシックカーだけでなく、既存の乗用車、産業車両、商用車をアップサイクルすることで、新車に代わる持続可能な選択肢を提供することができます。私たちのアプローチは運輸・公共交通機関企業の資金を節約できるだけでなく、脱炭素化に向けた世界的な動きの中で廃棄物を劇的に削減します」

「世界経済のいたるところで、責任感と商業性は相反するものではないことが証明されています。今回のようなトップレベルの投資家からのコミットメントは、リサイクルとクリーンエア・パワートレインに取り組むルナズの大きな後ろ盾となるでしょう」

こんな記事も読まれています

全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
motorsport.com 日本版
ホンダ新型「斬新軽バン」実車初公開! フラット内装×テーブル・チェア搭載!? どこでも仕事場な「N-VAN e:」登場
ホンダ新型「斬新軽バン」実車初公開! フラット内装×テーブル・チェア搭載!? どこでも仕事場な「N-VAN e:」登場
くるまのニュース
F1第11戦木曜会見:フェルスタッペンが来季の動向に言及。「F1内外」で選択肢検討のサージェントと「F1だけ」の周
F1第11戦木曜会見:フェルスタッペンが来季の動向に言及。「F1内外」で選択肢検討のサージェントと「F1だけ」の周
AUTOSPORT web
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
【国内試乗】国内導入第3弾はミッドサイズのスポーツサルーン「BYDシール」
LE VOLANT CARSMEET WEB
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.6.29)
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.6.29)
@DIME
このクルマ住めます。ずっと住めます。もはや家なトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
このクルマ住めます。ずっと住めます。もはや家なトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
全長3m級のトヨタ「斬新コンパクトカー」現る! ちょっと怖い…顔に驚愕!? みんな2度見しそうな仕様とは
全長3m級のトヨタ「斬新コンパクトカー」現る! ちょっと怖い…顔に驚愕!? みんな2度見しそうな仕様とは
くるまのニュース
ちょうどいいを形にした環境にも優しいフル電動3輪モビリティ! 「Entre Cargo」発売
ちょうどいいを形にした環境にも優しいフル電動3輪モビリティ! 「Entre Cargo」発売
バイクのニュース
なんちゃっても登場!? クルマ好きがミドシップに憧れちゃう4つのワケ
なんちゃっても登場!? クルマ好きがミドシップに憧れちゃう4つのワケ
ベストカーWeb
ベントレー コンチネンタルGT スピード&GTC スピードが登場。782psのモンスター級ラグジュアリースポーツに進化
ベントレー コンチネンタルGT スピード&GTC スピードが登場。782psのモンスター級ラグジュアリースポーツに進化
Webモーターマガジン
【MotoGP】プラマックのドゥカティ陣営離脱に俺は関係ないじゃん……マルケスぼやく「でもファンからしたら良い事かもね」
【MotoGP】プラマックのドゥカティ陣営離脱に俺は関係ないじゃん……マルケスぼやく「でもファンからしたら良い事かもね」
motorsport.com 日本版
宿敵テスラ・モデル3よりも3万3000円安で発売開始! BYDの新型EVセダン「シール」がいよいよ上陸
宿敵テスラ・モデル3よりも3万3000円安で発売開始! BYDの新型EVセダン「シール」がいよいよ上陸
THE EV TIMES
マセラティ、MC12の20周年を記念したMC20の限定モデル“イコーナ”“レッジェンダ”を発表
マセラティ、MC12の20周年を記念したMC20の限定モデル“イコーナ”“レッジェンダ”を発表
AUTOSPORT web
JESIMAIK、最新AIBOXを発売…カーナビがスマホに
JESIMAIK、最新AIBOXを発売…カーナビがスマホに
レスポンス
試乗が趣味のクルマ好き 松重 豊さんがベストカーWebに登場! [日産アリアB9]をどう評価する?
試乗が趣味のクルマ好き 松重 豊さんがベストカーWebに登場! [日産アリアB9]をどう評価する?
ベストカーWeb
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-5「JB64のシートを移植しよう」
グーネット
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新でめちゃ精悍な「“スポーティ”カスタム」も設定! イチバン売れてる「純正アクセ」とは?
くるまのニュース
レッドブルリンクにグラベルトラップを追加。F1主催者は昨年頻発したトラックリミット問題の再発防止に取り組む
レッドブルリンクにグラベルトラップを追加。F1主催者は昨年頻発したトラックリミット問題の再発防止に取り組む
AUTOSPORT web

みんなのコメント

1件
  • リニューカーのCMに出ていたのもここへの布石だったのか……。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村