現時点で新型スイフトスポーツに関するに情報はほとんど入っていません。なので確実な次期型情報は伝えられない。謝っておきます。すみません。開発は進んでいるらしいです。もちろん何かわかり次第お知らせします。
今の時点でお知らせできるのは、あくまで「予想」。だったら何も報じるなよ…という意見もあり重々承知しておりますが、開発が進んでいるという情報があるなかでは、いまの時点で予想しておくのも一興かと。というわけで、噂程度に流れている情報をつなぎ合わせると、新型スイフトスポーツは2023年夏頃に登場する…という話ですが、それも噂とモデルサイクルを掛け合わせた予想となる。本稿ではそうした話をつなぎ合わせてて、次期スイフトスポーツが「こうなる…かも…?」といった話をお届けします。
これはいい……絶好調アクア、その強さの理由は走りと燃費と手頃な価格
文/ベストカーWeb編集部
写真/SUZUKI、ベストカー編集部
[gallink]
■欧州仕様のHVが次期スイスポに搭載か
2022年7月にスイフトがフルモデルチェンジするとの情報がある。となれば気になるのが「日本の宝」、スイフトスポーツ。これまでのサイクルを考えると、ノーマルスイフトの約1年後、2023年夏頃に登場するのが有力と考えられる。
注目はパワーユニットで、次期型のエンジンにモーターアシストが加わるらしい。現行型の1.4L、直4ターボのエンジンはそのままに、48Vのマイルドハイブリッドとなる可能性が高い。
次期スイフトスポーツ(ベストカー編集部作成)。デザインに関しては新たな情報が入っているわけではなく、最近のスズキのデザインテイストから予想した次第です
スイフトスポーツは欧州仕様が2020年5月のマイナーチェンジでマイルドハイブリッドを搭載しており、日本仕様も次期モデルで踏襲されるという流れ。この欧州仕様はエンジン本体も圧縮比の向上や電動吸気VVT、EGRの新採用などの改良が施されており、当然そちらも踏襲されることになる。
プラットフォームに関しては流動的。新開発ユニットを使うという説と現行型の改良版になるという説が混在しており、現時点では明確になっていない。
ただ、HEARTECT(ハーテクト)と呼ばれる現行のプラットフォームは2016年に登場したもので、まだ新しく、また軽量化にも貢献しているだけに商品力は健在。であれば、新型もこちらを踏襲すると考えるのが自然だが、逆に、それだけに新開発プラットフォームを採用するという噂が流れているのが気になるところだ。
新型もFFの軽量コンパクトなスポーツモデルというコンセプトは不変。ボディサイズも現行型とほぼ同じになりそうだが、マイルドハイブリッド化による重量増をどこまで抑えられるかがポイントとなりそうだ。
搭載されるトランスミッションは6速MTと6速ATで現行型と同じ。新型になっても、スイフトスポーツの大きな魅力であり最大のセールスポイントである価格の安さ、コストパフォーマンスの高さは継承されるだろう。
欧州仕様のモーターアシストは13psと控えめで、日本の新型もそれは変わらないはず。しかし、ゼロ発進加速やコーナーの立ち上がり時などに現行型を超えるトルクの太さを実感できるはずだ。
■現行スイフトスポーツは安すぎるので…
上記のとおり、新型スイフトは1.4Lターボエンジンに改良が加えられて、マイルドハイブリッド化される。欧州仕様の1.4Lターボはエンジン129ps+モーターだが、日本仕様は現行の140psから(モーターを加えた)トータル出力160ps程度までパワーアップされると言われている。
注目はドライバビリティがどう変わるかだが、13psとはいえモーターアシストが加わることで低速トルクが向上することは間違いなく、その効果は大きいと見ていいだろう。もちろん、実用燃費も向上。
あとは価格の上昇をどれだけ抑えられるかがポイント。なにしろ現行型は1,874,400円(消費税込み)~という、性能を考えると信じられないバーゲンプライス。マイルドハイブリッド化と性能向上、安全装備の充実が図られることから、価格上昇は避けられないところだが、なんとか200万円台前半で抑えてほしい。
スイフトスポーツのライバルは最新のノートオーラNISMO。1.2L、直3エンジンを発電専用に使うe-POWERのFF車で、モーターの出力は136psと、現行スイフトスポーツと拮抗している。ワングレードで価格は286万9900円だが、プロパイロットは約35万円のセットオプションとなる。スイフトスポーツと比べると割高に感じてしまうが、これはスイスポが安すぎるので、ちょっと日産に同情する。ノートオーラNISMO、内装が豪華だし質感が高く、いいクルマです。
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