■新型シエンタ 家族に寄り添う小型ミニバン全面刷新!
2022年8月23日、トヨタは3代目となる新型「シエンタ」を発表し、発売しました。
約7年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型シエンタは、どのような進化を遂げたのでしょうか。
【画像】個性的フェイスを採用! 新型シエンタの「デザイン」を実車で見る!(68枚)
シエンタは、家族向けのコンパクトミニバンとして2003年に初代モデルを発売。2010年に販売休止となったものの、ユーザーの声を受けて2011年に復活しました。
2015年に登場した2代目モデルでは、環境に配慮したハイブリッド車やアクティブユーザー向けの2列シート車を設定するなど幅広いユーザーに対応するモデルとして支持されています。
今回の新型シエンタに関しては、多様化するユーザーのニーズを細かく拾い「シエンタに求められるもの」を追求してきたといいます。
ボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm-1715mm、ホイールベース2750mmとなり、全長を守ったまま大きくなった室内空間を実現しつつ、最小回転半径は先代の5.2mから5mと取り回しやすくなっています。
新型シエンタでは、「EASY COZY ROOM」をテーマに「身近で愛着のわくデザイン」「広くなった2列目空間」「充実した快適・安全装備」「さらなる取り回しの良さ」を主な特徴としました。
エクステリアは、身近で愛着の湧くちょっといいライフツールとしての機能美を表現するため、アイコニックなLEDヘッドランプやLEDリアコンビネーションランプを採用しています。
さらに室内を広く見せつつ、ボディを大きく見せないデザインにするため、上下方向に広げたウインドウにより視界と見切りの良さを表現するほか、バンパーコーナーやルーフの角を丸め視覚的にコンパクトに見せる「シカクマルシルエット」により取り回しの良さを実現しました。
インテリアは、ドアポケットやメーター、シフトなどを「シカクマルシルエット」のフォルムに統一することでアイコニックな機能美で愛着の湧くツール感を表現。
パッケージとしてはボディサイズをそのままに2列目空間を拡大。具体的には、ヘッドクリアランスは先代比+25mmとしたほか、前席との距離を1000mm(先代比+80mm)確保することで前席のフラット化を可能にしたため、休憩や車中泊をするのにも余裕が出ました。
また2列シート車では、後席のチルトダウン格納を進化させたことや、荷室床面を約60mm下げることで、よりフラットな空間となり、車中泊や27インチ自転車などもラクに入る積載力を誇ります。
安全・運転支援機能面では、新型「ノア/ヴォクシー」から採用が始まった最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載するほか、ドライブレコーダー(前方のみ/前後)を採用しました。
新型シエンタのパワートレインは、1.5リッターのガソリン車(2WDのみ)とハイブリッド車(2WD/E-Four)を設定。カタログ燃費はガソリン車の18.4km/Lからハイブリッド車の28.8km/Lとなっています。
快適な乗り心地を実現するためにTNGAプラットフォームを採用することで静粛性やボディ剛性が大きく向上。さらにフロント&リアサスペンションでは市街地と高速道路のどちらでも心地よい乗り心地を追求しました。
新型シエンタの開発担当者は「新型シエンタは『友達のような家族がラクに、気軽に、簡単にくつろげる空間のようなクルマ』です。運転のしやすさの改善や最新の安全装備などでお客さまの毎日をサポートします。これらの新型シエンタに加えられた『新たなやさしさ』で多くのお客様に幸せを提供できると信じています」と話しています。
※ ※ ※
新型シエンタの価格は、ガソリン車(Xグレード/2WD/5人乗り)の195万円からハイブリッド車(Zグレード/E-Four/7人乗り)の310万8000円です。
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みんなのコメント
その頃には、あんまりクルマにこだわりが無くなってそうだ。