■5人乗り小型トールワゴン「ルーミー」が一部改良! その内容は?
「ルーミー」は、ダイハツが開発・製造を行う「トール」のOEM供給モデルとして、トヨタが販売する5人乗りのコンパクトトールワゴンです。
すでに発売から8年が経とうとしていますが、今回、一部改良と価格改定が行われました。
改良モデルのルーミーでは、どのようなところが変更されたのでしょうか。
【画像】カッコいい! これがカスタム仕様の「ルーミー」です! 画像を見る
ルーミーは軽自動車よりわずかに大きいサイズのボディに、乗降性に優れる電動スライドドアや240mmの大スライド可能なリアシート、フロントシートウォークスルー機能などが備わり、子育てファミリーなどが使いやすいように配慮されています。
内外装のデザインが異なる通常モデルとカスタムモデルがラインナップされることに加え、エンジンは1リッター自然吸気エンジンと1リッターターボエンジンの2種類を用意。
小排気量で自動車税も安く抑えられるほか、軽自動車並の安価な車両価格もルーミーの特徴となります。
ルーミーは軽自動車では手狭に感じるユーザーや、ミニバンでは大きすぎると感じるユーザーの受け皿になるクルマといえるでしょう。
今回の一部改良では、法規対応と原材料費高騰などを理由に価格改定が行われました。
具体的には、後面追突時の乗員保護の新規要件適用にともない、後面衝突時に燃料タンクへの干渉を避けるために、これまでオプション設定されていたスペアタイヤを廃止。
また、後退時車両直後確認装置の義務化に対応することから、オプションだった9インチディスプレイオーディオおよびバックカメラが全車標準装備となりました。
そのほか福祉車両に細かな仕様変更があった以外、内外装や装備などは変わらず、今回のルーミーの改良はごく微細な変更にとどまります。
ユーザーへの影響がもっとも大きな変更としては、約17万円の値上げと、これまでオプションだった9インチディスプレイオーディオが全車標準装備となった点でしょう。
大型ディスプレイは操作性がよく見やすいため嬉しい改善といえますが、その一方でディスプレイオーディオの標準装備化とともに、ディーラーオプションナビも廃止されています。
そのため、改良モデルのルーミーのディスプレイオーディオでカーナビゲーションシステムを使うには「CarPlay」もしくは「Android Auto」を利用することになり、スマートフォンの所持が必須となりました。
■改良されたルーミーに対するSNSの声は?
2023年末に発覚したダイハツの型式指定申請における不正行為の影響で、ルーミーに関しては他のダイハツ製造のクルマを含めて、さまざまな意見や噂がSNS上であがっていました。
ルーミーの出荷が停止された際には「2024年内のフルモデルチェンジが順当だけど、スケジュールに影響が出るかも」と先行きが不安視される声や、ダイハツの今後の方針として軽自動車に専念すると報じられたことから「ルーミーもこのモデル限りかな」と悲観する声も。
その後、2024年4月に販売が再開されましたが、10月には再び販売停止。とうとう廃止かフルモデルチェンジかと注目が集まりましたが、実際に登場した改良モデルの内容は法規制対応のための最低限の変更でした。
なかでも10月の販売停止から改良モデルの発売までは多くの噂や憶測が飛び交っており、突然の販売停止に「現行ルーミー買おうと思ってたのに! 現愛車も限界寸前。どうしよう」と困惑した人もいたようです。
一方で、ディーラーなどで事前に情報を得ていた人は、購入に備えて「ルーミー試乗してきました」と改良モデル発売直前の11月下旬ころに報告する人も。
発売直後は「新型ルーミー注文してきた!」と早速発注報告をする人もいましたが、発売前の盛り上がりに比べると、改良モデル発売後のSNS上での反響は少ない印象でした。
月によってはトヨタ「シエンタ」と販売台数が競合する人気車種ではありますが、ルーミーは利便性を追求した実用車でありSNS映えしづらい地味な存在です。同時に、生活の足として根強い人気のクルマであることも伺えます。
※ ※ ※
車両本体価格約157万円だったルーミーのスタートプライスは、今回の価格改定により174万2400円(消費税込)へと値上がりしています。
しかし9インチディスプレイが全車標準となったことで、これまでも人気だった廉価グレードの優位性がさらに上がったといえるでしょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
510万円! トヨタの最安「アルファードX」に注目! 「8人乗り」&多彩な“シートアレンジ”採用! 「最廉価グレード」に反響集まる!
バッテリーを交換してまで乗り続けるケースはレア! EVはバッテリーの寿命=クルマの寿命と捉える人がほとんどだった
信号待ちで無意味に「ジワっと前に寄せる」ナゾ行為にモヤモヤ 「後続みんな動かなきゃじゃん!」 なぜするのか、交通心理士が一刀両断!
「免許証見せるのイヤです」中国出身の女が免許証の提示を拒否!? なぜ? 一時停止違反の取り締まりが”まさかのトラブル”に発展…一体何があったのか
クルマに貼ってある「謎のちょうちょ」何を意味するマーク? 知られざる「大切な意味」がある!? 見かけたらどうするべき?
クルマの運転中、歩行者が「お先にどうぞ!」 これ行ってもOK? 実は「行ったら歩行者妨害」で“検挙”の可能性! なぜ「譲られ検挙」起きるのか 法律はどうなっている?
ホンダ新型「プレリュード」今年発売! 約25年ぶり復活! 2ドアクーペ×斬新シフト採用で何が凄い? “スペシャリティクーペ”動画も公開! 乗った印象は? 期待高まる
EV化で超ヘビー級乗用車が続々登場! そろそろ「いまの普通免許」じゃ乗れないクルマが出てくる
大型アウトレット駐車場で相次ぐ死亡事故! 「木更津の悲劇」が浮き彫りにした問題点と安全対策とは
国民ブチギレ! 政府「ガソリン価格“10円”あがります」 12月と1月の2段階で家計の負担増! 「ガソリンの暫定税率」廃止も実現は先… 政府のイジメに国民はウンザリか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
クルマは安ければなんでもよい、という人向け。
よくこんなの買うな、と思うがいまだに毎月良く売れているんだよな。トヨタの販売力はすごいわ。
ダイハツの不正により、次期型の登場は何と2027年に延期に!
今年秋に大掛かりなマイナーチェンジを実施して延命するそうだ。