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ロータス初の4ドア電動ハイパーGT「ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)」日本上陸!

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ロータス初の4ドア電動ハイパーGT「ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)」日本上陸!

ロータス(LOTUS)は電動ハイパーSUV「エレトレ(ELETRE)」に続く電動ハイパーGT「EMEYA(エメヤ)」を日本で公式発表した。エメヤは、2028年までにグローバル・パフォーマンス・ブランドになるというロータスのビジョンの一部であり、ラグジュアリー・ライフスタイルの電気自動車ラインナップのフラッグシップモデルとなる。

ロータス エメヤ(LOTUS EMEYA)はポルシェ タイカンのライバルになる。吉利汽車がロータスの糸を引き始めて以来、スポーティな純粋主義者はますます電動ラグジュアリーブランドとなり、ポルシェにとってはより危険な存在となった。エメヤの登場でタイカンはかなり古く見えることだろう。

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誰もがその快適性能を享受できる全長5.14メートルのラグジュアリーグランドツアラー、そして2トンを超える車重。彼のレーシングチームに7度のF1世界チャンピオンをもたらしたマシンと同じくらい速いこのクルマを見て、コーリン チャップマンも墓の中で複雑な気持ちでため息をついているに違いない。なぜなら、純粋主義と軽量構造が彼の理想だったからだ 。「エリーゼ」に乗ったことのある人ならわかるはずだ。

このグランドツアラー「エメヤ」には、彼の会社の名前が刻まれている。もちろん、この気骨のある豪華客船は、生産開始から25年を経てブランドのアイコンとなった軽量な「エリーゼ」とは何の関係もない。「ポルシェ タイカン」が「ポルシェ911」と共有しているのは、ボンネットのエンブレムだけであるように。

そして、ポルシェが生き残るために「カイエン」を必要としたように、「パナメーラ」、そして最近では「タイカン」と、ロータスもまた創業者の理想から離れ、ついに成功への道を歩み始めた。かつては年間500台を生産していた英国企業だが、現在はその10倍以上を生産し、10年後までには年間10万台を目指している。

ロータスのDNAを受け継ぐGT(グランドツアラー)「エメヤ」は体重を増やしながらもパフォーマンスには妥協したくないため、2基の電動モーターが標準装備され、ベーシックモデルでも612馬力と710Nmを誇り、0-100km/h加速は4.2秒、最高時速は250km/hに達する。

披露されたロータス エメヤはイメージカラーのソーラー・イエローではなくファイアグロー・オレンジだった。そして、「エメヤ R」を注文した人は、918馬力と985Nmで地平線に向かって飛び立つことになる。2ステージギアボックスを搭載し、0-100km/hスプリントタイムは2.8秒以下に短縮され、最高速度は256km/hまで上昇する。

・最高出力918馬力、0-100km/h加速2.8秒以下、0-200km/h加速9秒・高度なオンボードセンサーを備えた電子制御エアサスペンションシステム・軽量カーボン・セラミック・ブレーキ

ロータスの集大成であるエメヤは、かつて見たことのないロータスとなりました。私たちは今後も、ドライバーへ信頼と純粋な喜び、そして感動をもたらす、ドライバーとロードをつなぐラグジュアリーなパフオーマンスカーを創造していきます。私たちのエンジニアリングとデザインの伝統は、現在、そして未来を形成する上で極めて重要です。新しいテクノロジーと過去からの美学を組み合わせることで、エメヤは私たちを未来へと導きます。ベン・ペイン、ロータス・グループ副社長兼デザイン担当

あらゆる旅の完璧なパートナーエメヤの内外装は、ドライバーへ究極のラグジュアリー体験を提供するために、ロータスの哲学である「フォルムと素材による軽さへの追求」に則り、先進的なパフォーマンスと技術的な芸術性を融合させたデザインになっている。

「エメヤ」はもはや手のひらほどの大きさのシートにかがんでドライブするのではなく、エアコンの効いた革張りのアームチェアに座っているのだ。そして、「エリーゼ」ではラジオが別料金だったのに対し、ここでは大型スクリーンとヘッドアップディスプレイが装備され、iPhone世代にはなくてはならないソフトウェアガジェットがすべて用意された。

・ 最大509リットルの広々としたリアトランク。フロントには31リットルのスペースを確保・ 5つのマッサージモードをすべてのシートに装備・ パワー・アシスト・ドア/テールゲート・インテリジェント・パノラミック・ガラスルーフ

世界トップレベルのエンジニアリングにより実現したエメヤは、日常使いできるスポーツカーです。ダイナミックなハンドリングと快適な乗り心地はもちろんのこと、車内スペースも広く、ステアリングを握るのが本当にエキサイティングなEV車なのです。ロータスアトリビュート・アンド・プロダクト・インテグリティ担当ディレクター ギャヴァン・カーショウ

リトラクタブルヘッドライトを連想させる、ユニークなフロントフェイスはデイタイム・ランニング・ライト(DRL)とその下に隠れるように配置されたヘッドライトで構成されている。そして、随所に配置されたカーボンファイバー製パーツがブランドのレーシングヘリテージを体現している。

特徴的な「エメヤ」のフロントマスク。デイタイムランニングライトの下にあるヘッドライトがわかるだろうか。インテリアにはファッションシーンで使用される新しいリサイクル繊維の高級糸、ワイロン・トゥルーサイクルド(WYRONtruecycled)をロータスが業界初採用。スイッチ類の感触とともに、ラグジュアリー感の高い触り心地を実現している。

急速充電機能「エメヤ」の急速充電機能により、ドライバーに長距離の旅をこなし、どこにでも行けるという信頼感を与えることで、EV車の所有をこれまで以上に容易にする。

パワフルで効率的、かつ洗練されたオール・エレクトリック・パワートレインは、パフォーマンス、レスポンス、航続距離の完璧なバランスを実現し、WLTPでの最大航続距離は610kmに達する。それを裏付けるのがセル・トゥー・パック・バッテリー構造(cellto-pack battery structure)で、標準的なモジュール構造と比較して、同スペースに20%多くのセルをパッケージできる。そして、新しい冷却システム構造により、非常に高いレベルの繰り返し充電性能にも貢献している。

・400kW(600A対応)のDC急速充電器を使って、14分で10%から80%まで充電することが可能。・WLTCのエネルギー消費量18.7kWh/100kmと組み合わせることで、10分で最大310kmの航続距離を得ることが可能。

ロータス・カーズ・アプリとロータス・チャージング・カードロータス・チャージング・カードを使えば、ドライバーはワンタップで充電ネットワークにアクセスすることで、リモートで車両のバッテリー状態をモニター、充電履歴の追跡でコストを管理することができる。さらに、エレトレとエメヤに搭載された受賞歴のある車載インフォテインメント・システム LotusHyperos は、インテリジェントEV ルーティングを使用し、ドライバーが近くの公共充電器の場所の発見をサポート。この機能により、航続距離への不安を軽減し、移動時間を大幅に短縮することができる。さらに、リアルタイムのバッテリー消費量に基づいた代替ルートの提案も可能となっている。

34個の最新鋭サラウンドセンサー4つの LiDAR(Light Detection And Ranging)、18のレーダー、7つの8mp カメラ、そして5つの2mpカメラにより、低照度や悪天候でも、車の周囲半径 200mまでの障害物をあらゆる方向にスキャンし、安全性を確保。また今後予想される車両周辺の環境を予測し、最適な軌道を探し出す。

新機能や新サービスのアップデートはOTA(オーバー・ジ・エアー)によって、継続的な車両の改良が可能になる(日本ではディーラーでのアップデート)

ダン パルマー氏自ら「エメヤ」のコックピットの説明をしてくれた。相当なクルマ好きであることが感じられた。エメヤなら、すべてを手に入れることができます。我々は、新しいサービス、機能、アップデートをドライバーに提供するために、継続的に技術を強化することにコミットしています。ロータス・テクノロジーイノベーションセンターマネージング・ディレクター ファビオ・プラート

2024年末からデリバリー開始ジャパンプレミアでは、ロータス アジアパシフィック ミドルイースト&アフリカのプレジデント&CEOのダン パルマー氏と同マーケティング&PR最高責任者のラムジ アタット氏が来日、同日本&台湾のヘッド オブ オペレーションズの寺嶋正一氏によるプレゼンテーションが行われた。その中で昨年ロータスの年間売り上げを更新したことと、東京にドバイ、シンガポール、韓国同様の地域担当チームを立ち上げたことが説明されたのが印象的だった。

「エメヤ」のボディカラーは、ボレアル・グレー、ファイアグロー・オレンジ、ソーラー・イエロー、アコヤ・ホワイト、ステラー・ブラック、カイム・グレーの6色。インテリアカラーは、マグネタイト、クォーツ、ゴールド、ジャスパー、カーネリアンの4色。

・エメヤ:車両本体価格16,346,000円・エメヤS:車両本体価格17,930,000円・エメヤR:車両本体価格 22,682,000円

「エメヤ」に搭載されているバッテリーは102kWhと大容量で、航続距離はモデルによって485~610km、10~80パーセントの充電には15分で十分だ。ポルシェがまだコードを引っ張っている間、ロータスはロードの王者としてすでに大きな距離を走っている。

たしかに、「エメヤ」につけられたプライスタグの金額は大金だ。しかし、エントリーモデルの価格でポルシェが提供できるのは、より遅く、よりパワーのないベーシックな「タイカン」以上のものはほとんどない。そして「エメヤ R」の価格は、「タイカン ターボS」と比較すれば、絶対的なバーゲンである。

「エメヤ」がどれほど重くなったかはともかく、競合するプレミアムエレクトリックGTの中で「エメヤ」が得たアドバンテージによって、コーリン チャップマンは結局安らかに眠ることができるのかもしれない。時代は大きく変わり、「エリーゼ」はとっくにオールドガールとなり、記憶の中だけに生きている。「エメヤ」によって、ロータスは新時代へと完全に突入した。

Text&Photo:アウトビルトジャパン

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みんなのコメント

1件
  • xtr********
    スーパーカーブランドとポルシェじゃなく、
    ライトウェイトスポーツで世に相手してもらえたメーカーが、
    プロサングエのようにv12積んでsuvじゃないと気合入ってるのもいるなか、
    レクサス以上にブランド音痴として
    どんなヤカラが乗ってるのか?と運転席が注目サれるな。
    バカだから注目されてると勘違いする
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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