■200万円台で購入できる国内外の最新SUVとは
現在、世界的に人気のあるSUVは、ステーションワゴン並の実用性があるタイプや、スタイリッシュで都会的なクロスオーバータイプ、本格的なクロスカントリータイプまでさまざまなモデルが販売されています。
リッター30キロ超えもある! 最新SUV燃費ランキングTOP5
一方で、SUVの価格は高いという声も多く聞かれますが、実際は車両本体価格が200万円台の魅力的な国産SUVがあるほか、輸入車もこの価格帯で手に入れることが可能です。
そこで、200万円台から狙える最新のSUVを、5車種ピックアップして紹介します。
●ダイハツ「ロッキー」
1990年に発売された初代ダイハツ「ロッキー」は、1.6リッターエンジンを搭載するクロスカントリー4WD車でしたが、2019年に発売された2代目は5ドアのコンパクトクロスオーバーSUVとして登場しました。
「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」によるパッケージング技術を生かして、コンパクトな5ナンバーサイズながら、広い室内空間と大容量の荷室を確保。
外観は力強さが感じられるフェイスデザインで、サイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、最小回転半径は4.9m(2WD)と、街中での取り回しも優れています。
搭載されるエンジンは最高出力98馬力を発揮する1リッター直列3気筒ターボのみで、全車CVTが組み合わされ、燃費は2WDでWLTCモード18.6km/L、4WD車は17.4km/Lです。
また、4WD車では「ダイナミックトルクコントロール4WD」システムを採用し、安定した走行性能を実現しています。
ロッキーの価格(消費税込、以下同様)は「L」(2WD)で170万円5000円から。最上位グレードの「プレミアム」(4WD)でも242万2200円と、かなり戦略的な価格設定です。
また、ロッキーのOEM車として、同じくコンパクトSUVのトヨタ「ライズ」もあります。
●トヨタ「RAV4」
トヨタ新型「RAV4」は、力強さと洗練された都会的な雰囲気を融合した外観デザインのSUVで、2019年4月の発売以来、好調なセールスを続けており、SUVカテゴリーで旋風を起こしている存在です。
ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全高168mmと大柄ですが、最小回転半径は5.5mと、サイズの割に小回りがきくクルマとなっています。
搭載されるパワーユニットは最高出力171馬力の2リッター直列4気筒エンジン、もしくはシステム出力218馬力(2WD)を誇る2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドで、ガソリン車は10速シーケンシャルシフトマチック付きのCVT、ハイブリッドが6速シーケンシャルシフトマチック付き電気式無段変速機です。
ガソリン車の燃費はWLTCモード15.8km/L(2WD)、ハイブリッドは21.4km/L(2WD)と、とくにハイブリッドは優秀な値となっています。
また、4WD車には、オフロード走行時に路面状況に応じた走行支援を、3つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」システムを装備。
さらに「Adventure、G“Z package”」グレードでは、世界初の4WDシステムである「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用し、あらゆる路面に対応した高い走破性・操縦安定性と燃費向上を両立しています。
200万円台で購入できるRAV4の価格は「X」の2WDが265万6500円、「X」の4WD車でも288万7500円。ちなみにAdventure、G“Z package”は341万円です。
●マツダ「CX-30」
2019年10月に発売されたマツダ「CX-30」は、伸びやかで妖艶な美しさとSUVらしい力強さを表現した外観デザインのクロスオーバーSUVです。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmと、同社のSUV「CX-3」と「CX-5」の中間に位置し、市街地でも取り回しやすい全長と、多くの機械式立体駐車場が気軽に使えるサイズです。
現在販売中のモデルが搭載するエンジンは、最高出力156馬力の2リッター直列4気筒ガソリンと、最高出力116馬力の1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボが選択可能で、燃費はガソリン車がWLTCモード15.4km/L(2WD、6速AT)、ディーゼル車が19.2km/L(2WD、6速AT)となっています。
CX-30の価格は、もっともベーシックなガソリン車の「20S」(2WD)が239万2500円、4WDが262万9000円。ディーゼル車でも「XD プロアクティブ」のFF車であれば288万7500円となっています。なお、ガソリン車は全車で6速MTが選択可能です。
2020年1月下旬には、量産車世界初のガソリン圧縮着火エンジン「SKYACTIV-X」搭載車も追加発売されますが、全グレードで300万円を大きく超える価格が提示されています。
■輸入車にもある! 200万円台のオシャレSUV
●シトロエン「C3エアクロス SUV」
2019年7月に発売されたシトロエン「C3エアクロス SUV」は、同社のSUVとしては「C5エアクロス SUV」に続く日本市場投入第2弾のモデルです。
ボディサイズが全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mmと、日本の道路環境でも取り回しのしやすいコンパクトなサイズで、ポップな内外装の意匠がデザイン上の特徴となっています。
また、通常410リットルの荷室容量は、リアシートを前方にスライドさせれば520リットルが確保でき、リアシートをすべて折りたためば最大1289リットルのビッグスペースが出現します。
搭載されるエンジン1.2リッター直列3気筒ターボのみで、最高出力110馬力を発揮。全車6速ATが組み合わされ、燃費はJC08モード16.7km/Lです。
駆動方式はFFのみですが、走破性を高めるグリップコントロールを装備し、路面状況に合わせてトラクションを最適化。さらに急斜面の下り坂でも車体を安定させるヒルディセントコントロールも搭載するなど、滑りやすい路面での走行をアシストします。
C3エアクロス SUVの価格は、ベーシックな「FEEL」が263万8000円、装備が充実した「SHINE」が279万1000円です。
●フォルクスワーゲン「Tクロス」
フォルクスワーゲンは2019年11月に、コンパクトSUVの「Tクロス」を発表し、受注を開始。納車は2020年1月を予定しています。
外観のデザインは、同社のコンパクトカー「up!」や「ポロ」「ゴルフ」などと共通するイメージのフロントフェイスに、ポロよりもボクシーなSUVらしいフォルムです。
ボディサイズは全長4115mm×全幅1760mm×全高1580mm、最小回転半径は5.1mで、日本の道路でもちょうど良いサイズとなっています。
搭載されるエンジンは1リッター直列3気筒ターボで、最高出力は116馬力を発揮。7速DSG(DCT)と組み合わされ、WLTCモード燃費は16.9km/Lです。
荷室容量は通常時で385リッター。後席は前後スライドすることが可能で、後席を一番前にすると荷室容量は455リッターに拡大されます。
また後席を完全に折りたたむと荷室容量は最大で1281リッターになり、同セグメントのなかで最大級の容量を実現しています。
Tクロスの価格は「TSI 1st」が299万9000円、「TSI 1st Plus」が335万9000円です。
※ ※ ※
今回、紹介した5車種のうち4車種は、いわゆるコンパクトSUVです。日本の道路事情や駐車場事情を考えると、あまりストレスを感じずに使えるサイズといえるでしょう。
なかでも、ロッキーとライズは5ナンバーサイズで1リッターエンジンを搭載していることで、取り回しだけでなく自動車税的に有利です。
実際に、ライズは発売から1か月で、月販目標である4100台の8倍にあたる約3万2000台もの受注を獲得していますから、しばらくはコンパクトSUVに注目が集まるのではないでしょうか。
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