現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 2022年のトレンドは「ゴツい系」になる!? 現行モデルのワイルドSUV3選

ここから本文です

2022年のトレンドは「ゴツい系」になる!? 現行モデルのワイルドSUV3選

掲載 10
2022年のトレンドは「ゴツい系」になる!? 現行モデルのワイルドSUV3選

■最新のトレンドはワイルド系クロスオーバー?

 近年、世界的に人気が集まっているSUVですが、直近の新型車の多くはSUVで占められているなど、もはやブームにまで発展しているといっても過言ではありません。

「ヴェゼルよりイケてる!」ホンダ新型SUV「N7X」に「カッコ良い」の声多数!

 とくに、モノコックシャシで比較的オンロード性能を重視した「クロスオーバー」が各メーカーとも主力で、普段使いにも適したモデルといえます。

 一方、アメリカではクロスオーバーSUVながらオフロード性能を重視したモデルが次々に発表され、日本にもそのトレンドが伝わってきています。

 クロスカントリー4WD車ほどハードではないものの、機能的なSUVは大いに魅力的な存在です。

 そこで、国内市場で販売されている現行のワイルド系SUVを、3車種ピックアップして紹介します。

●トヨタ「RAV4 Adventure“OFFROAD package”」

 トヨタは2019年4月に、5代目となる現行モデルの「RAV4」を発売しました。3代目を最後に国内市場からはいったん姿を消しましたが3年ぶりの復活を果たし、以来、好調なセールスを記録しています。

 外観は力強さと洗練された都会的な雰囲気を融合したデザインで、フロントフェイスはオフロード車をイメージさせる「アドベンチャー」と、より都会的な「G/X」グレードの2タイプのデザインを設定。

 パワーユニットは最高出力171馬力の2リッター直列4気筒のダイナミックフォースエンジンと、システム最高出力218馬力(2WD)を誇る2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドで、2020年6月にはプラグインハイブリッドの「RAV4 PHV」がラインナップされました。

 そして2020年10月には、アドベンチャーをベースにオフロード性能を高めた特別仕様車の「Adventure“OFFROAD package”(アドベンチャー オフロードパッケージ)」が登場。

 専用サスペンションの採用によって最低地上高をベース車より10mmアップの210mmとし、ブリッジ型ルーフレールやマットブラック塗装の18インチ専用アルミホイール、オールテレインタイヤの装着、「OFFROAD package」のエンブレムなどを装備しています。

 内装は、レッドステッチを施した専用合成皮革シートや、インストルメントパネルとドアトリムなど随所にレッドの差し色が施されるなど、ポップな印象です。

●スバル「レガシィ アウトバック X-BREAK EX」

 スバルは2021年10月7日に、新型「レガシィ アウトバック」の日本仕様を発表しました。

 新型レガシィ アウトバックは歴代モデルのコンセプトを継承しつつ、よりSUVらしい機能的かつスタイリッシュな外観へと変貌を遂げました。

 搭載されるエンジンは最高出力177馬力を発揮する1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボで、トランスミッションは8速マニュアルモードを備えたリニアトロニック(CVT)が組み合わされ、なめらかな走りと同時に操る愉しさも一段と高めています。

 駆動方式は伝統のフルタイム4WDで、4輪の駆動力とブレーキを自動で制御して悪路での走破性を高める「Xモード」を搭載。高剛性のシャシに213mmという最低地上高と相まって、クロスオーバーSUVながら悪路走破性も高めています。

 そして、グレード構成は高品位な「Limited EX」に加え、アクティブな「X-BREAK EX」を設定。X-BREAK EXはラスターブラックのフロントグリルやダークメタリックの18インチアルミホイール、専用デザインのルーフレールなどで機能的な面を強調しています。

 また、両グレードとも安全運転支援システムは最新の「アイサイトX」を標準装備し、万が一の時にSOSコールも可能なネクティッドサービスを採用するなど、さらなる安全性能の向上が図られました。

●ジープ「レネゲード トレイルホーク」

 クロスカントリー車とSUVに特化したメーカーであるジープといえば、「ラングラー」や「グランドチェロキー」が代表的なモデルですが、日本の道路事情にもマッチして人気のあるモデルが「レネゲード」です。

 レネゲードはライトなクロスオーバーSUVとして2015年に誕生し、同年には日本でも販売を開始。プラットフォームやパワーユニットなど主要なコンポーネンツは、同じステランティスグループのフィアット「500X」と共有開発されました。

 現行のグレード構成は、ベーシックな「LONGITUDE(ロンジチュード)」、プレミアムな「LIMITED(リミテッド)」、そして悪路走破性に優れた「TRAILHAWK(トレイルホーク)」の3タイプのガソリン車と、プラグインハイブリッド車の「TRAILHAWK 4xe」と「TRAILHAWK 4xe」の5タイプを展開。

 なかでもトレイルホークは最低地上高を210mmと、ロンジチュードよりも40mmリフトアップし、ボディ底面には各部を保護するスキッドプレートが装着されています。

 さらにガソリン車では最高出力179馬力の1.3リッターの直列4気筒ターボを搭載。出力も他グレードより28馬力もアップされていました。

 また、トレイルホークでは5つの走行モードが選択できる「セレクテレインシステム」と、スロットル、車速、ブレーキを制御して、極低速のクロール走行が可能な「Jeepアクティブドライブロー」を標準装備し、クロカン車に匹敵する悪路走破性を実現しています。

※ ※ ※

 アメリカではここ数年、車中泊やキャンプをしながら移動の行程を楽しみ、大自然を満喫する旅である「オーバーランディング」が流行しています。

 このオーバーランディングに適したモデルが、まさにオフロード性能を高めたSUVです。

 そのため、北米市場のSUVは「オーバーランド仕様」にモディファイしたモデルが続々と登場しており、今後の主流となる勢いがあります。

こんな記事も読まれています

【ミシュランマンも太田勤務?】日本ミシュランが移転一周年・新社屋お披露目
【ミシュランマンも太田勤務?】日本ミシュランが移転一周年・新社屋お披露目
AUTOCAR JAPAN
キザシ覆面パトカー1台105万円って安すぎんか………?? 入札価格のフシギを追う[復刻・2013年の話題]
キザシ覆面パトカー1台105万円って安すぎんか………?? 入札価格のフシギを追う[復刻・2013年の話題]
ベストカーWeb
偶然「M3スポエボ」をゲット! 直6の325iから乗り換えて変わったこととは? イベントなどでBMWオーナーが優しく接してくれる理由は希少性ゆえ!?
偶然「M3スポエボ」をゲット! 直6の325iから乗り換えて変わったこととは? イベントなどでBMWオーナーが優しく接してくれる理由は希少性ゆえ!?
Auto Messe Web
すでに逮捕者も出ている! 他人事じゃない自転車の「酒気帯び」「ながら」運転の罰則強化
すでに逮捕者も出ている! 他人事じゃない自転車の「酒気帯び」「ながら」運転の罰則強化
WEB CARTOP
2024年10月の欧州新車販売、3カ月ぶりプラス HV依然好調 EVもプラス確保
2024年10月の欧州新車販売、3カ月ぶりプラス HV依然好調 EVもプラス確保
日刊自動車新聞
[15秒でわかる]光岡『M55 Zero Edition』…創業55周年の限定モデル登場
[15秒でわかる]光岡『M55 Zero Edition』…創業55周年の限定モデル登場
レスポンス
エアロ重視で航続距離750km DSが新型ファストバック「DS 8」のプロトタイプ初公開
エアロ重視で航続距離750km DSが新型ファストバック「DS 8」のプロトタイプ初公開
AUTOCAR JAPAN
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ランクルオープン」初公開に大反響! FJ風な“旧車デザイン”&斬新「スケスケドア」採用! “TOYOTA”ロゴの「ROX」米国で披露!
トヨタ新型「ランクルオープン」初公開に大反響! FJ風な“旧車デザイン”&斬新「スケスケドア」採用! “TOYOTA”ロゴの「ROX」米国で披露!
くるまのニュース
どんな役割を持っているか知ってる? 最近のバイクに必須の「三元触媒」を徹底解説
どんな役割を持っているか知ってる? 最近のバイクに必須の「三元触媒」を徹底解説
バイクのニュース
ロータスがEV化計画を修正、ハイブリッド車導入へ 消費者需要や関税に対応
ロータスがEV化計画を修正、ハイブリッド車導入へ 消費者需要や関税に対応
AUTOCAR JAPAN
義父から受け継いだ日産「バイオレット」はオリジナルをキープ!「当時の状態で後世に残すこと」に共感して20年…現状維持が課題です
義父から受け継いだ日産「バイオレット」はオリジナルをキープ!「当時の状態で後世に残すこと」に共感して20年…現状維持が課題です
Auto Messe Web
ブリヂストン、国内3工場に投資し能力増強 高インチタイヤ生産強化 2028年までに日産3000本増
ブリヂストン、国内3工場に投資し能力増強 高インチタイヤ生産強化 2028年までに日産3000本増
日刊自動車新聞
ホンダ 新型「アドベンチャーモデル」発表に反響多数! 「デイキャン余裕です」「ロボット顔が好き」の声!鮮烈レッドボディに高性能「eSP+エンジン」搭載の「ADV160」どんなモデル?
ホンダ 新型「アドベンチャーモデル」発表に反響多数! 「デイキャン余裕です」「ロボット顔が好き」の声!鮮烈レッドボディに高性能「eSP+エンジン」搭載の「ADV160」どんなモデル?
くるまのニュース
独ボッシュでも最大5500人削減、欧州車メーカーの業績悪化が影響[新聞ウォッチ]
独ボッシュでも最大5500人削減、欧州車メーカーの業績悪化が影響[新聞ウォッチ]
レスポンス
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【CES2025予習&復習セミナー】前回CESのトレンドを踏まえて次回の見どころをチェックする
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【CES2025予習&復習セミナー】前回CESのトレンドを踏まえて次回の見どころをチェックする
レスポンス
クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
くるまのニュース
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
バイクのニュース

みんなのコメント

10件
  • キレイに舗装されたアスファルトの上でしか走らないのにね
  • トレンドとか流行るとか、
    そんなの対象のクルマを持ち上げてるときだけ。

    つまり「心ここにあらず」
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.8388.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0578.0万円

中古車を検索
RAV4の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

293.8388.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.0578.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村