じつはすべて同時に消灯している
欧州の上級車への採用をきっかけに、日本でもレクサスやクラウン、C-HRのほか、今やN-BOXやタント(ともにカスタム)にまで広がる”流れるウインカー”。これは俗称で、正式には「シーケンシャル(順次的な、連続的な、といった意味)ウインカー」と呼ばれる。日本では2014年10月の保安基準改正で「連続的点灯」が許可され、合法的に装着可能となった。写真は、現行型ハリアーのLEDシーケンシャルターンランプだ。
マツダはターンランプに”鼓動”を。新型クロスオーバーSUV、CX-30の魅力とは
ウインカーの保安基準には、位置やサイズのほかいくつかの決まりがある。なかでもシーケンシャル型で難しいのは点灯。仮に5分割のタイプだと、1番目(内側)の点灯から順に5番目(外側)が点灯するまで、いずれも消えてはならない。つまり、すべてを光らせるということ。同じく、すべて同時に消灯させる必要もある。これを繰り返すから連鎖だ。
また、通常のウインカーと同じく、点滅は毎分60回以上、120回以下と決められている。そのため、サイズが大きい(LEDの数が多い)ほど早く流す必要がある。外側に向けて連鎖点灯する様がシャープでカッコいい(という人が多い)ことや、LEDの普及によりバルブのコストが下がったことも、採用車種が増えた要因でもある。この流れは、今後も続くだろう。
ちなみに流れるウインカーは、ここ最近に始まったことではない。世界初は1965年のフォード マスタング。バルブ式のテールランプに採用された。日本車初は、1968年に登場した日産ブルーバードSSSクーペ(510型)に、「ハミングシグナル」としてオプション設定。カタログの説明には、「美しい『ハミングシグナル』。パッ、パッ、パッ、と3段階に点灯するチャーミングなコンビネーションランプです」とある。同時期のローレルにも設定されたが、当時は今ほど普及しなかった。
〈文=編集部〉
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?