両面ブリッジ+T51R Kai-BBタービンで600馬力オーバー
レーシングカフェD’zガレージのデモカー!
「元・湾岸最高速ランナーの相棒は800馬力のBNR32」これが正真正銘のストリート痛快スペックだ!
7月に行われた伊藤笑会プレゼンツCRS with チーム絆ツーリング。未曾有のコロナ渦において今後のオーナーミーティングの見本となるような3密を避ける対策が取られていたが、それを実現するために尽力していたのが群馬県渋川市にある頭文字D公認のレーシングカフェD’zガレージ。
その代表岡田さんが、数ある愛車の中から今回のツーリングの相棒として選んだのがこのマシンだ。
“D’z SEVEN-7”と名付けられた深紅のFD3Sは、東京オートサロン2020に展示されていたもの。群馬のREエキスパートとして知られたオカダエンジニアリングが製作したチューンドをベースに、伊藤笑会が令和の時代に相応しいスペックへと進化させたものなのだ。
オートサロン出展にあたって、大きくモディファイされたのが迫力のエクステリアだ。フロントバンパーはRE雨宮フェイシャー9がベースで、伊藤笑会のオリジナル加工によりAD-GT3キットとの完璧なドッキングを図っている。
ボンネットの下に収まっているのは、まるで芸術品のような美しい仕上がりを見せるパワーユニットだ。
ドラッグマシン用のDNAを持つ両面ブリッジポートチューンの13B-REWは、摺動部などにDLC加工が施されている他、直近のオーバーホールでセラミック製のアペックスシールを追加。なお、エンジンメイクはRE雨宮が担当している。
EXマニをはじめとする排気系は、オカダエンジニアリング製のワンオフ品となっている。
組み合わせているタービンはHKSのT51R-Kai BBで、ブースト1.3キロ設定で630psを発揮。インタークーラーはオーソドックスな前置きレイアウトとしているが、異径パイプを採用するなどで効率を追求している。
トランクスペースに設置されている複数の燃料ポンプは、パワーに見合った燃料供給を得るために完全独立の2系統とするため。エンジンルーム内に燃料レギュレターが2個あるのもそのためだ。
足回りは車高調がエレメントスポーツ。ホイール&タイヤは、エンケイGTC01RR(F10J×18+22 R11J×18+15)にプロクセスR888R(F255/35R18 R275/35R18)の組み合わせだ。
インテリアも非常にカスタム度の高い仕上がりとなっていて、メーターフード内に収まるのはSTACKの多機能メーターST868。センターパネルはガレージヤマグチのオリジナルカーボンタイプ。ミッションはHKSの6速シーケンシャルを奢る。
飽くなき挑戦の果てに誕生したマツダのロータリーエンジン、そして作り手の魂が宿るRX-7。これからも感謝の気持ちを持って乗り続けていきたいと、締めくくってくれた。
●取材協力:レーシングカフェD’zガレージ 群馬県渋川市渋川3715-1 TEL:0279-26-2880
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みんなのコメント
一見ただ移動させただけに見えるけど、バンパーやボンネットから入ってくる雨水の影響を受けにくいように風上側に配置されてる。
こういう細かい気配りがされてる車は壊れにくい様に思います。
今はラーメン屋してるはず