この記事をまとめると
■BMW X5にマイルドハイブリッド仕様とプラグインハイブリッド仕様が登場
走りのプロが「ドイツ車」を選ぶのは見栄じゃない! 日本車や他国のクルマと「何が違う」のかレーシングドライバーが分析した
■最上位モデルが600馬力オーバーのハイスペック仕様となっている
■販売はスタートしており納車は7月から順次開始される予定だ
マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドを追加
ドイツのプレミアムブランドとして日本でも高い人気を誇るBMW。コンパクトなハッチバックから大型サルーンやSUV、サーキット走行まで可能なハイパフォーマンスモデルなどなど、扱う車種は多岐に渡る。また、最近ではラインアップの電動化も加速させており、i7やiXといった電気自動車も高い評価を受けている。
そんなBMWのラインアップのなかで、今回紹介する新型車はSUVであるX5だ。「スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)」の先駆的モデルとして、1999年に初代モデルが誕生している同モデルは、日本でも人気の1台で、小さすぎず大きすぎないサイズ感とBMWのプレミアムな質感などが融合したバランスが取れた1台としてお馴染みだ。
今回はこのモデルに、48Vマイルドハイブリッドシステムを組みわせた「MパフォーマンスモデルBMW X5 M60i xDrive」と、プラグインハイブリッドモデル「BMW X5 xDrive50e」、Mハイパフォーマンスモデルにおいて初の48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載した「BMW X5 M Competition」の3モデルが新たに登場した。今回の新型は、2019年に登場した第4世代と言われるモデルをベースとしたクルマとなる。
迫力のあるフロントデザインの象徴のひとつであるヘッドライトは、BMWモデルとして初めて採用となる矢印型デイライト機能を有したLEDヘッドライトとなっており、ひと目で「X5」とわかる仕立てとなっている。また、そんなヘッドライトに負けじとフロントバンパーは大型化されており、プラグインハイブリッドモデルにおいては、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニー・グリルを採用。これにより、夜間における存在感を増しているのがポイントだ。
リヤに関しては、横方向に伸びるスリムかつ大胆にデザインされたX字型LEDコンビネーション・ライトが特徴となっており、こちらもひと目で「Xシリーズ」とわかるデザインになっている。
インテリアにおいては、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブド・ディスプレイを採用して近未来感を演出。視認性も高く、操作性にも優れるBMWならではの機能だ。
BMW特有のiDriveコントローラーまわりをすっきりさせているのも特徴で、運転席まわりの空間を広くし、モダンな印象を与えている点も注目したい。
もっともベーシックなモデルですら500馬力近いハイパワー
BMW自慢のパワートレインを見ていこう。
まず、BMW X5 xDrive50eは、最高出力313馬力(230kW)/5000rpm、最大トルク450Nm/1750-4700rpmを発揮する伝統の3リッター直列6気筒ガソリンエンジンと、最高出力197馬力(145kW)、最大トルク280Nmを発揮するモーターを搭載し、システムトータルで最高出力489馬力(360kW)、システムトータル最大トルク700Nmというハイパワーを実現。
電気モーターのみでは、最高速度140km/hまで走行可能で、一充電あたりの航続距離は約100kmとなる。リチウムイオンバッテリーの容量は29.5kWhだ。
ガソリンエンジンを搭載するMパフォーマンスモデルBMW X5 M60i xDriveは、4.4リッターV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンに、ダイナミックな走りを実現する8速ステップトロニック・スポーツ・トランスミッションが組み合わせられる。
さらには、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力530馬力(390kW)、システムトータル最大トルク750Nmを発揮するとのこと。こちらも怒涛のハイパワーが魅力だ。
サーキット走行なども可能なほどハイパフォーマンスな、MハイパフォーマンスモデルBMW X5 M Competitionは、4.4リッターV型8気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンに、8速Mステップトロニックトランスミッションを組み合わせた1台。
こちらもMパフォーマンスモデル同様に48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータル最高出力はなんと625馬力(460kW)。システムトータル最大トルク750Nmを発揮するモンスターSUVとなっている(上記数値はすべてヨーロッパ仕様)。
また、BMW X5 xDrive50e及びBMW X5 M60i xDriveには「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付きアダプティブ2アクスル・エア・サスペンション」が、BMW X5 Mには「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」が標準装備となる点も注目だ。また、BMW X5 M60i xDriveには、優れた操作性をドライバーに提供する電動パワー・ステアリング「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」も標準で装備されるとのこと。
BMW X5 M Competitionには、電子制御ダンパーとアクティブロールスタビライザーを備えたアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用しており、スポーツ走行も長距離ドライブも快適に行える。なお、Comfort(コンフォート)モード、スポーツ走行に適合するボディ剛性を高めるSport(スポーツ)モード、さらに、ダイナミックな走行を可能にするSport Plus(スポーツ・プラス)モード、合計で3種類のドライブモードを用意しているのも特徴で、シーンにあったセッティングで走ることも可能だ。
そのほか、MスポーツブレーキやM xDrive(エム・エックスドライブ)といったスポーツ走行や安定した走行に欠かせない装備も付随する。
また、BMW各車でお馴染みの「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」「BMWコネクテッド・ドライブ」「BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)」「Amazon Alexa」などといった先進安全装備や快適装備も標準搭載となる。
価格は、xDrive50e M Sportが1260万円、M60i xDriveが1520万円、M Competitionが1972万円となっており、全車右ハンドル、AT仕様だ。
販売はすでにスタートしており、納車は本年7月からを予定しているとのこと。
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クルマは進化しているけど、日本は衰退いる。