バルセロナから世界へ 満を持してフォーミュラE参戦
スペインの高性能車ブランドであるクプラが、フォーミュラEへの参入を発表した。モータースポーツ企業であるアプト・スポーツラインと提携し、2022/2023年シーズンに参戦する。
【画像】情熱の国スペインからフォーミュラE参戦【クプラのGen3マシンと最新の市販モデルを写真でじっくり見る】 全84枚
クプラは、フォルクスワーゲン・グループ傘下のセアトの高性能車ブランドという位置づけだったが、2018年に独立して以降、独自のモデルも発表している。モータースポーツにも積極的で、オフロードレースのエクストリームEには2シーズン参戦し、いずれも中位でフィニッシュ。ETCR電動ツーリングカー選手権では2021年と2022年で優勝を飾っている。
今回のフォーミュラEへの参戦表明にあたっては、「次の発展段階への準備が整った」と述べている。
フォーミュラEはレギュレーションの大幅な見直しを行い、2022/2023年シーズンからは第3世代となるGen3マシンが投入される予定で、これまで以上にパワフルかつハイスピードなレース展開が予想される。
Gen3マシンはツインモーターから合計出力475psを発揮し、最高速度320km/h以上を実現する。また、600kWの回生ブレーキは非常に強力で、リアブレーキなしで走行することができる。
クプラのマシンは、パワートレインをマヒンドラ社(偶然にも最近、インドでフォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームを乗用車に採用する契約を結んだ)が供給する。ドライバーは、オランダ人のロビン・フラインスとスイス人のニコ・ミュラーの2名。
クプラのウェイン・グリフィスCEOは、次のように述べている。
「レースはクプラのDNAのコアであり、我々は勝つために行動します。今こそ、次のステップに進み、世界最大のEVモータースポーツに参加する絶好の機会です。世界で最も象徴的な都市で戦うアプト・クプラ・フォーミュラEチームの姿を見るのが待ち遠しいです」
「フォーミュラEに参戦することで、バルセロナから世界に刺激を与え、真のグローバルブランドになるという我々の目標を明確にできるでしょう」
フォーミュラEの2022/2023年シーズンは1月14日にメキシコで開幕し、7月30日まで続く。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
オコンの後任どうする? アルピーヌが重要視するのは“仲良しコンビ”にあらず「プロフェッショナルなドライバーが必要」
大学への通学2時間でドラテク磨き!「若者のクルマ離れ」がウソのような「軽自動車レース」に青春を捧げた20代男子の英才教育とは
次世代マシンの軽量化、フェルスタッペンにとっては“お話にならない”目標? 「100kg減は少なくとも欲しい」
一体どこが抜け出すんだ!? 2024年ル・マン24時間は開始1時間を過ぎても依然接近戦……11番手発進トヨタ8号車もトップ争いに加わる
みんなのコメント