ホンダ「レブル」シリーズが人気のようで、市街地でも高速道路でもよく見かけるようになった。そのスタイルはヤマハの「ボルト」やカワサキの「バルカンS」などのように、クルーザータイプ(かつては和製アメリカンとも?)だ。
その名から連想できるように、どこかアウトロー的な悪(ワル)の香りが漂うと感じるのは僕(筆者:木下隆之)だけだろうか。このあたりはハーレーの世界観のように、タトゥーやピアスと親和性がありそうなのだが、いかにも和製アメリカンにはズシズシとした刺激と重みがある。
ホントに大型? ホンダ「レブル1100 DCT」はクルーザー型ロードスポーツ
「レブル」の語源は何かと辞書を引いてみると「Lebel=反逆者」となった。「レブル 」ではなく「レベル」と読んでしまいそうだが、ともあれ、いかにもである。
ヤマハの「ボルト」は電圧のボルトか? ビリビリと痺れる感じがイメージできる、と思ったら、英語表記は「Bolt」である。電圧は「Volt」だから、意外にもボルトとナットのボルトなのだ。確かにポスターには六角ナットがイメージされている。
カワサキの「バルカン」は、パプアニューギニアのバルカン火山かバルカン砲(ガトリング砲の名前)をイメージしたに違いない。ローマ神話では「火山の神」。名は体を表すと言うから、印象はぴったりである。
メーカーは自らが生み出したバイクを命名するにあたって、イメージを期待する。無数にある言葉の中から、雰囲気に合った車名を探すのは楽しくかつ苦労があるのだろう。
ところで、ロールスロイスの車名にある統一性をご存知だろうか。
「ゴースト」「ファントム」「レイス」
響きだけを聞くと、とてもスマートであり力強い印象があるが、実はその語源は不気味だ。
「幽霊」「亡霊」「生霊」
これまでロールスロイスは、神秘的な名前を好んできた。音の無いものから命名していたのだ。圧倒的な静粛性を重ね合わせたのかもしれない。確かにキーンと鼓膜を突き刺すような静けさが、ロールスロイスには似合う。
話が逸れたかもしれないが、名は体を表す。とかくアルファベットや数字の羅列を車名にする印象があるバイクの世界で、レブルやボルトやバルカンは、なかなかビートの効いた名称を語源としている。開発者が込めた思いを車名から想像するのも、楽しいものだ。
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みんなのコメント
もう少しよく確認してから記事を書いた方がいいと思います。
友人が乗っていましたが、エンジンがGPzと同系で結構速かった
だけどバンク角が浅かった