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ハミルトン、レッドブルの速さに白旗「メキシコでの彼らは別の次元にいる」|F1メキシコGP予選

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ハミルトン、レッドブルの速さに白旗「メキシコでの彼らは別の次元にいる」|F1メキシコGP予選

 レッドブルは、メキシコGPの予選でフロントロウを独占。ダニエル・リカルドが今季2度目のポールポジションを獲得し、マックス・フェルスタッペンが史上最年少ポールポジション記録更新を逃したものの、2番手となった。しかしそのリードは、金曜日のフリー走行ほど大きなものではなかった。


 逆を言えば、メルセデスとフェラーリは、レッドブルとの差を縮めた……そんなようにも見える。しかしルイス・ハミルトン曰く「レッドブルはまだまだ手のとどかないところにいる」と語った。

フェルスタッペン、最年少PP記録更新ならず「予選全体がダメだった」

「ダニエルにはおめでとうと言いたい。彼らはただ速すぎるんだ。予選までは彼らは自分たちだけの戦いの中にいた。予選でさえ、第2セクターでは彼らに太刀打ちするチャンスはなかった」


 そうハミルトンは語った。

「僕はこの結果に本当に満足している。3番手なら、それほど悪いスタート位置じゃない」

 決勝でレッドブルを打ち破るだけのペースがあると思うかどうかと尋ねたところ、ハミルトンは「僕はそうは思わない」と答えた。

「今日は僕らにとっては良い日だった。昨日がどれくらい悪かったかを考えればね」

 初日のメルセデスは大苦戦。最速だったレッドブル勢から、1秒以上遅れていたのだ。

「夜と昼の違いみたいなものだ。昨日の僕らは本当に苦労していた。FP1はOKだった。でもFP2ではドライブするのが楽しくなかった」

「マシン全体にいくつかの異なる問題があったんだ。技術的な面、エアロの面、メカニカルの面……しかし中でも特に、エアロとエンジンの面で苦しんでいた」

「ひと晩かけて大きな変更が加えられ、今日自分たちの戦いの中に戻ってくることができた。昨日の時点では、ウルトラソフトで予選を走れるような、そんんパフォーマンスを手にできるとは考えなかった」

「ウルトラソフトではなく、ハイパーソフトでスタートしなけれいけなかったら、僕らにとっては大きな不利益となっていただろう」

「予選に入るとすぐ、マシンのフィーリングは”OKだ”というようなモノになっていた。僕らははるかに強いポジションに立てるようになったんだ」

「2回目の走行で、しっかりと仕事をすることができた。それはかなり良かった」

 ハミルトンは7位以上でフィニッシュすれば、無条件で今季のタイトルを決めることができる。また、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝を逃した時点でも、同様にチャンピオンに輝けるのだ。

 昨年のメキシコGPは、混乱の1コーナーとなった。しかしハミルトンは、今年もいつも通りスタートすると宣言した。

「慎重なレーススタートをしなきゃいけないということなのか? そうじゃないだろう」

「誰もがターン1に積極的に飛び込み、ポジションを上げようとする。とても狭いラインだ。だから楽観的に飛び込んでしまえば、接触することになる。逆にアグレッシブすぎても、接触してしまうだろう。だから、いつも通りレースすることを心がけるんだ」

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