ロールス・ロイス・モーターカーズは7月27日、今秋デビュー予定の次期「ゴースト」を予告するスケッチを公開した。
ブランドの代名詞「ファントム」に次ぐラグジュアリーサルーンとして2009年に登場したゴーストは、全長5399mm×全幅1948mm×全高1550mmというロールス・ロイスにしては小柄なボディと、抑制的なエクステリアデザインで、自らステアリングも握るオーナー層を開拓し、ブランド躍進のきっかけを作ったサルーンだ。
公開されたのはサイドビューを示す簡単なスケッチのみだが、フロントからリアに続く直線的なラインと、その上に構築される伸びやかなキャビンのデザインは見紛う事なきロールス・ロイス。同時に発表されたトルステン・ミュラー・エトベシュCEOのメッセージによれば、ゴーストの顧客はアンダーステートメント(控えめ)なロールス・ロイスを希望しているとのことで、新型も押し出しを強調しすぎない英国車らしいルックスになりそうだ。
また、エンジニアリングの点ではマスコット「スピリット・オブ・エクスタシー」と備え付けの傘以外すべてが変更されるとのこと。プラットフォームも一新され、次期ゴーストは「ファントム」や「カリナン」に使用されている新世代オールアルミ製フレーム「スピリット・オブ・ラグジュアリー」を用いる。これにより、大幅な軽量化や乗り心地の改善が図られると見られる。
開発に5年以上の歳月をかけ、エトベシュCEOの言葉を借りれば「ミニマリストのためのロールス・ロイス」に仕上がるという次期ゴースト。グッドウッドのエンジニア達はコロナ禍の中でも伝統あるブランドのエッセンスをすべて注ぎ込み、この看板モデルのフルモデルチェンジを達成した。全貌公開は秋にデジタルワールドプレミアとなるから、それまで楽しみに待ちたい。
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