■軽四輪車新車販売台数の急激な落ち込みは4月から
全国軽自動車協会連合会から、2020年5月軽四輪車 通称名別 新車販売速報が公開されました。
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速報によると、2020年5月の軽自動車販売台数第1位は、ホンダ「N-BOX」の1万1655台。これは、2位のダイハツ「ミラ」(「ミラ トコット」を含む)の4504台に大差を付けた断トツともいえる販売台数ですが、前年同月比52.4%と、約半数に減少する結果となりました。
また、ミラも前年同月比56.6%とほぼ半数となっていることから、N-BOX単体の販売台数が半数になった訳ではなく、軽自動車自体の販売台数が昨年5月と比べて約半数となっています。
軽四輪車新車販売台数の2020年月別・車種別推移で見ると、2020年1月の軽乗用車の販売台数は10万8374台(前年同月比 -13.1%)、2020年2月は2万8897台(前年同月比 -8.2%)、2020年3月は16万3342台(前年同月比 -6.8%)と、前年の同月に比べ10%前後の減少だったのに対し、2020年4月は7万4557台(-35.4%)、2020年5月は5万0623台(前年同月比 -55.9%)と、急激な落ち込みを見せています。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大を終息させるための自粛行動が強まった3月後半以降、軽乗用車需要が一気に落ち込んだことが考えられ、新型コロナウイルスの軽乗用車市場への大きな影響が見受けられる流れです。
この大幅な販売台数の下落は、消費者の軽乗用車に対する購買意欲の減少のみならず、新型コロナウイルスの影響によって部品の調達が困難となったことにより、生産ラインを一部停止するなど、生産能力の低下による納車時期の不透明さなども要因のひとつと考えられます。
政府によって発令された緊急事態宣言が5月25日に解除となりましたが、北九州市でクラスターが発生するなど、新型コロナウイルスの脅威はまだまだ終息する気配を見せません。
その一方で、満員電車などの密集した場所を避けるために、密を避けて移動できるクルマでの通勤が見直されています。
新型コロナウイルスの感染リスクが最小限かつ、公共交通機関の混雑解消にも貢献できるクルマ。そのなかでも、維持費と使い勝手などコストパフォーマンスに優れた軽乗用車の需要が上向くことも考えられます。
緊急事態宣言の発令後から低迷している経済を考えると、すぐに例年通りの販売台数に戻ることは期待できる状況ではありません。
しかし、各メーカーとも新型コロナウイルス感染拡大の早期収束を目指した取り組みが先決と考えているため、しばらくは耐えるしかないというのが現状です。
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