■軽自動車からスーパーカーまであらゆるモデルに備わる「タコメーター」
普段見かけるクルマのほとんどは、自動でシフトチェンジを行うオートマチック車(AT)です。トラックが多い物流業界でもオートマチック化が進んでいます。
タコメーター、軽にとっては「飾り」? 非装備でも構わない理由とは
自分でシフトチェンジをする手間を省くため、さまざまな方式が採用され、クラッチ操作する機会も無くなっていますが、今なおオートマチック車でも「タコメーター(回転計)」がメーターパネル上に備わっていることが多いです。
もともと、タコメーターはエンジン回転数に応じてシフトチェンジするタイミングを図るために設置。マニュアル車をスムーズに運転するには、適切なエンジン回転数でのシフトアップ/ダウンをする必要があり、不適切なタイミングの場合、シフトチェンジ時の振動が大きくなるほか、ギヤを破損する可能性もありました。
しかし、最近のクルマではオートマチック車が当たり前の時代です。さらに効率化やコストカットなど、さまざま要因で無くなっていく機能や装備があるなかで、なぜ「タコメーター」は残り続けるのでしょうか。
人気の軽自動車「N-BOX」から、スポーツモデル「NSX」をラインナップするホンダ販売店のスタッフは次のように話します。
――オートマチック化や効率化が進むなかで、「タコメーター」が残る理由はなぜでしょうか。
一時期、各社のモデルには時代の流れで「タコメーター」を廃止したクルマも存在していました。しかし、セダンや上級グレードを購入されるお客様は年齢層が高いこともあり、昔ながらの「タコメーター」が無いクルマには不満の声もあり、「タコメーター」を要望される方が多かったそうです。
また、最近のクルマは「走行モード」を選択でき、シフトレバーやパドルシフトで任意なシフトチェンジを行うことができます。そのため、従来のようにエンジン回転数を知る必要があり「タコメーター」が不可欠なものとなります。
ホンダ車に限らず、他社でも「走る愉しさ」を尊重するモデルやグレード、仕様が存在していることからも、「タコメーター」が無くなることはないと思います。
※ ※ ※
「タコメーター」同様に、EV車やハイブリッド車には電力量、発電駆動を表すメーターがありますが、環境面や低燃費のために必要な『エコドライブ(省エネ運転)』を行うためにも、適切な電力量とエンジン回転を確認するには重要なものといえます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長3.5m! トヨタが「小さなMRスポーツカー」を開発! “5速MT×1.8Lターボ”搭載した「爆速モデル」に熱望の声!
[N-BOX]もっと窮地に!? 新型ムーヴ秋発売!? バカ売れ必至のデキ
車検更新「2か月前から」に拡大へ!「年度末激混みパンク状態」脱却へ法改正 “期限そのまま新車検証”受付期間の延長で便利に!?
マツダ「“超すごい”4ドアクーペ」実車公開! “元祖”な「美麗デザイン」がカッコイイ! 精悍すぎる「魂動」第一弾「SHINARI(シナリ)」登場
中華製ディスプレイオーディオの耐久性ってどうなん!? 数年使ってわかったホントの性能が衝撃
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?