自由なデザインがアダとなり「変顔」になってしまったモデル!
ヘッドライトがガラス製だったころは、ほぼ丸型か角型しか選択肢がなかった。しかし時代が進み、樹脂製ヘッドライトが一般化すると、各社個性的な形状のヘッドライトを持つクルマを登場させるようになってきた。
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最近では光源もバルブではなく、LED化することでよりシャープなデザインをすることも可能となり、近年のトレンドも相まって「オラオラ顔」と呼ばれるコワモテなフロントマスクを持つクルマが増えてきている。
しかし、過去を振り返ってみると、自由過ぎるデザインがアダとなって非常に個性的なフロントマスクになってしまった車種も存在していた。今回はそんな「変顔グルマ」を独断と偏見でピックアップしよう。
1)三菱ミラージュディンゴ
「スマート・ユーティリティ・ワゴン」と名付けられたトールボーイ的なスタイルを持つミラージュディンゴ。たたんだベビーカーを立てかけて固定できるベビーカーアタッチメント、運転中に振り返らなくても後席の様子が確認することができる「赤ちゃん見えるミラー」などを備えた仕様や、豊富なシートアレンジなど子育て世代に向けた仕上がりとなっていた。
そんな特徴も吹っ飛ばすほど特徴的だったのが、そのフロントマスクだ。コンパクトカーには似つかわしくないほど大型の縦型ヘッドライトユニットはインパクト大。かわいいとかコワモテとかいう次元を超越したものだった。さすがにマイナーチェンジ時に一般的なヘッドライトに改められたが、エアロ系グレードには最後までこのヘッドライトが使用されていたのだ。
登場時は衝撃的だったが今ではすっかり溶け込んでいるクルマも
2)ホンダ・インテグラ
ホンダのミドルサイズのクーペ及びハードトップセダンであったインテグラ。1993年に登場した3代目モデルは、プロジェクターランプを採用した4灯のヘッドライトを採用しており、初代のリトラクタブル、2代目の横長タイプに続き、3度違う方式のヘッドライトの採用となっていた。
しかし、この4灯ライトは日本国内ではあまり評判が高くなく、登場から2年後のマイナーチェンジで、先代型のような横長タイプのヘッドライトに戻されている(一部グレードに4灯は残されたが)。そのため、途中から追加されたインテグラタイプRはこの横長タイプのヘッドライトのみとなっているというわけだ。
ただし、北米市場では4灯ライトが好評だったようで、4代目にバトンタッチするまで4灯のまま販売されており、日本には存在しない後期型4灯ライトというものが存在している。
3)トヨタ・シエンタ
2015年に約12年ぶりにフルモデルチェンジを果たして2代目となったトヨタ・シエンタ。初代の丸目とは打って変わり、切れ長のヘッドライトとバンパー下部まで伸びるガーニッシュを持つ個性的なフロントマスクに大変貌を遂げた。
登場当初は賛否両論巻き起こっていたが、今ではすっかり日常に溶け込んでおり、昨年9月には登場から4年が経過しているにもかかわらず月間販売台数ランキングのトップを飾るほどの人気車種となっている。現行型のプリウスもそうだが、登場時はギョっとするようなデザインでも、気づけばすっかり馴染んでしまっているのはトヨタのデザインの妙と言えるのかもしれない。
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