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今からガソリン車を買うのはNG?EVの普及で今後乗れなくなるの!?【中古車選びお悩み相談】

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今からガソリン車を買うのはNG?EVの普及で今後乗れなくなるの!?【中古車選びお悩み相談】

カーライフ [2023.07.14 UP]


今からガソリン車を買うのはNG?EVの普及で今後乗れなくなるの!?【中古車選びお悩み相談】
 中古車選びにまつわる素朴な疑問にお答えするコーナー。今回のテーマは「内燃機関車の購入」について。中古車に詳しいグーネットマガジン編集部がわかりやすく解説します。

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質問:世の中電動化が進んでいるので、今から内燃機関車を買わないほうがいいですか?

答え:「NO」。自分のライフスタイルで選びましょう!
 最近の自動車ニュースを見ると、電動化モデルの話題ばかり。メーカーが送り出す新型車も、その大半は電動化モデルとなってきました。いま、純粋な内燃機関車(ガソリン車/ディーゼル車)というのは、かなり少なくなっているのは事実です。それゆえ、これから買うなら電動化モデルにしないと損をする……と思いがち。今回はそんな疑問にお答えします。


2035年までに純粋な内燃機関車は廃止の方向
 政府は、2035年までに、乗用車の新車販売で電動化モデルを100%にするという目標を立てています。ここでいう電動化モデルとは、バッテリー式電気自動車(BEV)、燃料電池車(FCV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、そして一般的なハイブリッド車(HV)を指します。

 また、公共用の急速充電器3万基を含む充電インフラ15万基を設置し、2030年までに内燃機関車とほぼ変わらない利便性を確保するとしています。また、1000基の水素ステーションを配備するなど、将来的には確実に脱ガソリンが進んでいます。2035年まであと12年なので、まさに今が内燃機関から電動化への過渡期となっているのは間違いないでしょう。


既存のガソリン車は当分使える
 では、2035年以降はいま乗っている内燃機関車は使えないのかと思うひとがいますが、そんなことはありません。今回規制されるのは自動車メーカーであり、ユーザーではないのです。つまり、それ以降も内燃機関車に乗ることができます。純粋な内燃機関車の新車販売は終了する予定ですが、中古車であれば購入可能なので、完全に廃止されるというわけではありません。

 ただし、政府は2050年までに温室効果ガス(主に二酸化炭素)の排出をゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。この目標達成に向けて、内燃機関車の利用が制限される話も浮上しています。現段階では見通しが不明でありますが、将来的には内燃機関車が乗れなくなる可能性はゼロではありません。


画像はイメージです。

結局はユーザーのライフスタイル次第
 将来的に内燃機関車が利用できなくなる可能性は否定できませんが、少なくとも今後10年以上は現在と大きく制度が変わることはありません。逆にいえば、いまはガソリン車やディーゼル車を楽しめるチャンスともいえます。自分のライフスタイルに合わせて、電動化モデルか内燃機関車を選ぶとよいでしょう。

 最近のBEVは一充電航続距離が伸びているものの、長距離走行にはあまり向いていません。行動半径が比較的狭いユーザーに向いているクルマといえるでしょう。また、環境保全意識が強いユーザー、新しいガジェットが好き……というひとにも向いています。モーターによる走りは内燃機関車とは大きく異なるので、試乗したら走りが気に入ったと口にするドライバーも少なくありません。


まとめ
 自動車メーカーは次々と電動化モデルをリリースしており、純粋な内燃機関車にスポットライトが当たることは少なくなってきました。でも、ユーザーはそれに合わせる必要はありません。両者のメリット、デメリットを知って自由なカーライフを送ることが大切です。


ほかにもこんな記事が参考になります。
https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/drive/45347/

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みんなのコメント

111件
  • 欧州や中国もやっぱり電気はムリじゃね?って、最近気づいたらしい。
  • 去年ガソリン車、新車で買いました。
    MTです。
    そのうちMTも乗れなくなるってことかな?と思ったら、20すうねんぶりですがMT乗るなら今しかないと思って買いました。
    自分が良ければいいんじゃないですか?
    売る時には安くなるかもしれないけど、乗りたい車を買いたいですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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