予定価格＋100万円で落札 自治体所有のキッチンカー 252万円で落札 官公庁オークション結果

三宅町ラッピングのキッチンカー

奈良県磯城郡の三宅町は、同自治体の所有する2008年式トヨタ・タウンエース・キッチンカーをオークションに出品。オークションは入札形式でおこなわれた。

2022年10月11日に入札が締め切られ、同車の最終落札価格は252万1000円となった。26件もの入札があった。

三宅町では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、不用になった車両や物品を売却している。今回開催されたオークションには全国の自治体から消防車や救急車、バスなどが出品された。

今回三宅町より出品された車両は初年度登録2008年11月。1.49Lガソリンエンジンを搭載するAT車。乗車定員は2名となる。三宅町のラッピングがなされており、販売口4枚開きアクリルサッシ、3層シンク給排水200Lステンレスタンク、外部100V電源供給システムなどを装備する。走行距離は4万397km。

予定価格は150万円とされていたが、最終的には252万1000円の値をつけた。

また、今回のオークションには消防車も多数出品されており、長野県の軽井沢町から出品された2002年式日野デュトロ消防ポンプ車（走行1.3万km/4.9Lディーゼル/MT）は予定価格30万円のところ、78万1110円で落札された。

静岡県の御前崎市より出品された2005年式トヨタ・トヨエース消防車（走行1.6万km/1.99Lガソリンエンジン/MT）は予定価格20万円のところ、46万円で落札された。

いずれも予定価格を上回る金額で落札されたことで、自治体にとっては貴重な収益源となることだろう。なお、いずれも代金の納付期限は2022年10月25日となっている。

Comments

金のある人にどんどん入札してもらえばいいじゃん。

高くね？