■新開発の1.8リッターエンジンは加速性能と燃費性能を両立
スバルは、2020年にフルモデルチェンジして新型になる「レヴォーグ」のプロトタイプモデルを、2019年10月23日から開催された東京モーターショー2019で世界初公開しました。
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新型レヴォーグは、スバルの最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会において、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」を実現したパフォーマンスワゴンです。
「クルマの本質である運転を心から愉しめる未来をつくること」「ユーザーの人生をもっと豊かにしていくパートナーであること」をテーマとして開発されたといいます。
さらに、「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」という、スバルが提唱し続けるグランドツーリング思想に基づき、新世代スバルの象徴となるモデルとして造り込みました。
新型レヴォーグのデザインは、スバルのデザインフィロソフィーである「Dynamic × Solid」を深化させ、新デザインコンセプト「BOLDER」を市販車として初採用しています。
新たなデザインコンセプトには、「意のままにクルマをコントロールする愉しさ」「いままで経験したことのない新たなアクティビティに向かって大胆にチャレンジしてほしい」という気持ちが込められているといいます。
テクノロジーとして、新世代アイサイトが採用されました。広角化した新開発のステレオカメラと、前後あわせて4つのレーダーによる360度センシングで、見通しの悪い交差点での出合い頭や右左折時まで、プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の作動範囲を拡大しました。
さらに、GPSと準天頂衛星「みちびき」を介してロケーターが自車位置を正確に特定し、高精度マップを組み合わせて、高速道路での行く先の道路形状をクルマが把握。カーブ前の減速や渋滞時のハンズオフ走行支援する最先端の運転支援システムを実現しています。
つながる安全では、万が一の大きな事故の際にクルマから自動で警察や消防へ自動通報するコネクテッドサービスを、国内のスバル車として初採用しました。
また、ドライバー が体調不良に陥るなどの緊急時には、ボタンひとつでコールセンターにつながるサービスを提供します。
搭載されるエンジンは、新開発の1.8リッター水平対向直噴ターボエンジンにリーン(希薄)燃焼技術を採用し、加速性能と環境性能を高次元で両立。
2016年に登場した5代目「インプレッサ」から採用しているスバルグローバルプラットフォームを新型レヴォーグにも採用。高剛性化に寄与する「フルインナーフレーム構造」を採用することで、SGPが大幅に進化しました。
意のままに操れる自在性と質感高い走りを実現し、乗る人すべてが心から気持ち良いと思える運転の愉しさを提供します。
株式会社SUBARU 代表取締役社長の中村知美氏は、新型レヴォーグについて次のようにコメントしました。
「先日、トヨタ自動車との新たな業務資本提携を発表しました。とくにCASE、MaaSといった新たな領域の対応においては、トヨタとともに歩んでいき、社会的責任と発展を果たしていきたいと考えています。
一方で、自ら存在意義を示すべき領域においては、これまで以上にスバルらしく、個性的で、走る楽しさを追い求めたもっといいクルマ作りを目指していきます。
お客さまに人生を楽しんでいただくこと、そのために安心して乗っていただけるスバルのクルマを提供することが私たちの使命だと考えています。
その思いを、『believe 人生をより良くできるクルマはきっとある』を新たなコンセプトに表現しました。
クルマに求められる社会的責任のなかで、第2世代となる新型レヴォーグ(プロトタイプ)は、モビリティ社会がどのように変化しても、誰もが自分の意志で運転をどこまでも楽しめる未来を実現することを目指して、現在開発を進めています。
スバルグローバルプラットフォームや新開発1.8リッター直噴ターボエンジン、そして次世代アイサイトなど、スバルらしい最新技術を惜しみなく投入します。
乗る人の人生をもっと豊かにするパートナーとしてスバルが継承してきたツーリング思想を大幅に進化させ、2020年後半の発売を予定しています」
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